ギャラリー

絵画や工芸などさまざまなジャンルの企画展を開催しています。最大壁面40m、外光を取り入れることが可能な空間となっています。アーティストの方と協力しながらも催すアートの数々をお楽しみください。貸展空間としてもご利用いただけます。 (貸スペースのご案内はこちら)

<2023年>このページのイベントは既に終了したものです。

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岩崎ミュージアム第482回企画展
大野公士展 identification

前期 2022年12月17日(土)〜2023年1月9日(月・祝) ※最終日16:00終了

※年末年始休館:2022年12月26日(月)~2023年1月4日(水)

後期 2023年1月21日(土)~2月26日(日) ※最終日16:00終了

※前期と後期で全く違う作品空間を構成します。

 ボルネオに現在も残る伝統的文身の意味は、死後に光を放ち冥界の闇を照らし浄土へ辿り着くための道標である。それは現在でも信じられており引き継がれて現実の身体に文身を行なっている。
 ギリシア時代から近代に至るまで、プシュケ・霊魂は多くの学者によって議論されてきたが、現代では霊魂は科学的根拠がないと考えられ公共の場で真剣に議論されることは少ない。
 しかし、霊魂や冥界などの抽象概念を認識することは、脳高次機能による思考力の発達が必要だといわれている。現在発見されている最も古い埋葬は約10万前のネアンデルタール人のものとされている。また救命医療における蘇生治療の最前線で多くの医師が患者の臨死体験に触れ、意識と霊魂、臨死体験との関係性に科学的パラドックスがあると指摘している。
 死後に光を放つというボルネオ文身を透彫した人体木彫をメインに、現世から彼岸をイメージした空間を構成する。

■プロフィール

1971年 東京生まれ
1994年 多摩美術大学美術学部彫刻科卒業
1996年 多摩美術大学大学院美術研究科彫刻専攻卒業
2002年~2018年 順天堂医科大学第一解剖学研究室 研究員
2017年 文化庁芸術家海外研修員、ワールド・アート・デルフト・オランダ
2017~2020年 アムステルダム在住

2020年~ 東京在住、スタジオ横浜(日本)/Art Center Aalsmeer(オランダ)


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岩崎ミュージアム第483回企画展
竹渕 出 写真展

東亞夜行 ~夜と中心の外側~

2023年3月1日(水)〜3月26日(日) ※最終日16:00終了

竹渕 出 Izuru Takebuchi

風景を被写体とした写真には、撮影手法や自分との関係や向き合い方、その時の心持ちなどをコンセプトの重きにする作品もあるが、自分の場合はただただ撮影を楽しんでいる。昆虫採集をして標本を作りコレクションしていくように風景を撮影してコレクションしていく作業。自分にとっての作品作りはそんなところだ。そして海外では観光がロケハンになる。

写真集「まだ見ぬ夜の中心を探しに」
2023年2月24日(金)発売

価格 1760円(税込)
B5判 64ページ ソフトカバー
※「縦読み」仕様本:背(閉じ部分)を上にして、(カレンダーのように)縦開きして鑑賞する本です

まだ見ぬ夜の中心を探しに

■プロフィール

2002年 日本写真芸術専門学校卒
2003年 ダークルーム展(横浜)
2005年 サイクルミッション tengokunotobira展 岩崎ミュージアム(横浜)
2007年 個展「oriental quiet―Knock'n on heaven's door―」ギャラリー四門(横浜)
2008年 個展「Mosquito」ギャラリー四門(横浜)
2016年 志水則友×竹渕出 展(恵比寿)
2018年 個展「Chinastar」EIXO Galleria Ginza(銀座)

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岩崎ミュージアム第484回企画展
ロコノタカラジマ RAINBOW WARRIOR

2023年3月29日(水)〜4月16日(日) ※最終日16:00終了

 1989年、横浜博覧会で最も大きなパビリオンに、高さ10m程、横巾は、いくつかに分かれ 50m程、このパビリオンを守る守護神のつもりで巨大な人型を制作していた。声をかけてきたのが、パビリオンの中のアメリカブースのプロデューサー、Mr.Rだ。一年程前から打合せで横浜に来日していたとき、自分を探していたという。自分の描くフィギュアを見て“RAINBOW WARRIOR”と語りかけてくる。すぐにSan Diego(カリフォルニア)に来てくれという。横博が終わり、すぐに渡米した。
 Mr.Rは純粋なインディアンの血を受け継ぐという。米国でアートプロデュースのスタジオを開いていた。“RAINBOW WARRIOR”とは大地、自然、宇宙を守る、主に北米インディアンの守護神だと説きはじめる。ロコの描くフィギュアがそのものだと、Mr.Rは自分とロコは昔、血がつながっていたといいはじめる。San Diegoを中心にメキシコなどに数十箇所に描くことになった。
 そして、宝島からのオファーがきた。島のメインの港に日本で最大級の外壁画、しかも凹凸がすごい。高さ15m、横巾120m程。体力の限り描いてみた。約3ヶ月間を予定した。雨の日が多く、見通しが立たない。なんとか、晴れ間を味方にして仕上げた。自分の描く“RAINBOW WARRIOR”がすこしでも宝島と島民の人々に自由と幸せと平和を守る守護神であることを願いながら。そして、制作している背後に幾度か、光り輝く虹が巨大なアーチをつくっていた。
 宝島の人々をはじめ、壁画制作を応援していただいた方々に心より感謝です。

