ギャラリー

絵画や工芸などさまざまなジャンルの企画展を開催しています。最大壁面40m、外光を取り入れることが可能な空間となっています。アーティストの方と協力しながらも催すアートの数々をお楽しみください。貸展空間としてもご利用いただけます。 (貸スペースのご案内はこちら)

今後のスケジュール
これまでの催し

このページのイベントは既に終了したものです。

岩崎ミュージアム第339回企画展
受賞作家展 -44回 神奈川二紀展による-

2014年3月5日(水)~3月16日(日)
主催:一般社団法人二紀会神奈川支部

 この展覧会は、昨年の神奈川二紀展において受賞した10人が出品する洋画展です。
『岩崎ミュージアム賞』を受賞した永井龍子さんの130号をはじめとして、各々が受賞した大作100号前後と新作小品を展示いたします。10人の作家が1年がかりで、各々の『個』を見つけ、手探りしながら創作した成果の結集です。二紀会の神奈川支部には、約100人が在籍し、この会を要として洋画と彫刻の創作活動をしています。100人の親密な交友の背後には、作家として互いに切磋琢磨する厳しい眼があります。その中から選ばれた10人が絵に籠めた心の襞をもご覧下さい。

支部長 北 久美子

佐々木美直子・安彦久子・牧野和代・小林三夫・永井龍子・杉田正文・武山和夫・加藤保孝・水村繁・香川ヒサ

ギャラリー

Cotton Tail パッチワークキルト作品展
手しごとを楽しむ

2014年3月19日(水)〜3月23日(日)
主催:cotton tail

 山手の通りに春の風が吹き始めます。 どうぞ散歩がてらにおでかけ下さい、と書いてから18年が過ぎ作品展も9回目になりました。
 手しごとを楽しむというささやかな、小さな集まりが、作品展を長く続けてこれたのは参加している皆様の努力と暖かいお気持ちにささえられてのことと感謝しています。
 出品作品は皆様が楽しんでデザインし、作り、縫い、織ったものです。今回もワークショップを致します。
布をひもに巻きつけて、ビーズの様に仕立てるネックレスです。(材料費、講習会費用含む)参加費は500円です。義援金とさせていただきます。どうぞお出かけくださいます様に、お待ちしております。

栗山准子

岩崎ミュージアム第340回企画展
由木浩子・河合祥子・上村由希 三人展

2014年3月26日(水)~4月6日(日)

 今年も桜の季節に岩崎ミュージアムで三人展をさせて頂く事になりました。
 たも網を持って蝶を追いかけ捕獲した蝶の美しい羽を広げ、標本作りに熱中した浩子姉。心行くまで両親のアトリエで美しさを遊びから見つけ出していた由希。その二人とは違う側面から使う物の美しさと機能に惹かれた私。
 それぞれが向き合える対象を持ち、製作のときを持ち…が、どれくらい続いているのでしょうか。一年に一度のここ岩崎ミュージアムでは、お互いの成長を作品から感じ取り、冷静に自作と対峙出来る機会でもあります。そして私達の作品を心待ちにして下さる多くの方々と、美しさを軸にお会い出来、お話が出来るのも嬉しいことです。その軸の器である故由木礼兄とミュージアムに感謝いたしますと共に、自分に還って製作を深めて行きたいと思う日々です。

河合祥子

岩崎ミュージアム第341回企画展
内田邦太郎 パート・ド・ベールガラス展

2014年4月8日(火)~4月20日(日)

 パート・ド・ベール作品は、形は手びねりで伸ばし、結び、削り、穴を開けと、自由に思う様に作ることが出来るが、色に関しては、型に注ぎ込んだガラスの粉が溶けて下へ(器の口の方へ)、流れて落ちて行くので自由にはならない。半分は偶然性が伴う。 
 入れた色が他の色に変わることは無いが、混ざり具合は計算することが出来ない。そこがこの技法の最も難しい所でもあり、また一番面白いところでもある。
 毎回、型バラシの時は、ワクワク、ドキドキの連続である。そんな中で40年間制作してきて作った作品には、様々な風景が浮かび上がって来たので、その一部をご覧に入れることが出来ます。また、自然の花や波や太陽や草などをモチーフにしたものも多数有りますので、ぜひご覧ください。

