ギャラリー

絵画や工芸などさまざまなジャンルの企画展を開催しています。最大壁面40m、外光を取り入れることが可能な空間となっています。アーティストの方と協力しながらも催すアートの数々をお楽しみください。貸展空間としてもご利用いただけます。 (貸スペースのご案内はこちら)

今後のスケジュール
これまでの催し

岩崎ミュージアム第407回企画展 横浜芝山漆器展
2017年9月13日(水)〜9月24日(日)


 横浜開港当時、馬車道周辺のお店には、全国から一攫千金を夢みて、商人が各種の品を揃えていました。その中に漆黒の中に光る貝類を中心とした文様をほどこした漆器に、外人バイヤーが魅了されたのが芝山漆器です。
 芝山漆器は、安政年間(1775年)の頃、上総の国、現代の千葉県芝山町に大野木専蔵によって始められた。その後大野木は江戸に出て芝山専蔵に名を改め、芝山象嵌を広めました。江戸を中心に受け継がれてきた芝山象嵌は、横浜開港を機に、輸出に移行しました。
 そのため横浜には木地師、塗師、蒔絵師、芝山師などが全国から集まり、一時は300人以上の職人が集まる一大産地として発展しました。しかし、明治、大正と隆起を誇った芝山漆器も、関東大震災や横浜大空襲で大きな被害を受け、多くの職人が離散しました。
 戦後は外国人相手のスーベニヤ製品等を作っていましたが、それも進駐軍の引き上げにより職人もわずかになりました。
 横浜市も後継者育成事業を進めてきましたが、現在は横浜芝山漆器研究会が、実技研修や啓蒙を行っています。
 今年は2年ぶりの展覧会で、研究会の技術指導をしている会長で、横浜文化賞の赤堀郁彦氏や、横浜マイスターで、同じく横浜文化賞の宮崎輝生氏の作品や、研修生の作品、それに箸を特別展示し、即売もいたします。

主催 横浜芝山漆器研究会
後援 横浜市経済局
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岩崎ミュージアム第408回企画展 第4回 版と表現展 木口木版画の世界
2017年9月27日(水)〜10月22日(日)


ー木口(こぐち)木版画の魅力-
 「版」木の版に彫ることから始まった、この原初的な表現は「版画」という絵画性を内包しつつ、今に生き続けている。
 木口木版画は18世紀末から19世紀末の一時代を最もハイビジョン化した視覚表現でもあった。
 木口木版の彫版は、アナログで実にシンプルな技法で、黄楊(ツゲ)や椿材を水平に輪切りした面を研磨し、そこにビュラン(彫刻刀)で彫って絵を描くだけの版画である。
しかし、これほど彫り手の技量と感覚に左右される版画は他にないと言ってもいいかもしれない。
 ここに集まった15名の版画家は「木口木版画の世界」を表現する現代の先鋭的ビュランスト達である。
ビュランを駆使し、まだ見ぬ自己の世界を木口という宇宙の闇に「光」を彫り起す作家達は「版」の血脈を今なお引き継ぐ者達である。

三塩佳晴


出展作家(アイウ順)
小川淳子 「The visitor (2017)」柄澤 齊 「父 岸田劉生」(岸田麗子著 文庫オリジナルカバー河内利衣「pelican・ハシビロコウ」栗田政裕「結晶界・B」小泉美佳「春の音」鈴木康生「散」釣谷幸喜「紙の城」長島充「The Bastet」野口和洋「cross」林千絵「まつりの夜」牧野妙子「夏」松岡淳「一杯の銀河 A Cup of Galaxy」三塩佳晴「Three Spirits '17」宮崎敬介「CONSTELLATION」森山佳代子「夜をぬけて」

ワークショップ

2017年10月1日(日) 13:00〜15:00
木口木版画の原理を理解していただくワークショップです。蔵書票などに活用される木口木版画による印鑑を作ります。作った印はお持ち帰りいただけますので、自由に何度でも紙に押印して楽しむことができます。

講師:栗田政裕
対象:小学生高学年くらいから大人まで
定員:20名(要予約)
参加費:500円(材料費込・税込)

座談会「木口木版画の魅力」

2017年10月1日(日) 15:30〜16:30
18世紀末のイギリスで生まれた版画技法「木口木版」。書物の挿絵など、緻密な表現を必要とするものに多く使われました。「紙の宝石」と呼ばれ、我々を魅了してやまない、その技法・作品について語り合います
パネリスト:柄澤齊、栗田政裕、三塩佳晴
司会:藤嶋俊會(美術評論家・元神奈川県民ギャラリー学芸員)
参加費無料・要予約

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第45回唐木信允・三嶋眞人二人展・賛助出品川島淳
2017年10月24日(火)〜10月29日(日)

 第1回は1977年11月、銀座「はまの屋」での展覧会でした。以降、ほぼ毎年二人展(年に複数回の時もありました)を開催して今年は45回目になります。共に藤沢の中学校で美術教師として席を置き、創作活動を続け、退職後も年に1回のペースで展示しています。40回からは二人の教え子の川島淳さん(日本画)にも参加してもらっています。(文責…三嶋)
十勝初秋
・唐木信允…1976年より、題材を求め毎年北海道の大地を旅し、描き続けています。今年は41年目になりました。今回の展示は油彩画22点。
*多摩美術大学絵画科卒業。
*第21安井賞展、第17回安田火災美術財団奨励賞展
札幌、横浜、千葉、鹿児島の三越百貨店、船橋東武百貨店、小田急百貨店藤沢店等で作品発表。
*藤沢市文化団体連合会顧問
*藤沢市六会公民館、湘南台公民館、老人福祉センターにて絵画サークル講師。

組み込まれた四角
・三嶋眞人…FRPの技法を展開し、さまざまな表現を試みています。今回は切り抜く空間の中にドラマを作りたいと思っています。展示は平面18点、立体5点。
*京都市立芸術大学美術学部工芸科 塗装(漆)専攻卒
*FRP(強化プラスチック)研ぎ出し技法特許取得(1978年)
*神奈川県展特選 他
*「少年の美術」(中学校教科書・現代美術社)編集執筆、「ボクのパレット」(駒草出版)企画編集
「特別支援の絵画と造形」(共著・いかだ社)、「絵をかこう!」(編集協力・汐文社)他     
*新しい絵の会(美術教育研究団体)事務局長
*地域NPO作業所、自閉症児者親の会のアート支援講師。

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