2023.Jan.30(Mon)Roccó(ロコサトシ)

2023年4月8日(土) 14:00~ 報告会 開催!
ロコサトシが長年モチーフにしているRainbow Warriorとは何なのか?
金沢文庫芸術祭チーフプロデューサー・浅葉和子さんに解説いただきます。

出演:ロコ サトシ・大野 隆介
Special Guest:浅葉 和子(アサバアートスクエア主催)

https://www.rocco-zoo.com/pg207.html

ロコサトシ(Roccó)
1970年代後半より、桜木町東横線高架下で不思議なシルエットの壁画を描き始め、現在ではウォールペイントの創始者として周知されています。’89年横浜博覧会で最大級のパビリオンをペイント、新本牧地区、みなとみらい21地区、横浜ポートサイド地区など、横浜のシティ・キャラクターを形成する重要な景観に作品を提供。’95年には市営バスのペイントが話題を呼びました。民間からも数多くの壁画などの依頼を受けています。’95年より彫刻の森美術館に作品を常設。渋谷同潤会アパートのイベント、表参道の大壁画を担当。一方、’90年よりカリフォルニア州・サンディエゴ市に拠点を構え、その活動に対し、同市長より謝意宣言書が発布されました。ボブ・マレー生誕50周年記念コンサートでは平和賞受賞。その年のアートオブザイヤー・ベスト10に選ばれました。そして、’99年に横浜市文化賞奨励賞芸術部門賞受賞。11年は横浜赤レンガ倉庫の100年前のカワラに絵を描くワークショップを月1で開催している。作家活動と並行してさまざまなワークショップを行っています。特に、街と学校と家庭とのつながりを深めるため、父兄、教職者、自治体などと話し合いを重ね、美術を通して子供たちの生活や学校の環境の改革に力を入れています。2018年には画業40周年を迎え、戸塚さくらプラザギャラリーでの大規模な個展を皮切りに横浜各地で展覧会・イベントを開催しました。また、80年代後半に活動していた横浜の姉妹都市サンディエゴで、20年ぶりに発見された当時の作品が縁で、現地からの招聘により展覧会・講演会・ワークショップを開催しました。

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たかはしゆうじ水彩画展

2023年4月18日(火)午後〜4月23日(日)※最終日16:00終了

水彩画の魅力に惹かれ描き続けております。
できるだけたくさんの方に見ていただけたら幸いです。

■プロフィール

1972年 神奈川県生まれ
日本デザイン専門学校イラストレーション専攻卒業
様々なイラスト関連の制作会社で勤務しながら2013年頃からカルチャー教室にて水彩画を始める

現在も水彩画の魅力に惹かれ描画を続けています

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岩崎ミュージアム第485回企画展
The Exhibition of KATAN ISHIKAWA

2023年4月26日(水)〜5月7日(日) ※5月1日(月)休館 ※最終日16:00終了

 昨年12月、ベトナムの西端にあるフーコック島と中部の高原にある街だラットへ行ってきました。コロナの影響で3年ぶりの海外旅行となりましたが、現地ではまだまだ日本人の観光客は非常に少なく、とくにフーコック島では日本人を見ることは皆無でした。
 そして、驚いた事にフーコック島のベトナム人以外の外国人旅行者の8割位がロシア人だったのです。もともとベトナムとは関係が深いせいか、以前からロシア人観光客は多く見かけましたが、他の観光客が減少したという事もあるのでしょうが今回は特に目立ちました。
 そういえば直前のニュースで、タイのプーケットでの外国人観光客の8割がロシア人で長期滞在している人が多く、またインドネシアのバリ島でも長期滞在している人が多いと言っているのを思い出しました。ロシアとウクライナの戦争の影響が出ているということのようです。
 一次産業中心の経済では領土の面積が国勢に影響するということはありますが、経済発展した国では領土の広さはほとんど意味のないことで、産業発展のほうが国勢には重要だと思います。
 旧態依然の価値観に囚われている政治家が妄想とプライドだけで動くと非常に危険です。
 関東大震災と東日本大震災。スペイン風邪とコロナ、ウォール街の暴落とリーマンショック、振興経済国の台頭にともなう経済競争の激化、ナチスの侵攻とロシアのウクライナ侵攻、大衆迎合の政治と経済政策の破綻。
単なる思い過ごしであればいいのですが、現在が戦争前の状態に近づいているのではないかと危惧しております。
 毎日ただまっすぐ思うままに作品を制作しておりますが、将来作品を見返した時に、そのような心理状態が無意識に作品に反映されていると思うのかも知れません。
今回も新しい作品を発表できることとなりました。
皆様には、ご来駕ご高覧いただければ幸いに存じ上げます。