■内田邦太郎 略歴
1942年 京都に生まれる
1967年 東京芸術大学工芸科(鋳金専攻)卒。大阪市立工業試験所。無機化学課ガラス研究室入所。色ガラスの調合研究
1968年 大阪市在三友硝子工芸入社。職人として5年間吹きガラスを修業
1976年 幻の技法と言われて途絶えていた「パート・ド・ベール」を戦後日本で初めて再現に成功
1987年 ニューヨーク・ヘラギャラリー招待出品、出品作をスイス・ローザンヌ美術館が買上展示
1990年 朝日現代クラフト展招待出品(同1992年)
1992年 「内田邦太郎パート・ド・ベール作品集」出版

岩崎ミュージアムでは1992年以降、今回で16回目の個展を開催。
京都・横浜・勝浦など、通年を通じて、積極的な展示会出展を行っている。現在も新たな作品創りに挑戦し続け、積極的な活動を継続している。

岩崎ミュージアム第342回企画展
suzie's サロン展 in 横浜
三村幸子展(油彩)

2014年4月22日(火)~4月27日(日)

 華や果実をモチーフに、絵を描き続けて20数年が過ぎました。
 季節が巡る毎に飽きもせずに同じ花を描く自分にうんざりする事もありました。初めはモチーフの美しさ、華やかさに魅了され、単純にその姿を写生していましたが、年齢を重ねる毎に私の心境も変化しつつあります。
 花や実が盛りを過ぎ、色褪せ、朽ちていく特にみせる嘆き、苦悶そして最後の一瞬に放つあでやかさ等が、心をうちます。
 そんな一面を少しでも絵の中に表現出来たらと思うのが、今の私の絵への願いです。

三村幸子

 三村幸子さんが、絵を描いてきた時間の長さは、私が絵の世界に入ってからと、ほぼ同じぐらいかと思う。そんな同時的出発点は、お互いに引き合う良き理解者であり、高めあう相互関係のように感じられます。
 原点から、そして今を俯瞰する距離が、同じ目線であることが、何よりも変えがたい価値観を共有出来ています。

スージ・アンティック&ギャラリー
鈴江花也乃

岩崎ミュージアム第343回企画展
The Exhibition of KATAN ISHIKAWA
石川珂旦 美の世界

4月29日(火)~5月11日(日)

 気がつけば、今回で14回目の岩崎ミュージアムにおけます展覧会となりました。
 これも、ご高覧賜ります方々、また展覧会関係者の方々の並々ならぬご支援のお陰と存じ上げます。
 これまで自分にとって、毎回の展覧会は御批評いただける真剣な場ととらえ、制作発表してまいりました。いつも新鮮な気持ちで、そのとき本当に表現したいもの、またそのときでなければ表現出来ないものを発表してきたつもりでございます。時は移ろい変化してまいります。その変化のなかに身をおく自分として自覚し、必然性のある作品を発表するその姿勢が、唯一今迄にないものを生み出す力の源泉ではないかと思っております。
 本質は変わらないが、常に外部からの刺激によって柔軟に形は変わっていくし、また変わらざるを得ないのです。ですから日々新しいアイデアが生まれ、表現せざるを得ない衝動にかられるのです。そしてその結果作品は変化し続けていくのです。次から次に新しいことに突き進み、そうするとまた新しいことに興味が出てくるのです。
 そしてそれを繰り返しているうちに、あっという間に第14回目の展覧会を迎えることとなりました。自分にとっての必然性をもって創造された作品が、一人でも多くの方々の目にとまれば幸いに存じ上げます。

