本学園情報科学専門学校の学生が「GIGAスクール構想」支援の一環として、小中学校でタブレット端末のセッティングに協力 (21.09.27)
本学園情報科学専門学校の学生が、9月6日(月)に、国が推進する「GIGAスクール構想」支援の一環として、横浜市立本町小学校にて、同小学校の小学3、4年生が使用するタブレット端末約200台のセッティングを実施しました。本専門学校は、これまで、他小中学校2校のタブレット端末セッティングに加え、中学校2校での授業支援も行っています。
本専門学校では、今後、各小中学校でのタブレット端末を使用した授業実施に際して、学生が日ごろ学んでいるITスキルなどを活かし、小中学校教員への使用方法のレクチャーや授業支援の実施なども予定しています。
GIGAスクール構想とは、Society5.0時代を生きる子供たちに相応しい、創造性を育む学びを実現するため、1人1台への端末配布と、高速通信ネットワークを整備する計画で、横浜市でも5月から、市内の小学校にタブレット端末が配布されています。
同小学校でも、タブレット端末を活用したICT教育に取り組んでおり、オンライン会議ツールによる授業や、オンライン上での宿題提出などを実施しています。現在、市内の小学校では分散登校を実施していることや、今後新型コロナウイルスの影響で休校となる可能性などを踏まえ、小学生がタブレット端末を自宅に持ち帰り授業に参加できるよう、セッティングを進めています。
当日は、本専門学校で小学生に対してプログラミング講座などのIT教育活動に取り組んでいるサークルの学生と有志の学生の計11名が参加し、小学生がタブレット端末を自宅に持ち帰る際に破損しないよう、画面への保護シールの貼り付けを実施しました。同小学校の教員からは「教員は、授業やタブレット端末のシステム準備などもあるため、このようなセッティング作業に協力してもらうことができてありがたい」というお話を頂きました。
新型コロナウイルス感染拡大により、現在市内の小学校では分散登校を実施していますが、文部科学省が全国の小中学校を対象に実施した調査では、ICT端末の持ち帰りについて、「準備中」や「実施・準備していない」という回答が、35.6%となっています*1。
今後も引き続き、GIGAスクール構想実現の一助となるよう、取り組んでまいります。