石川珂旦

作者略歴

  • 1989年
    • 東京・渋谷
      • ギャラリードリームコレクションにて1995年迄毎年新作展開催 1996年以降1998年迄隔年開催
  • 1996年
    • 東京・銀座
      • ギャラリー珂旦exhibitにて新作展開催
    • 東京・銀座
      • 近江画廊にて展覧会開催 以降2002年迄隔年開催
  • 1997年
    • 兵庫・神戸にて展覧会開催 以降毎年2000年からはTORギャラリーにて2008年迄毎年開催
  • 1999年
    • 東京・神宮前
      • ギャラリー珂旦art worksにて新作展開催 以降2001年迄隔年開催
    • 広島・三原ギャラリーKにて展覧会開催以降2008年迄毎年開催
  • 2000年
    • 岩手・盛岡
      • かわとく工芸館にて展覧会開催 以降2010年迄毎年開催 2012年以降ギャラリーカワトクにて毎年開催
    • 大阪・枚方
      • ギャラリーアンピオにて展覧会開催以降2006年迄毎年開催
    • 米国・サンフランシスコ
      • Gallery Piazzaにて展覧会開催
  • 2001年
    • 神奈川・横浜
      • 岩崎ミュージアムにて展覧会開催 以降2020年を除き毎年開催
  • 2003年
    • 東京・銀座
      • プランタン銀座ギャルリィ・ドゥ・プランタンにて展覧会開催 以降2006年迄毎年開催
    • 石川・金沢
      • めいてつ・エムザ美術サロンにて展覧会開催 以降2010年迄毎年開催
    • 宮城・仙台
      • 藤崎美術ギャラリーにて展覧会開催 以降2020年を除き毎年開催
    • 東京・新宿
      • 新宿三越美術画廊にて展覧会開催
  • 2004年
    • 福島
      • 中合福島店美術サロンにて展覧会開催 以降2018年迄毎年開催
    • 東京・銀座
      • 松屋銀座本店アートスポットにて2005年から2009年迄
          • 美術サロンにて 2010年美術画廊にて2011年及び2012年
          • イベントスクエアにて2014年
          • 遊びのギャラリーにて 展覧会開催以降毎年開催
    • 広島
      • そごう広島店 美術画廊にて展覧会開催 以降2008年迄毎年開催
  • 2005年
    • 東京・日本橋
      • 日本橋三越本店リビングステージにて展覧会開催
    • 栃木・宇都宮
      • 東武宇都宮百貨店美術画廊にて展覧会開催 以降毎年開催
    • 東京・二子玉川
      • 玉川髙島屋アートサロンにて展覧会開催 以降2006年を除き毎年開催
  • 2006年
    • 東京・池袋
      • 池袋三越店アートギャラリーにて展覧会開催 以降2008年にも開催
  • 2007年
    • 東京・日比谷
      • 帝国ホテル彌屋ギャラリーにて展覧会開催 以降2010年迄毎年開催
    • 茨城・水戸
      • 京成百貨店アートギャラリーにて展覧会開催 以降毎年開催
    • 福島・郡山
      • うすい百貨店イベントコーナーにて展覧会開催
  • 2008年
    • 大阪・梅田
      • 阪急うめだ本店美術画廊にて展覧会開催 以降2020年迄毎年開催
  • 2009年
    • 群馬・高崎
      • 高崎髙島屋アートギャラリーにて展覧会開催 以降毎年開催
    • 岡山
      • 岡山天満屋美術ギャラリーにて展覧会開催 以降毎年2013年より美術画廊にて開催
    • 兵庫・西宮
      • 阪急アートギャラリーにて展覧会開催。以降2011年迄毎年開催
    • 千葉
      • 三越特選画廊にて展覧会開催
    • 長野・松本
      • 井上百貨店ギャラリー井上にて展覧会開催 以降2019年迄毎年開催
  • 2010年
    • 北海道・札幌
      • 札幌三越ギャラリーにて展覧会開催 以降2020年を除き毎年開催
  • 2011年
    • 広島・福山
      • 福山天満屋アートギャラリーにて展覧会開催 以降2012年より美術画廊にて毎年開催
    • 福岡・北九州
      • 井筒屋小倉店美術画廊にて展覧会開催 2013年を除き2015年迄毎年開催
    • 石川・金沢
      • 香林坊大和アートサロンにて展覧会開催 以降2019年迄毎年開催
  • 2012年
    • 鳥取・米子
      • 米子天満屋美術画廊にて展覧会開催 以降2013年にも開催
    • 広島
      • 天満屋広島八丁堀アートギャラリーにて展覧会開催
  • 2013年
    • 岡山・倉敷
      • 倉敷天満屋美術画廊にて展覧会開催 以降2014年と2021年を除き毎年開催
  • 2014年
    • 山口
      • 山口井筒屋美術ギャラリーにて展覧会開催 以降2018年迄毎年開催
  • 2017年
    • 福岡
      • 大丸福岡天神店アートギャラリーにて展覧会開催 以降毎年開催
    • 広島
      • 広島三越三越画廊にて展覧会開催 以降毎年開催
  • 2018年
    • 大分
      • 大分トキハ美術画廊にて展覧会開催 以降2020年にも開催
  • 2019年
    • 長野
      • ながの東急美術画廊にて展覧会開催 以降2021年迄毎年開催
  • 2020年
    • 愛知・名古屋
      • 松坂屋名古屋店美術画廊にてギャラリーにて展覧会開催

