ギャラリー

絵画や工芸などさまざまなジャンルの企画展を開催しています。最大壁面40m、外光を取り入れることが可能な空間となっています。アーティストの方と協力しながらも催すアートの数々をお楽しみください。貸展空間としてもご利用いただけます。 (貸スペースのご案内はこちら)

今後のスケジュール
これまでの催し

スケジュール

岩﨑ミュージアム第395回企画展
間の構造虚空をよみとる
2017年21()35()


 人間には、対する人と物との心地よい適度な「間」が存在します。文章の行間に感じ入る、言葉を発するタイミングなど日常においても空間・距離・時間という所謂「間」が、実際の言葉や目に見えるもの以上に意味を持つ場合があります。この「間」を慮る行為は、本来日本人は特に優れているのではないかと感じます。現代社会において自己主張が重視されるなか、より直接的な表現によって心の幅が失われ、つかみようのない不安感に苛まれる今、世の中の流れに翻弄される事なく、今一度自身の心のつぶやきに耳を傾けてほしい。
 それぞれの作家が作り上げた「間」は、作者の意図を超えて、見る側に深く広く想いを投げかけるでしょう。その「間」に吸い込まれ、再び自身に戻り自分の真髄に触れる。作家個人の「我」を超越した「間」の作品によって、見る側をまだ見ぬ心の宇宙へいざなうことでしょう。

[f.e.i art gallery]


term1 : 2 月 1 日(水)~ 2 16 日(木)
   小川敦生中島法晃/安原成美
term2 : 2 月 17 日(金 /13:00- )~ 3 5 日(日)
   尾形純/鮫島大輔/澤本幸子

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デッサンの楽しさを探る絵画展
2017年3月8日(水)〜3月12日(日)
主催:アトリエ櫻井

私たちの身近にあるものや、木、草などの自然のもの、風景などから得る感動と思いをデッサンにする勉強をしています。 見ること、描くことを繰り返し考え、それぞれの感性を表現する作品の制作を目指しています。 故櫻井先生のご指導を元にして、絵を描く楽しさを見つけようと勉強してきました。 8回目を迎えた私たちの作品をご高覧ください。

楢山君代 斉藤みゆき 吉田志寿子

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岩崎ミュージアム第396回企画展
内田邦太郎パート・ド・ベールガラス展
2017年3月14日(火)〜3月26日(日)


展覧会に寄せる言葉
『パート・ド・ベール』とはフランス語で、ペースト状のガラスと言う意味です。フランスのアール・ヌーボー初期のロダンと同時代の彫刻家アンリ・クロ(1840~1907)が着色されたロー(蝋)を使ってレリーフ作品を作っていましたが、ローのままだと脆い為、その質感を残しつつ丈夫な物が出来ないかと考え、様々な色ガラスを砕いて粉状にし、のりで練って耐火性の型に詰めて焼き、ガラスを溶かして固めた後に型を壊して中のガラスを取り出す事を思い付きました。しかし、のりの影響で未完成に終わり、残りのワルターやルッソー、デコルシモンの頃(アールヌーボー全盛期)最も発展しましたが第二次世界大戦を境にして、この技法は跡絶え、戦後私が再現するまではガラス工芸の中でも最も難しい幻の技法と言われて来ました。形もローで原型を手練りで作る為、納得がいくまで自由に表現が出来、色も混色や濃淡が思いのままに成ります。42年間の成果をどうぞご覧ください。

