
横浜fカレッジの学生が、三菱重工相模原ダイナボアーズとの産学連携プロジェクトの一環として、ラグビー日本代表ジャージのデザイナーから、特別授業を受けました。
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本学園では「スポーツを応援する岩崎学園」の観点から、一昨年度より、学生のスキルや発想力を生かし、ラグビー及び同チームの機運醸成をすることを目的とした、JAPAN RUGBY LEAGUE ONE所属の「三菱重工相模原ダイナボアーズ」との産学連携プロジェクトを実施しています。
今年度は、本プロジェクトの取り組みの一環として、本学園横浜fカレッジの学生が、同チームの選手が日ごろの練習や、練習試合の際に着用する「練習用ジャージ」をデザインします。
同ジャージデザインのため、10月1日(金)、2019年に行われたラグビーワールドカップ日本大会時に日本代表が着用するジャージを手掛けた、株式会社カンタベリーオブニュージーランドジャパンのデザイナー石塚正行氏をお招きした、オンライン特別授業を実施し、同校ファッションライフデザイン学科の1年生約30名が参加しました。
当日は、スポーツアパレルのデザインをする上でのポイントや、日本代表ジャージの開発プロセスやデザイン時のポイント(素材開発、ポジションに合わせた素材選定とパターンメイキング、「武士道の精神」をもとにしたコンセプトワークなど)、コロナ禍によるアパレルマーケットの変化(アウドドアマーケットの成長、サステナビリティー環境配慮型の傾向の高まり、ミニマルかつ機能性が付与されたものを支持するようになった消費者の価値観の変化)についてお話いただきました。
また、本授業には三菱重工相模原ダイナボアーズの方にもお越しいただき、ラグビーの基礎知識や、同チームのジャージをデザインするにあたり、「三菱重工相模原ダイナボアーズの一員としてONE TEAMで取り組んでほしい」といった、同校の学生に期待することなどをお話いただきました。
同校の学生からは、「デザインによって、選手の体をより大きく見せることができたり、スピード感をより高く見せたりすることができる点が勉強になった。着用した選手の気持ちを高ぶらせられるようなデザインを考えていきたい。」「縫い代を無くし、フィット感をアップさせながらも、強度が高いデザインには驚いた。今回のジャージデザインだけではなく、今後の制作物のデザインの際にも参考にしたい。」「今までラグビーに関わる機会があまりなかったが、今回の授業で、ラグビージャージとラグビー競技そのものに興味が湧いた。」といった感想が聞かれました。
本授業を踏まえて、今後はジャージデザインを学生から公募し、同チームが選定をして、2022年1月のリーグ開幕に向けて制作を進めて参ります。
また、今後は、ジャージデザインに加え、学園の各専門学校の学生が、同チームを応援するポスターのデザインや、グッズデザイン、応援サイト制作、興行イベント企画など様々なプロジェクトに取り組む予定です。
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当日の授業の様子 | 昨年度、本学園学生がデザインした同チームのジャージ |
【概要】 | ||
・日 時: | 10月1日(金) 14:40~15:30 | |
・場 所: | オンライン 形式 | |
・参加学生: | 岩崎学園 横浜fカレッジ ファッションライフデザイン学科 約30名 | |
・講 師: | 株式会社カンタベリーオブニュージーランドジャパン 石塚正行氏 |
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・協 力: | 株式会社カンタベリーオブニュージーランドジャパン 三菱重工相模原ダイナボアーズ |
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