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岩崎ミュージアム第486回企画展
松野登美子展 ―米寿記念 第30回個展―

2023年5月11日(木)~5月28日(日) ※最終日16:00終了

「大気(旋風)」 35×22㎝(銅版)

 この度薔薇の香りが漂うこの季節に三十回展の個展を岩崎ミュージアムで開催する事となりました。
 これ迄にこの会場で、パストラルポエム・森の詩・回想・街の記憶・異国の風・大気、と多くの展示をさせていただき感謝しています。
 米寿を迎え、記念となり、嬉しいです。体の衰えも実感しながら少しづつ続けていけたらと願っています。
 今回は版画・油絵・スケッチを合わせて出品したいと思っております。主に制作している銅版の道具を展示します。お忙しい事と存じますが、ご高覧いただければ幸いです。

松野登美子

【略歴】

武蔵野美術短期大学卒業
武蔵野美術学園版画研究科修了
1970年 県展新作家賞受賞
1974年 県知事賞受賞 日本・ポーランド国際展 ワルシャワ(油彩)
1980年 ヨーロッパ美術研修(ギリシャ他)
1981年 神奈川県美術展(油彩) 1982〜95年(版画)
1983年 大学版画国際交流展買上保存賞受賞 東京・アメリカ他
1983〜2023年 春陽展 (1988年 新人賞、1994年 2001年 奨励賞受賞)
1985〜86年 版画「期待の新人賞」大賞展
1988〜2023年 横浜美術協会 1990年 神奈川県教育委員会賞受賞 2020年功労賞受賞
1995年 1999年 2002年 養清堂画廊個展
1998年 棟方記念版画大賞展
2005年 岩崎ミュージアム個展(以後、06年、09年、11年、13年、18年、23年)
2007〜2023年 横須賀美術協会 2007年 YB賞 2012年 会員賞受賞 2004年 版画集 2018年 画集「Dream」刊行
現在、春陽会会員 横浜美術協会会員 横須賀美術協会会員

収蔵先 町田市立国際版画美術館、ISRAEL ティコティン日本美術館、岩崎ミュージアム、東芝機械株式会社、社会福祉法人恵徳会


2M会展

2023年5月30日(火)午後〜6月4日(日)※最終日15:30終了

2M会 23回目の展覧会です。
長いコロナ生活の中、メンバー皆頑張って描きました。
個性あふれる作品が揃いました。
皆様、是非お誘いの上ご高覧いただけますようご案内申し上げます

2M会メンバー 一同

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岩崎ミュージアム第487回企画展
サンク・カロ&ロボピース®展

2023年6月6日(火)午後〜6月18日() ※最終日16:00終了

レザーウォッチ(サンク・カロ)~革ベルトの腕時計~

 お好きなパーツや革をお選びいただき、腕のサイズに合わせてお一人づつ型をおこして作る時計は軽くて丈夫でまるでアクセサリーの様。金属アレルギーでお悩みの方、耐久度が欲しい方にもオススメです。
 お持ちの想い出の時計でもベルト作成可能です。
https://handmade-cinq.com

『ロボピース®』空の上の宇宙 LASORASOLAの世界から

 ロボピース®は未来銀河ラソラソラ753から『なごみ』を届ける電子パーツ生まれのメカキュートなロボットキャラクター。
 遊びゴコロのデザインやポーズは幅広い層の方に『楽しい』・『夢がある』と親しまれ、あなたの好き、誰かの好き、がきっとここに!
https://robopeace.jp

