
IT・IoT×ものづくり「ISCプログラミングコンテスト2024」を開催しました!

学校法人岩崎学園 情報科学専門学校は、6月6日(木)に、横浜市市民文化会館 関内ホール・大ホールにて「ISCプログラミング コンテスト2024」を開催しました。
本コンテストはIT・IoTと「ものづくり」の融合で、学生らしい自由な発想や、社会に役立つ新しいアイデアを実現した作品でグランプリを競うもので、同校の学生から寄せられた応募作品は45作品。
このうち、学内審査を通過した5作品の制作者が最終審査でプレゼンテーションを行いました。会場には約750名の学生が集いました。
この日登壇した学生は今年の4月に進級した2年生で、入学後の1年間で基礎からIT・IoTについて学び作品を創りあげました。1年間でここまで成長できることや、チャレンジしてみることの大切さについて、聴講している1年生にエールを送るイベントにもなっています。
審査員にはIT企業や企業コンサルタントの各界の第一線でご活躍されている方々をお迎えし、プロ・ビジネスの視点で審査を行っていただきました。
最優秀であるGrand Prixは、「IoTピタゴラスイッチ」が受賞。
IoTモジュールを活用し、様々なギミックを起動させて、「ピタゴラスイッチ」を実現した作品です。この作品は岩崎学園も参加している「ifLinkオープンコミュニティ*」の活動として行われ、同コミュニティに属している企業と協力して制作し、2024年3月19日に開催された「ifLinkフェス」にて発表を行いました。
その他、アニメ剣士の居合切りをIoTで再現した作品や、エンターキーを叩くと画面上のUIが崩れる表現がされる作品、ドット絵で表現されたブラウザゲーム作品、APIを活用して、不動産取引情報を見やすくした作品など、学生ならではの発想力を活かした作品がプレゼンされました。
岩崎学園では、今後も学生の学びやスキルを活かした取り組みを支援して参ります。
*ifLinkオープンコミュニティ:WebサービスやIoT機器を自由に組み合わせることができるIoTプラットフォーム「ifLink」をベースに、専門家でなくともIoTが使える”オープンなIoT市場“を共創する3つの場(出会い・試行・起業)を提供しているオープンコミュニティ。
GrandPrix「IoTピタゴラスイッチ」
IoTでアナログの「ピタゴラスイッチ」を再現した作品。
対話型AIの「Kebbi」や人感センサー、脈拍センサーなど、11個の様々なモジュールを用いてギミックを発動させ、ゴールまでボールを運んでいった。
制作した学生は「IoTピタゴラスイッチは前例がなかったため、アナログな動きをIoTで再現することは難しかったが、チームメンバーでアイデアを出して完成させた。センサーの誤作動や動作不良に備え、スマートフォンから各IoTモジュールを操作できるよう工夫した」と話した。
また、当日の様子が生中継で動画配信されることを踏まえ、映像で見ても分かりやすく、映えるよう意識して制作されている。


Semi Grand Prix「居合切りシステム」
アニメ剣士のように抜刀して巻き藁の居合切りをすると、刀と鞘に付いているセンサーが作動し、落下する藁の動きを再現するシステム。


Nojima Award「破壊神のエンターキー」
「ストレスエンターキー」を叩き、その圧力が一定の数値を越えていると画面上のUIが崩れたように動く作品。「ストレスエンターキー」内には圧力センサーが内蔵されており、計測された圧力データがPCに送信される仕組みになっている。


イベント概要
◆日時 | 2024年6月6日(木)13:00~16:30 |
◆会場 | 横浜市市民文化会館 関内ホール・大ホール |
◆プログラム | ・最終審査会作品プレゼンテーション(5作品 発表10分、質疑応答8分) ・エキシビション 株式会社HIKKY 冬月 加奈 氏、株式会社ブイノス 常盤 貴洋 氏 ・審査結果発表及び表彰式 、講評・総評 |
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