横浜保育教育専門学校 × ユニ・チャーム株式会社「紙おむつから学ぶ、保育と社会のつながり」特別講義を開催

横浜保育教育専門学校 × ユニ・チャーム株式会社「紙おむつから学ぶ、保育と社会のつながり」特別講義を開催

学校法人岩崎学園 横浜保育教育専門学校では、2年生を対象にユニ・チャーム株式会社の那須紀行氏を講師にお迎えし、紙おむつをテーマにした特別講義を実施しました。

「紙おむつ」と聞くと、赤ちゃんが使うものというイメージがありますが、講義では、その一枚に込められた技術や環境への取り組み、保育現場を支える工夫など、多くの学びがありました。

ユニ・チャーム株式会社は、「赤ちゃんから高齢者、そしてペットまで、すべての人と動物が自分らしく暮らせる共生社会」の実現を目指し、ベビーケア、フェミニンケア、ウェルネスケア、ペットケアなど幅広い事業を展開しています。生活者一人ひとりのニーズに寄り添った商品・サービスの提供とイノベーションを通じて、社会課題の解決と持続可能な社会の実現に貢献しています。

講義では一般の店舗では目にすることのない商品についても紹介されました。NICU(新生児集中治療室)で使用される超低体重出生児向けの「5Sサイズ」の紙おむつは、体重1kg未満で生まれた赤ちゃんのために開発されたものでトップメーカーとして社会的使命を果たす商品づくりの話に、学生たちも真剣に耳を傾けていました。

ユニ・チャーム株式会社 那須紀行氏

紙おむつの仕組みについては、実際に吸水ポリマーを使った実験を体験しました。色水を加えると、あっという間にゼリー状に変化する様子に学生たちは驚き、「えっ! 真水だと1グラムで100倍も吸収するの?」「水を吸ったのにベタつかない。サラっとしてる!」といった声も聞かれました。普段何気なく使われている紙おむつに、さまざまな工夫が詰まっていることを実感する機会となりました。

吸水ポリマーを使った実験をする学生たち

また、講義では紙おむつそのものの性能だけでなく、保育現場の課題についても考えました。以前は保護者が毎日紙おむつを持参し、使用済みの紙おむつを持ち帰ることも一般的でした。しかし現在は、保育施設で処分できる環境づくりや、保護者が紙おむつを持参しなくても利用できる「手ぶら登園®」といったサービスも広がっています。サイズごとに色分けされた手ぶら登園®専用紙おむつなど、保育士の業務負担や保護者の育児負担を減らす工夫についても紹介されました。

学生たちは、紙おむつを通して、子どもたちや保護者、保育者を支える企業の取り組みや、環境への配慮、社会課題の解決につながる物づくりについて学びました。

保育士を目指す学生にとって、「保育は子どもと向き合うだけではなく、多くの企業や地域の支えによって成り立っている」ということを知る、貴重な学びの時間となりました。

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