【1DAYカルチャー in 岩崎ミュージアム】

☆☆☆『岩崎ミュージアムでの会期中にワークショップ開催しますか??』と
嬉しいお問合せをいただき、ワークショップをさせていただく運びとなりました♬
詳細は下記WEBサイトをご参照ください。
https://robopeace.jp/calture/schedule.html

☆お問合せ・ご予約は下記にお願いします
info@robopeace.jp

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岩崎ミュージアム第488回企画展
内田邦太郎 パート・ド・ベール ガラス展

2023年6月22日(木)~7月2日(日) ※最終日 16:00終了

 私、ガラス工芸家内田邦太郎は、34才の時今まで聞いた事も無かったフランスで『ロダン』の時代に彫刻家『アンリ・クロ』によって考え出された『パート・ド・ベール』技法は第2次世界大戦を契機に途絶え、幻の技法と言われていた。菊名の東京クラフトデザイン研究所にガラス科を作ってくれと依頼された時に校長だった原三郎先生により初めて聞かされた。それから47年間続けている。今まで製作したパート・ド・ベール作品は2,600点以上に成る。
 銀座2丁目メルサの2階のアルベール・アルマン商会に10点程のアール・ヌーボー時代のパート作品を手に取って見る事が出来、これらは鋳物の技法で出来ると思った。(東京藝大鋳物専攻卒 1967年)
 ガラス工芸はどの原料を使うかが最も重要で、赤・オレンジ・黄色を使う為には硫化カドミウムを加えなければ発色しない。又鉛分が硫化物と混ざると硫化鉛と言う黒い化合物と成ってしまう。軟化点も68℃~70℃と極端に低く成る。カルチャースクール程度の技術で出来てしまう。これらは本物のパート・ド・ベール作品とは言えない。1060℃以上が必要である。

パート・ド・ベール作家 内田邦太郎

パート・ド・ベールとは
 パート・ド・ベールとはフランス語で「ペースト状のガラス」という意味。
 細かく砕いたガラスの粉を鋳型に詰め焼成するため、自由な造形表現が可能で、色彩において
も濃淡や混色などを思いのままに調節が出来ることが大きな特徴です。
 アール・ヌーヴォー期に流行を迎えますが、第二次世界大戦を境に途絶え、戦後暫くはガラス
工芸の中でも最も難しい幻の技法とされてきました。
 ガラス作家・内田邦太郎はその幻の技法に挑戦し、40年余りの研究を重ね、見事によみがえら
せました。
 本展ではパート・ド・ベールの魅力である、複雑な造形とそれを彩る鮮明な色彩の美しいガラ
ス表現をご紹介します。

内田邦太郎略歴

1942年  京都に陶芸家 内田邦夫の長男として生まれる。
1967年  東京藝術大学工芸科鋳金専攻卒業。
      大阪市立工業試験所ガラス研究室入所(色ガラスの調合研究)。
1968年  三友硝子工芸へ住込みで5年間吹きガラスの技術を修業、ピンブロー法を考案。
1976年  幻の技法「パート・ド・ベール」を戦後初めて再現し現在まで42年間続けている。
1978年  東京クラフトデザイン研究所にガラス科創設。
      三晃硝子工業のデザイン、技術顧問を20年間し内田クラフトの量産品を発表。
1987年  ニューヨーク、ヘラギャラリーにて招待出品作をローザンヌ美術館が買上展示。
1992年  「幻想の色と形 内田邦太郎パート・ド・ベール作品集」青弓社より出版される。
1989年~2022年  ほぼ毎年、岩崎ミュージアムにて個展又は二人展開催。

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岩崎ミュージアム第489回企画展
Port Art Pirates展

2023年7月5日(水)〜7月17日(月・祝) ※最終日16:00終了

PORT ART PIRATES

 キャプテンAI (画家 大野愛) とコマンダーKIM (フォトグラファー KIM ISEOL) を中心としたクリエイターユニット。小中学校の同級生であり、中学卒業時に誓った「大人になったら海賊になってカリブへ行こう」という約束を叶えるため、2018年にPORT ART PIRATES を結成。ユニット名は横浜市立港中学校 美術部の部長(大野)、副部長(キム) をともに務めたことに由来し、Port(港中) Art(美術部)の海賊、という意味。
 海賊船を手作りするワークショップや海を題材とした作品制作などを手がける。また海や船、海賊の情報をメインとしたラジオ番組のパーソナリティも務める。航海士なみ ( 実際に帆船の航海士) も仲間として活動に参加。その他、音楽隊や戦士、コックなど、多様なメンバーが在籍。
 今回は、ちょこっとフォトグラファー「サトウタケヒト」の写真も展示されます!!

