ギャラリー

絵画や工芸などさまざまなジャンルの企画展を開催しています。最大壁面40m、外光を取り入れることが可能な空間となっています。アーティストの方と協力しながらも催すアートの数々をお楽しみください。貸展空間としてもご利用いただけます。 (貸スペースのご案内はこちら)

今後のスケジュール
これまでの催し

貸スペースによるイベント※お問合せ先は各主催団体になります。
当館主催または共催・協力イベント

岩崎ミュージアム第483回企画展
竹渕 出 写真展

東亞夜行 ~夜と中心の外側~

2023年3月1日(水)〜3月26日(日) ※最終日16:00終了

竹渕 出 Izuru Takebuchi

風景を被写体とした写真には、撮影手法や自分との関係や向き合い方、その時の心持ちなどをコンセプトの重きにする作品もあるが、自分の場合はただただ撮影を楽しんでいる。昆虫採集をして標本を作りコレクションしていくように風景を撮影してコレクションしていく作業。自分にとっての作品作りはそんなところだ。そして海外では観光がロケハンになる。

写真集「まだ見ぬ夜の中心を探しに」
2023年2月24日(金)発売

価格 1760円(税込)
B5判 64ページ ソフトカバー
※「縦読み」仕様本:背(閉じ部分)を上にして、(カレンダーのように)縦開きして鑑賞する本です

まだ見ぬ夜の中心を探しに

■プロフィール

2002年 日本写真芸術専門学校卒
2003年 ダークルーム展(横浜)
2005年 サイクルミッション tengokunotobira展 岩崎ミュージアム(横浜)
2007年 個展「oriental quiet―Knock'n on heaven's door―」ギャラリー四門(横浜)
2008年 個展「Mosquito」ギャラリー四門(横浜)
2016年 志水則友×竹渕出 展(恵比寿)
2018年 個展「Chinastar」EIXO Galleria Ginza(銀座)

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岩崎ミュージアム第484回企画展
ロコノタカラジマ RAINBOW WARRIOR

2023年3月29日(水)〜4月16日(日) ※最終日16:00終了

 1989年、横浜博覧会で最も大きなパビリオンに、高さ10m程、横巾は、いくつかに分かれ 50m程、このパビリオンを守る守護神のつもりで巨大な人型を制作していた。声をかけてきたのが、パビリオンの中のアメリカブースのプロデューサー、Mr.Rだ。一年程前から打合せで横浜に来日していたとき、自分を探していたという。自分の描くフィギュアを見て“RAINBOW WARRIOR”と語りかけてくる。すぐにSan Diego(カリフォルニア)に来てくれという。横博が終わり、すぐに渡米した。
 Mr.Rは純粋なインディアンの血を受け継ぐという。米国でアートプロデュースのスタジオを開いていた。“RAINBOW WARRIOR”とは大地、自然、宇宙を守る、主に北米インディアンの守護神だと説きはじめる。ロコの描くフィギュアがそのものだと、Mr.Rは自分とロコは昔、血がつながっていたといいはじめる。San Diegoを中心にメキシコなどに数十箇所に描くことになった。
 そして、宝島からのオファーがきた。島のメインの港に日本で最大級の外壁画、しかも凹凸がすごい。高さ15m、横巾120m程。体力の限り描いてみた。約3ヶ月間を予定した。雨の日が多く、見通しが立たない。なんとか、晴れ間を味方にして仕上げた。自分の描く“RAINBOW WARRIOR”がすこしでも宝島と島民の人々に自由と幸せと平和を守る守護神であることを願いながら。そして、制作している背後に幾度か、光り輝く虹が巨大なアーチをつくっていた。
 宝島の人々をはじめ、壁画制作を応援していただいた方々に心より感謝です。

2023.Jan.30(Mon)Roccó(ロコサトシ)

2023年4月8日(土) 14:00~ 報告会 開催!
ロコサトシが長年モチーフにしているRainbow Warriorとは何なのか?
金沢文庫芸術祭チーフプロデューサー・浅葉和子さんに解説いただきます。

