ギャラリー

絵画や工芸などさまざまなジャンルの企画展を開催しています。最大壁面40m、外光を取り入れることが可能な空間となっています。アーティストの方と協力しながらも催すアートの数々をお楽しみください。貸展空間としてもご利用いただけます。 (貸スペースのご案内はこちら)

今後のスケジュール
これまでの催し

岩崎ミュージアム第445回企画展
齋藤 眞紀 展 ~Casa~

2020年8月13日(木)〜8月23日(日)


 「Casa(カーザ)はポルトガル語で家、homeのこと。イングリット・バーグマンとハンフリー・ボガードが共演した映画『カサブランカ』のCasablancaは、もちろん舞台となったモロッコの街の名前だけれど、意味は白い家。
 2月に引っ越しをし家を持った。いわゆる庭付き一戸建と偉そうに言っても、叔母の家だった築56年の古い木造家屋。これが暮らしてみると存外いいもので、この原稿を書いている今も、向かいの家の軒下にある巣箱から聞こえてくる、随分と大きくなった椋鳥の雛たちの、親に餌をせがむ囀りが耳に心地よい。
 ポルトガル語の名詞は必ず冠詞を伴うが、自分の家の場合は冠詞を付けないことが多い。因みに、stay homefique em casa
 この夏の個展とワークショップの開催がコロナのせいで今一つはっきりしなかった。だからいま言えるのは急拵えの安普請になるだろうこと。それ以外は自分でもよく分からない。でも、出たとこ勝負は望むところだ!」

<齋藤 眞紀 プロフィール>
1964年 川崎市に生まれる。
1990年 和光大学人文学部芸術学科卒業。
1989年 龍昇企画公演『猫の話』の舞台美術を手掛けたことが、造形作家としてのキャリアの始めでしょうか?

現在も川崎市幸区在住。スケッチ40%を主催。
抽象具象、平面立体を問わずジャンルをクロスオーバーしながら制作活動を行っている。
…その為、「専門は何ですか?」と問われた時に「なんでも!」と答えることになるのだが、当然、初対面の人に冗談でしょという顔をされるのが一番の弱み。
制作の傍、公立・私立の美術館、文化センターなどでもワークショップの講師を数多くつとめ、美術の楽しさを広める活動にも力を入れている。

【夏のワークショップ】※定員に達しましたので応募締め切りを終了しました。
『超簡単・だれでもできる、メディウム剥がしずり版画に挑戦!』
プレス機もバレンも使わない版画の技法にチャレンジしてみましょう!

参加条件「絵が描けること」以上!

   ■日時:2020年8月14日() 13時~15
   ■対象:小学生低学年(保護者同伴)~大人
   ■定員:10名様・要予約
   ■参加費:¥1,000(税込み・材料費込み)
   ■ご予約・お問い合わせ:岩崎博物館「版画」係/TEL.045-623-2111


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岩崎ミュージアム第446回企画展
藤田 修 展

2020年8月26()〜9月13日()

「Window」 (2017年、 フォトポリマーグラヴュール、ドライポイント、雁皮刷り)

Born Again
 半年前まで誰も想像していなかった人の命を簡単に奪ってしまうような出来事が世界中を襲った。まるでSF映画のようだが現実だ。新型コロナウイルスの蔓延は今これを書いている時点では 収束に至ってない。きっと人類の英知を集めこれに打ち勝つのも時間の問題さ、という楽観主義的な思いと、もしかしてこのまま人類は滅びてしまうのではとの悲観的な思いが錯綜する。3.11 の時もそうだったのだが、こんな時、芸術に携わる者はその意味を考えざる得ない。自分のやっている事は生きていく上で本当に必要なものなのだろうか。そんな無力感を感じていた時、新聞である小説家の言葉を目にし、救われる思いだった。「もし、あなたがアーティストはこの世にムダなものだと思うなら、自粛の期間、音楽や本や詩 や映画や絵画なしで過ごして見てください。」(スティーブン・キング) 今回、スージー・アンティック&ギャラリーの鈴江さんのご好意で横浜・港の見える丘公園の前に建つ岩崎ミュージアムで個展を企画していただいた。今まで沢山の作品を残してきたが、今回はその中から自薦した近作を中心に並べてみようと思う。S.キングが言うような非日常時に他の人に愚作が役に立つかどうかは分からないが、見てくださる中のたった一人でもいい、生きてて良かったと感じてもらえれば、いや私自身の再生の時として位置付ける事ができればと思っている。希望をこめて。

2020.6.3 藤田 修

藤田 修 略歴

1953 横須賀市に生まれる
1979 多摩美術大学絵画科油画専攻卒業

1990 第18回日本国際美術展 ブリヂストン美術館賞受賞
1992 第21回現代日本美術展 国立国際美術館賞受賞
1993 第22回現代日本美術展 和歌山県立近代美術館賞受賞
1994 第30回神奈川県美術展 神奈川県立近代美術館賞受賞
1995 第24回現代日本美術展 横浜美術館賞受賞

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岩崎ミュージアム第447回企画展
17

2020年9月16()〜10月4日()

版画芸術集団『版17』の24年間

19回続いた『神奈川版画アンデパンダン展』は1997年に終わり、それは日本版画芸術活動のエポックを画した時代の終焉という寂しさでした。
『版17』は、その余熱をもとにアイデンティティーある真の創造を目指す版画芸術集団として19975月より活動を始めました。
以降の24年間には国内展を21回、海外展を6回開催しました。その中で海外版画作家との交流展を3回開催しています。また会期中には摺りの技法などのデモンストレーションを行うなど、国際的に版画芸術活動を行ってきました。
今回その24年間の活動をまとめて記録集を発刊し『版17』記録集発刊記念展を行うことになりました。
皆様のご高覧をお待ちしています。(柴田昌一)

『版17』経歴概要

19975月に第1回横浜展
*以降横浜展を12
*東京銀座を中心とする東京展を7
*沖縄佐喜眞美術館展1
*海外展
 2000年 カナダ・トロント展
 2002年 スロベニア・リュブリアナ展
 2004年 第10回 フランス・巴里展(ラ・シテ・インターナショナル・デ・ザール)パリ国立図書館収蔵
 2008年 第16回 チェコ・プラハ展(チェコセンタープラハギャラリー)プラハ国立ギャラリー収蔵
 2010年 台湾・台北展
 2018年 クロアチア・オシェク展
      
*これらの中で海外作家との交流展を3回行う。
(今回の展覧会で24年間27回の展覧会を開催)

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岡田満ドローイング展Ⅲ──イロエ

2020年10月14()〜11月1日()

げにやおもんみれば。いづくとても住めば宿。
住まぬ時には故郷もなし。此世はそもいづくの程ぞや。
牛羊径街にかへり。鳥雀枝の深きに集まる。
げに世の中はあだ浪の。よるべはいづく雲水の。
身の果いかに楢の葉の梢の露の故郷に。(「百萬」詞章)

シテが茫洋として静かに舞台をひとめぐりする
能楽の働事「イロエ」をイメージとした
新作ドローイング作品など40点余の展覧。

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貸スペースによるイベント※お問合せ先は各主催団体になります。
当館主催または共催・協力イベント