◆ワークショップ◆

①「航海士なみのロープワーク・ワークショップ」

7月8日(土) 14:00~

■ナビゲーター:杉本なみ(航海士)
■料金:500円(1名につき、要予約)
■定員:20名様
船乗りにかかせないロープの結び方を学びます!
現役航海士なみさんと結び方を学んでミニロープマットを作ります。自分で作ったマットはお持ち帰りいただけます。

②「P.A.Pの海賊船づくりワークショップ」

7月9日(日) 14:00~(※)/14:30~/15:00~/15:30~
※14:00からの回は定員に達しましたので締め切らせていただきました。

■ナビゲーター:Port Art Pirates
■料金:各1,000円(各回1名につき、要予約)
定員:各回8名様
オリジナルのミニ海賊船を作ろう!
Port Art Piratesによるミニミニ海賊船作り!
ベースの海賊船にオリジナルの帆を掲げてオリジナル海賊船を作ります。

◇ミニライブ◇

③「MARIERIKAのミニライブ」

7月15日(土)  [1st Stage] 14:00~
7月15日(土)  [2nd Stage] 15:00~

■出演:MARIERIKA
■料金:各回1,000円(一般)、500円(小・中学生)(各回1名につき、要予約)
定員:各20名様
茅ヶ崎出身のヴィオラとピアノの姉妹デュオ。今回は映画音楽を中心に…。

◆E-mail,電話,Faxまたは当館窓口にて、ご希望のプログラム、お名前、ご連絡先をお知らせください。定員に達し次第終了する場合がございます。当日でも空きがあればお申込いただけます。
◆Fax,E-mailにてお申込みいただきました場合には、必ず受信確認を返信しております。2営業日以内に返信のない場合は、何らかの理由により、通信の授受が行われていない場合がございます。お手数ですが、お電話にて、再確認いただけますようお願い申し上げます。また、当館より返信のない場合には、予約完了されていないものとさせていただきます。予めご了承下さい。
◆入館料(一般 300円/小・中学生 100円)はワークショップ受講料に含まれます。

■ご予約・お問い合わせ:岩崎ミュージアム(月休・10:00~17:00)
TEL.045-623-2111 Fax.045-623-2257
E-mail.museum@iwasaki.ac.jp

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岩崎ミュージアム第490回企画展
Mytee Summit2023

2023年7月20日(木)〜8月6日(日) ※最終日16:00終了

横浜を代表するペインター・ロコサトシの絵本「ネコのマイティ」シリーズ原画と、ペイント作品やオブジェ、版画などいろいろなアートワークを展示します。

 夏だ!今年もMytee Summitがはじまります。
 長い長いコロナのあいだ、みなさんの大好きなイベントやワークショップが中止になりました。友だちとおはなしすることも、あそびにいくことも、なかなかおもうようにならないことがつづきました。
 今年のMytee SummitではTシャツにつながるアートを描き、いろいろな新しい発見をしましょう!人と人とをつなげ、友だちをつくり、みんながもっている好奇心をバクハツさせましょう。ねむっていたエネルギーをいろいろなかたちでつなげましょう!!!

Roccó (ロコサトシ)

◆ワークショップ◆

「夏だ‼みんなでつながるTシャツをつくろう!」

7月29日(土) 14:00~
この夏にふさわしい世界にひとつのオリジナルTシャツを作ります!みんなでつながるTシャツチャレンジにもご参加ください!

「夏だ‼みんなでつながるTシャツをつくろう!」

7月30日(日) 14:00~
この夏にふさわしい世界にひとつのオリジナルTシャツを作ります!みんなでつながるTシャツチャレンジにもご参加ください!

◆E-mail,電話,Faxまたは当館窓口にて、ご希望のプログラム、お名前、ご連絡先,参加人数、普段ご着用のTシャツのサイズをお知らせください。定員に達し次第終了する場合がございます。当日でも空きがあればお申込いただけます。
◆Fax,E-mailにてお申込みいただきました場合には、必ず受信確認を返信しております。2営業日以内に返信のない場合は、何らかの理由により、通信の授受が行われていない場合がございます。お手数ですが、お電話にて、再確認いただけますようお願い申し上げます。また、当館より返信のない場合には、予約完了されていないものとさせていただきます。予めご了承下さい。
◆入館料(一般 300円/小・中学生 100円)はワークショップ受講料に含まれます。

♦ご入館の際に、手指消毒・手洗い・検温のご協力をお願いします。また、館内ではマスクのご着用を推奨しています。
■対象  5才くらい(保護者同伴)~中学生
■定員  各日30名様・要予約
■参加費 各日とも1,000円(1名・材料費込・税込) 
■ご予約・お問合せ 岩崎ミュージアム内「マイティ」係
 TEL.045-623-2111(火~日 10:00~17:00)