出演:ロコ サトシ・大野 隆介
Special Guest:浅葉 和子(アサバアートスクエア主催)

https://www.rocco-zoo.com/pg207.html

ロコサトシ(Roccó)
1970年代後半より、桜木町東横線高架下で不思議なシルエットの壁画を描き始め、現在ではウォールペイントの創始者として周知されています。’89年横浜博覧会で最大級のパビリオンをペイント、新本牧地区、みなとみらい21地区、横浜ポートサイド地区など、横浜のシティ・キャラクターを形成する重要な景観に作品を提供。’95年には市営バスのペイントが話題を呼びました。民間からも数多くの壁画などの依頼を受けています。’95年より彫刻の森美術館に作品を常設。渋谷同潤会アパートのイベント、表参道の大壁画を担当。一方、’90年よりカリフォルニア州・サンディエゴ市に拠点を構え、その活動に対し、同市長より謝意宣言書が発布されました。ボブ・マレー生誕50周年記念コンサートでは平和賞受賞。その年のアートオブザイヤー・ベスト10に選ばれました。そして、’99年に横浜市文化賞奨励賞芸術部門賞受賞。11年は横浜赤レンガ倉庫の100年前のカワラに絵を描くワークショップを月1で開催している。作家活動と並行してさまざまなワークショップを行っています。特に、街と学校と家庭とのつながりを深めるため、父兄、教職者、自治体などと話し合いを重ね、美術を通して子供たちの生活や学校の環境の改革に力を入れています。2018年には画業40周年を迎え、戸塚さくらプラザギャラリーでの大規模な個展を皮切りに横浜各地で展覧会・イベントを開催しました。また、80年代後半に活動していた横浜の姉妹都市サンディエゴで、20年ぶりに発見された当時の作品が縁で、現地からの招聘により展覧会・講演会・ワークショップを開催しました。

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たかはしゆうじ水彩画展

2023年4月18日(火)午後〜4月23日(日)※最終日16:00終了

水彩画の魅力に惹かれ描き続けております。
できるだけたくさんの方に見ていただけたら幸いです。

■プロフィール

1972年 神奈川県生まれ
日本デザイン専門学校イラストレーション専攻卒業
様々なイラスト関連の制作会社で勤務しながら2013年頃からカルチャー教室にて水彩画を始める

現在も水彩画の魅力に惹かれ描画を続けています

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岩崎ミュージアム第485回企画展
The Exhibition of KATAN ISHIKAWA

2023年4月26日(水)〜5月7日(日) ※5月1日(月)休館 ※最終日16:00終了

 昨年12月、ベトナムの西端にあるフーコック島と中部の高原にある街だラットへ行ってきました。コロナの影響で3年ぶりの海外旅行となりましたが、現地ではまだまだ日本人の観光客は非常に少なく、とくにフーコック島では日本人を見ることは皆無でした。
 そして、驚いた事にフーコック島のベトナム人以外の外国人旅行者の8割位がロシア人だったのです。もともとベトナムとは関係が深いせいか、以前からロシア人観光客は多く見かけましたが、他の観光客が減少したという事もあるのでしょうが今回は特に目立ちました。
 そういえば直前のニュースで、タイのプーケットでの外国人観光客の8割がロシア人で長期滞在している人が多く、またインドネシアのバリ島でも長期滞在している人が多いと言っているのを思い出しました。ロシアとウクライナの戦争の影響が出ているということのようです。
 一次産業中心の経済では領土の面積が国勢に影響するということはありますが、経済発展した国では領土の広さはほとんど意味のないことで、産業発展のほうが国勢には重要だと思います。
 旧態依然の価値観に囚われている政治家が妄想とプライドだけで動くと非常に危険です。
 関東大震災と東日本大震災。スペイン風邪とコロナ、ウォール街の暴落とリーマンショック、振興経済国の台頭にともなう経済競争の激化、ナチスの侵攻とロシアのウクライナ侵攻、大衆迎合の政治と経済政策の破綻。
単なる思い過ごしであればいいのですが、現在が戦争前の状態に近づいているのではないかと危惧しております。
 毎日ただまっすぐ思うままに作品を制作しておりますが、将来作品を見返した時に、そのような心理状態が無意識に作品に反映されていると思うのかも知れません。
今回も新しい作品を発表できることとなりました。
皆様には、ご来駕ご高覧いただければ幸いに存じ上げます。

