
”未来を感じる”ものづくりで競演!「JOYコン!」2校合同で初開催

情報科学専門学校と、横浜デジタルアーツ専門学校は、5月22日(木)神奈川県立 音楽堂にて、「JOYコン!2025」を初開催いたしました。
昨年まで「ISCプログラミングコンテスト」として情報科学専門学校で行ってきた本コンテストは、今年度より横浜デジタルアーツ専門学校と合同開催という形で「JOYコン!」として生まれ変わりました。
IT、IoTなどについて学ぶ学生たちのみならず、ゲーム、CG、映像、デザイン、イラスト、Web、音楽など、学生たちが熱中するものづくりや好きなことに没頭する気持ちを応援する学園として、
「みらいへの架け橋- Innovation & Collaboration」をテーマに、“ワクワク”、“感動”、“未来を感じる”作品を2校の学生たちが展示・発表を行いました。
会場には2校から在校生(主に1年生)約800名が参加。
ロビーには両校の作品が並び、IoTなどのテクノロジーを使った作品に加え、Live2DやUnityなどの新しい技術を使った展示や、鮮やかなデザインやイラスト、映像作品などが展示され、それぞれの分野の学生たちが普段は得られない刺激を受けていました。






ステージでの発表が始まると、豪華な審査員の方々の登場に会場が湧きます。
5組の発表者それぞれユニークなプレゼン方法で、ところどころで笑いを取りながら、自由な発想でものづくりに取り組んできた熱意を伝えていました。
最優秀であるGrand prixは「横浜市に住む外国人にごみの分け方や出し方を周知するプロジェクト(横浜デジタルアーツ専門学校)」が受賞。
横浜市資源循環局と連携した取り組みとして、昨年1年間かけて行ってきたプロジェクト学習の成果が高く評価されました。


Grand Prix「横浜市に住む外国人にごみの分け方や出し方を周知するプロジェクト(横浜デジタルアーツ専門学校)」
横浜市に住む外国人の抱える課題として、「正しいゴミの分け方、出し方が習慣づいていない」ことがあることを受け、課題を解決するためには、住みはじめの段階から理解を促す必要があると考え、移住したての若年層向けに、啓発方法を検討してきました。
「やさしい日本語」と「オリジナルキャラクター」を使い、特に若年層のよく見るSNSの運用を中心に、そこに繋ぐための月替わりポスターや、動画、名刺サイズのカードなども制作。
1年間を通して行われたプロジェクトの成果は、横浜市からも感謝状を贈られるなど、高い評価をいただきました。


最終審査会作品
◉セツナウチ(情報科学専門学校)
PCやスマホなどのカメラが手の形を認識し、銃のかたちを認識するとゲームスタート、いつでもどこでも手軽に遊べる早撃ちゲームを制作。ニュース番組風で始まり、エヴァンゲリオン風、スティーブ・ジョブズ風など自由自在なプレゼン方法で会場を沸かせました。
◉2Dアクションゲームメーカー(横浜デジタルアーツ専門学校)
ゲームを学ぶ学生たちが、近年ゲーム業界等で使われるゲームエンジンUnityを使ってゲームを制作。学内でのコラボレーションでイラストや音楽など、学生たちで総合的にプロデュースしていくゲーム制作のプロセスを発表しました。
◉IwaPos(情報科学専門学校)
近年、主流となってきたキャッシュレス決済システムを、昨年行われた学園祭において自分たちの手で導入、複数の在校生たちの店舗で実際に使用されました。また既存の実際のサービスよりも安価で使いやすいことなど、自分たちのオリジナル面もアピールしていました。
◉GMAFS(情報科学専門学校)
近年世界的に増加している山火事に注目し、CO2や、土壌水分量、温度、湿度、赤外線カメラ映像、衛星などから得られるデータをAI(人工知能)で解析。山火事につながる放置林を見つける研究を行ってきました。工夫を凝らしたプレゼンの演出で難しい内容を楽しく伝えていました。





イベント概要
◆日時 | 2025年5月22日(木)12:30~15:30 |
◆会場 | 神奈川県立 音楽堂 |
◆プログラム | ・最終審査会作品プレゼンテーション(5作品 発表10分、質疑応答5分) ・エキシビション ・審査結果発表及び表彰式 、講評・総評 |
◆ゲスト審査員 | ・株式会社e-craft 代表取締役 額田 一利 様 ・株式会社バンダイナムコアミューズメント コーポレートディビジョン 経営企画部 ビジネスインキュベータ課 福田 未和 様 ・ソニー株式会社 副社長 テクノロジー、インキュベーション担当 松本 義典 様 ・株式会社イオンファンタジー 執行役員 王鞍 一真 様(グランドデザイン本部 本部長) |
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