ロコサトシ(Roccó)
1970年代後半、桜木町東横線高架下で不思議なシルエットの壁画を描き始め、現在ではウォールペイントの創始者として周知されています。89年横浜博覧会で最大級のパビリオンをペイント。新本牧地区、みなとみらい21地区、横浜ポートサイド地区など、横浜のシティ・キャラクターを形成する重要な景観に作品を提供。95年には市営バスのペイントが話題を呼びました。民間からも数多くの壁画などの依頼を受けています。95年より彫刻の森美術館に作品を常設。渋谷同潤会アパートのイベント、表参道の大壁画を担当。一方、90年よりカリフォルニア州・サンディエゴ市に拠点を構え、その活動に対し、同市長より謝意宣言書が発布されました。ボブ・マレー生誕50周年記念コンサートでは平和賞受賞。その年のアートオブザイヤー・ベスト10に選ばれました。そして、99年に横浜市文化賞奨励賞芸術部門賞受賞。11年は横浜赤レンガ倉庫の100年前のカワラに絵を描くワークショップを月1で開催している。作家活動と並行してさまざまなワークショップを行っています。特に、街と学校と家庭とのつながりを深めるため、父兄、教職者、自治体などと話し合いを重ね、美術を通して子供たちの生活や学校の環境の改革に力を入れています。2018年には画業40周年を迎え、戸塚さくらプラザギャラリーでの大規模な個展を皮切りに横浜各地で展覧会・イベントを開催しました。また、80年代後半に活動していた横浜の姉妹都市サンディエゴで、20年ぶりに発見された当時の作品が縁で、現地からの招聘により展覧会・講演会・ワークショップを開催しました。2022年にはトカラ列島(鹿児島) の宝島・前籠漁港にて、120mにわたる日本最大級の岸壁壁画を島民の方々とともに制作しました。

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岩崎ミュージアム第491回企画展
シン(THIN)宇宙人展
Thin Emoalien Exhibition

2023年8月9日(水)〜8月27日(日) ※最終日 16:00終了

宇宙人イラストレーター・エモリハルヒコ氏のソフビ発売を記念して、
「シン宇宙人展-THIN EMOALIEN EXHIBITION」を開催致します。


★ワークショップ★
8月11日(金・山の日)10:30~

「まぼろし宇宙の旅2023」ナビゲーター:ドゥイ

(幼児&保護者向け・要予約・参加費1000円)

期間中随時

「トコトン相撲☆宇宙場所」(無料)

あなたの描いた宇宙人力士が(勝手に)トーナメントを戦います。専用ハガキでご参加下さい。
※『シン宇宙人展』開催記念「トコトン相撲」宇宙場所は、本日(8/26)18時より開催中継予定です。ご参加者のみなさまには、夕方までにURLをお送り致しますので少々お待ちください。

期間中随時

「オリジナル宇宙人うちわ作り」

エモリハルヒコ宇宙人スタンプで、猛暑を乗り切るウチワを作りましょう(参加費:300円)


★エモリハルヒコ
イラストレーター、エシバイパフォーマー。
書籍、雑誌、ウェブ等にて活躍。自作の絵と話を用いた紙芝居を「エシバイ」と称してライブパフォーマンスも行っている。2014年後半から「宇宙人」と交信、宇宙人イラストを描き始める。(現在130種余)。2018年には宇宙人捕獲スマホアプリ「ピペパポン」をリリース。2022年にはソフビ展開を始める。

★ドウイ
小野亜斗子と轟岳によるアートユニット。横浜・石川町の元クリーニング店を自ら改装した「ドゥイ山」にて造形教室を開く。また、保育園や幼稚園、学童保育所の他、様々なアートイベントに参加。参加者それぞれの発想や閃きと、即興製を大切に考える「クリエイティブな遊びの時間」を通し、創作行為を身近で深いコミュニケーションの手段とすべく活動。岩崎ミュージアムでは幼児と保護者を対象としたワークショップ「子そだては爆発だぁ」(通称「コバク」)を都度開催。

連携イベント(C &C カセットテープ&コーヒー)

★珈琲焙煎「6つ」

横浜のこだわり珈琲焙煎豆「6つ」(https://twitter.com/ CoffeeMutsu6)と、大島輝之による「シン宇宙人展」オリジナル音源カセットテープを期間中に会場にて限定販売。


★大島輝之

日本の音楽家。ソロのほか、sim、liiil、弧回等のユニットでも活動。幾何学的な作曲から歌もの、即興演奏のほか、エンジニアとしてもレコーディングやミックスに参加し活動は多岐にわたる。2006年にソロ・アルバム『into the
black』を発表。2008年には大島のパーソナル・レコーディング・プロジェクト“gnom°”として『Enigma Variations』を発表。坂口光央、
大谷能生ほかコラボレーションやコンピレーション作品参加も積極的。2017年に大島名義3作目のソロ・アルバム『CELL MUSIC』を
リリース。