石川珂旦

作者略歴

  • 1989年
    • 東京・渋谷
      • ギャラリードリームコレクションにて1995年迄毎年新作展開催 1996年以降1998年迄隔年開催
  • 1996年
    • 東京・銀座
      • ギャラリー珂旦exhibitにて新作展開催
    • 東京・銀座
      • 近江画廊にて展覧会開催 以降2002年迄隔年開催
  • 1997年
    • 兵庫・神戸にて展覧会開催 以降毎年2000年からはTORギャラリーにて2008年迄毎年開催
  • 1999年
    • 東京・神宮前
      • ギャラリー珂旦art worksにて新作展開催 以降2001年迄隔年開催
    • 広島・三原ギャラリーKにて展覧会開催以降2008年迄毎年開催
  • 2000年
    • 岩手・盛岡
      • かわとく工芸館にて展覧会開催 以降2010年迄毎年開催 2012年以降ギャラリーカワトクにて毎年開催
    • 大阪・枚方
      • ギャラリーアンピオにて展覧会開催以降2006年迄毎年開催
    • 米国・サンフランシスコ
      • Gallery Piazzaにて展覧会開催
  • 2001年
    • 神奈川・横浜
      • 岩崎ミュージアムにて展覧会開催 以降2020年を除き毎年開催
  • 2003年
    • 東京・銀座
      • プランタン銀座ギャルリィ・ドゥ・プランタンにて展覧会開催 以降2006年迄毎年開催
    • 石川・金沢
      • めいてつ・エムザ美術サロンにて展覧会開催 以降2010年迄毎年開催
    • 宮城・仙台
      • 藤崎美術ギャラリーにて展覧会開催 以降2020年を除き毎年開催
    • 東京・新宿
      • 新宿三越美術画廊にて展覧会開催
  • 2004年
    • 福島
      • 中合福島店美術サロンにて展覧会開催 以降2018年迄毎年開催
    • 東京・銀座
      • 松屋銀座本店アートスポットにて2005年から2009年迄
          • 美術サロンにて 2010年美術画廊にて2011年及び2012年
          • イベントスクエアにて2014年
          • 遊びのギャラリーにて 展覧会開催以降毎年開催
    • 広島
      • そごう広島店 美術画廊にて展覧会開催 以降2008年迄毎年開催
  • 2005年
    • 東京・日本橋
      • 日本橋三越本店リビングステージにて展覧会開催
    • 栃木・宇都宮
      • 東武宇都宮百貨店美術画廊にて展覧会開催 以降毎年開催
    • 東京・二子玉川
      • 玉川髙島屋アートサロンにて展覧会開催 以降2006年を除き毎年開催
  • 2006年
    • 東京・池袋
      • 池袋三越店アートギャラリーにて展覧会開催 以降2008年にも開催
  • 2007年
    • 東京・日比谷
      • 帝国ホテル彌屋ギャラリーにて展覧会開催 以降2010年迄毎年開催
    • 茨城・水戸
      • 京成百貨店アートギャラリーにて展覧会開催 以降毎年開催
    • 福島・郡山
      • うすい百貨店イベントコーナーにて展覧会開催
  • 2008年
    • 大阪・梅田
      • 阪急うめだ本店美術画廊にて展覧会開催 以降2020年迄毎年開催
  • 2009年
    • 群馬・高崎
      • 高崎髙島屋アートギャラリーにて展覧会開催 以降毎年開催
    • 岡山
      • 岡山天満屋美術ギャラリーにて展覧会開催 以降毎年2013年より美術画廊にて開催
    • 兵庫・西宮
      • 阪急アートギャラリーにて展覧会開催。以降2011年迄毎年開催
    • 千葉
      • 三越特選画廊にて展覧会開催
    • 長野・松本
      • 井上百貨店ギャラリー井上にて展覧会開催 以降2019年迄毎年開催
  • 2010年
    • 北海道・札幌
      • 札幌三越ギャラリーにて展覧会開催 以降2020年を除き毎年開催
  • 2011年
    • 広島・福山
      • 福山天満屋アートギャラリーにて展覧会開催 以降2012年より美術画廊にて毎年開催
    • 福岡・北九州
      • 井筒屋小倉店美術画廊にて展覧会開催 2013年を除き2015年迄毎年開催
    • 石川・金沢
      • 香林坊大和アートサロンにて展覧会開催 以降2019年迄毎年開催
  • 2012年
    • 鳥取・米子
      • 米子天満屋美術画廊にて展覧会開催 以降2013年にも開催
    • 広島
      • 天満屋広島八丁堀アートギャラリーにて展覧会開催
  • 2013年
    • 岡山・倉敷
      • 倉敷天満屋美術画廊にて展覧会開催 以降2014年と2021年を除き毎年開催
  • 2014年
    • 山口
      • 山口井筒屋美術ギャラリーにて展覧会開催 以降2018年迄毎年開催
  • 2017年
    • 福岡
      • 大丸福岡天神店アートギャラリーにて展覧会開催 以降毎年開催
    • 広島
      • 広島三越三越画廊にて展覧会開催 以降毎年開催
  • 2018年
    • 大分
      • 大分トキハ美術画廊にて展覧会開催 以降2020年にも開催
  • 2019年
    • 長野
      • ながの東急美術画廊にて展覧会開催 以降2021年迄毎年開催
  • 2020年
    • 愛知・名古屋
      • 松坂屋名古屋店美術画廊にてギャラリーにて展覧会開催

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