内田邦太郎略歴

  • 1942年
    • 京都に陶芸家内田邦夫の長男として生まれる。
  • 1967年
    • 東京芸大工芸科鋳金専攻卒業。大阪市立工業試験所ガラス研究室入所。色ガラスの調合研究。
  • 1968年
    • 大阪三友ガラス工芸入社。職人として5年間吹きガラスの技術を学ぶ。この間にプッシュブロー法を考案。
  • 1976年
    • 日本では幻の技法と言われ途絶えていた「パート・ド・ベール」を初めて再現し現在まで40年間続ける。
  • 1978年
    • 横浜の東京クラフトデザイン研究所にガラス科を創設。東京三晃硝子工業のデザイン、技術顧問、内田クラフト量産製品を発表。
  • 1987年
    • ニューヨークヘラギャラリーにて招待出品作をスイス・ロザンヌ美術館が買上展示。
  • 1992年
    • 「幻想の色と形 内田邦太郎パート・ド・ベール作品集」青弓社より出版される。


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岩崎ミュージアム第397回企画展
由紀浩子・河合祥子・上村由希 三人展
2017年3月29日(水)〜4月9日(日)


三人展ぽってりとした暖かみ、凜とした輝き。石、水、氷の様な透明感。
豊かな色彩と、それによって出来る色を持つ影、そして変わる表情。
宝石にも似た気品と高級感。それらをすべて合わせ持つガラス。
風、光、水、音、音楽、言葉、物語、風景、気持ち、記憶、郷愁、希望、
海、山、自然、植物、動物、月、星、太陽、等をテーマに表現し、
人の心に届くもの、人の心に響くものを、常に追求していく事。
それが私にとって、かけがえなく、ありがたい仕事だと感じる今日この頃です。
十八回目の展示会
<三人展>
油彩・由木浩子
ガラスデザイナー・河合祥子
ガラスコラージュ作家・上村由希

どうぞご高覧ください。

ガラスコラージュ作家・上村由希

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岩崎ミュージアム第398回企画展
“KAWAII WORLD”
―スウェーデンのポップアーティスト、マヌエラ・ヴィンティレスキュによる―
2017年4月12日(水)〜4月23日(日)


マヌエラの大叔母シーグレット・ライヒャー(1880~1969)は、およそ100年前に横浜で活動していた青い目の浮世絵師でした。
そしてマヌエラはシーグレットから大きな影響を受けたのです。世界中で日本のアニメやkawaii文化が広まるずっと前から、マヌエラは日本の可愛い女の子がモデルにしたポップアートをテーマにしていました。彼女のポップアートは、独自の構成、シンプリシティー、美しい流線により、スウェーデンその他の国々のグラフィックの世界で評価を受けています。
100年の時を経て横浜・岩崎ミュージアムで、絹地に施したkawaiiアート作品の数々とアニメーションヴィデオが展示致します。

共催:-スウェーデンのポップアーティスト、マヌエラ・ヴィンティレスキュによる-“KAWAII WORLD”実行委員会
後援:●スウェーデン大使館



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岩崎ミュージアム第399回企画
The Exibition of KATAN ISHIKAWA
2017年4月25日(火)〜5月7日(日)

 各地で展覧会をさせていただいていると、よく質問されますのが、地域によって好みが違うのかどうということです。結論から申し上げますと、違いを感じたことは一度もありません。それは海外で展覧会を開催したときも同じです。そしてもちろん、展覧会場によって出品作品を意識的に選定したことも海外を含め一度もありません。
 私にとって、展覧会場でコレクターの反応に触れるのが楽しみのひとつであるのですが、これ迄どこで開いても共通の反応を感じます。もちろんおのおの人の好みは違うとはいえ、お見えになる方がそもそも私の作品に興味を感じて来られるということはあるともいえますが。
 しかし毎展覧会に初めてご覧いただく方も多くいらっしゃいます。そういう方を含めて違いを感じないのです。そして思うのは、単に他者に合わせるのがインターナショナルでなく、内にあって他に無くかつ普遍的表現が真のインターナショナルになっていくのではないかということです。今後も、他者の嗜好におもねることなく普遍的美意識に裏打ちされた美術作品を作っていきたいと思っております。
 はやいもので、岩崎ミュージアムにおけます展覧会も今年で17回目を数える事となりました。こころ新たに生み出された作品を、皆様に御高覧いただければ幸いに存じ上げます。

石川珂旦


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