岩「このたびはシン宇宙人展よろしくお願いします。」
エ「こちらこそ」
岩「前回が大宇宙人展で今回がシン宇宙人というのは、例のアレにのっかってる感じですか。」
エ「いえ、アレというのはよく知りませんが、今回は特に痩せ気味の宇宙人にスポットを当ててるもので」
岩「あ、ああ…痩せてるとか薄いとかのTHINですか」
エ「そうですね。マーとかプルトですかね。もう、最初からTHINですから。」
岩「こちらの方が早い、と…」
エ「さいですね」
岩「なるほど。その後交信とかは」
エ「更新…?」
岩「あの、宇宙人の方との交信ですかね。」
エ「ああ、もう毎晩ですね。カケホーダイですね。」
岩「とすると、だいぶ種類は増えましたか。」
エ「そうですね。現在わたくしの手で書き出したものは100体は超えております。」
岩「100体ですか!あれ、前回の時点で118体と言われてましたが。」
エ「え」
岩「え」
エ「じゃあ、それで」
岩「それでって、あなた」
エ「あ、そろそろ門限の時間なんで…」
岩「ええ~、では今回の見所をひとこと」
エ「認識できるような展示にしたいと思っております。」
岩「認識となると、宇宙人という存在の認識ですか」
エ「いえ、みなさんが宇宙人だということに気付くための認識です」
 (この後、いつの間にか姿を消す。)
岩「もしもし、先日は有難うございました。楽しみにしています。」
エ「こちらも楽しみです(ガチャ)」

エモリハルヒコさんの不思議なイラストレーション&グッズの世界をお楽しみ下さい。

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スケッチ40%展 18th
―その角のさきに何がある―

2023年8月30日(水)~9月10日(日) ※最終日15:30終了

 人は旅をする。「くらし」の制約や管理の中で、私の旅は自己解放そのもの。季節毎の自然、初めての街並みとの出会いなどは豊かな感動と発見に満ちている。自由な魂の発露は翼を経た鳥のようだ。
 一枚のスケッチもまた、風景からの様々な感動と発見そのもの。四季折々の光と風に現れたその時々の美しさ、歩いて出会った懐かしくも新鮮な風景を絵筆にとどめたいものだ。その一瞬の精神の躍動を探して、またスケッチブック片手に歩いてみよう。

高岡治美

スケッチ40% プロフィール

 2003年5月、文房堂(神田神保町)アートスクールの齋藤眞紀先生クラス受講生の有志により「スケッチ40%」が誕生。名前の由来は、降水確率40%未満であればスケッチ会を開催するという意味で名付けられました。
 岩崎ミュージアムでのグループ展は今年18回を迎えます。月1回の定例会の他、国内、国外のスケッチ旅行も実施。ポルトガル大好きな齋藤先生のもと、お互い切磋琢磨して活動しています。

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岩崎ミュージアム第492回企画展
横浜芝山漆器展 ―伝統の息吹を今に伝える―

2023年9月12日(火)13:00~9月18日(月・祝) ※最終日15:00終了

『芝山山吹之図』宮崎輝生 作

 2年に一度開催される横浜芝山漆器の展示会です。今回は銘々皿を課題として会員一同、精力的に製作しました。その他に額絵、インテリア小物等、数々の作品を展示販売いたします。

<横浜芝山漆器>
 安永年間(1775年頃)上総の国(千葉県)、現在の成田空港近くの芝山村に住んでいた大野木仙蔵という人が芝山象嵌の創始者と言われています。その後、同氏は芝山仙蔵と改名し、江戸に出て芝山象嵌を広めました。江戸を中心に受け継がれてきたこの芝山象嵌は、1859年の横浜開港によって大きな転換期を迎えました。新しく開かれた港町を行き交う外国貿易商たちは、芝山象嵌の繊細美あふれる独自の技法を高く評価し自国に持ち帰りました。そして政府の殖産興業策と相まって海外から多くの注文が来るようになりました。そのため、多くの職人が横浜に移住するようになり、芝山象嵌生産が本格的に始まりました。特に1893年シカゴ万国博覧会に出品された「真珠貝花紋小箱」が入賞を果たすと、その技法は芝山象嵌に携わる職人たちに大きな影響を与え、次第に芝山象嵌から異なる道を歩み始め横浜独特の芝山象嵌が形成されるようになりました。しかし、明治、大正と隆盛を誇った芝山漆器も、関東大震災や横浜大空襲による町の崩壊、それに伴う職人たちの離散などの理由から、残念ながら現在ではこの伝統技法の継承者も少なくなってしまいました。
 今回の芝山漆器展におきましては、横浜開港と共に歩んできた芝山漆器のすばらしさを、改めてみなさまに広くご紹介できれば喜ばしく思います。

主催:横浜芝山研究会・岩崎ミュージアム
後援:横浜市経済局

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貸スペースによるイベント※お問合せ先は各主催団体になります。
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