石川珂旦

これまでに個展が開催されているおもな美術館、美術画廊
札幌三越 三越ギャラリー、かわとく ギャラリーカワトク、藤崎 美術ギャラリー、中合福島店 美術サロン、うすい百貨店 イベントコーナー、東武宇都宮百貨店 美術画廊、京成百貨店 アートギャラリー、高崎髙島屋 アートギャラリー、千葉三越 特選画廊、松屋銀座本店 美術画廊、プランタン銀座 ギャルリィ・ドゥ・プランタン、新宿三越 美術画廊、日本橋三越本店 リビングステージ、池袋三越 アートギャラリー、玉川髙島屋 アートサロン、岩崎ミュージアム、井上百貨店 ギャラリー井上、
香林坊大和 アートサロン、めいてつ・エムザ 美術サロン、阪急うめだ本店 美術画廊、西宮阪急 アートギャラリー、岡山天満屋 美術画廊、倉敷天満屋 美術画廊、米子天満屋 美術画廊、福山天満屋 美術画廊、天満屋広島八丁堀 アートギャラリー、そごう広島店 美術画廊、井筒屋小倉店 美術画廊

2014年 展覧会スケジュール
6月 福岡・小倉井筒屋 美術画廊、7月 宇都宮 東武宇都宮百貨店 美術画廊、9月 松本 井上百貨店 ギャラリー井上、9月 岡山・岡山天満屋 美術画廊 他

岩崎ミュージアム第344回企画展
大塚日出樹 写真展
マ・カシェットの庭 −庭はなぜ要るのか−

5月14日(水)~5月25日(日)

 マ・カシェットは「私の隠れ家」という意味が示すとおりフランス・オーベルニュの山と牧場に囲まれた小さな町の一角でひっそりと営まれていた小さな民宿です。
築二百年という農家を改装した建物には灰色の猫が一匹、そして大きな美しい庭がありました。杉の大木、蔦のトンネル、バラの繁み、朽ちたベンチ、ハーブを植えた畑、名も知らぬ花。
 まるで植物たちの秩序と混沌の中に秘密が隠されているような、不思議な魅力をたたえたこの庭を私は夢遊病のように歩き回り、夢中で写真を撮り続けました。そしてこの記録は2006年から宿を廃業してしまう2012年にかけて、4度の訪問によって完成しました。
 時間と季節の変遷は世界を変え庭の姿を変えていきます。写された写真はこの庭の歴史のほんの一部の些細な瞬間にすぎませんが、その一瞬一瞬には魔法のような引力が働いているように感じます。そのイメージからは庭の潜在的なものの移ろいを感じます。
 庭はなぜ要るのか?
 私は庭をつくることと写真を撮る行為はどこか似ているように感じています。この庭の四季の情景からその答えを感じていただけたら嬉しいです。

大塚日出樹

大塚日出樹 Hideki Otsuka
写真家 1971年生まれ、横浜在住。日本大学芸術学部写真学科卒業後、流行通信社(現・INFAS )入社。
豊浦正明、浅川英郎、両氏のアシスタントを経て1998年より独立。
2003年より有限会社 Good Grief を設立し以後フリーランスで人物から静物写真まで主に雑誌書籍・広告などの分野で活動中。
2013年には初めての作品集「Besoin du Jardin 庭はなせ要るのか」を発表した。
http://www.hideki-otsuka.com

ギャラリー
ボビンレース教室展 イタリアの風に誘われて
志村冨美子ボビンレースの会

5月28日(水)〜6月1日(日)

イタリアの風に誘われて
17〜18年前、イタリアのカンツーという町で、商店街のウィンドーも使い開催されたレース展に出会いました。デザインの自由さ、レースの美しさに感激して、いつかイタリアのレースを作ってみたいと強く思う様になり、その後、二回も訪れました。なかなか型紙を手に入れることが難しく、テクニックも良く分かりませんでしたが、この度やっと展示会という形で実現することが出来ました。
 生徒さん達には無理難題を押し付けましたが、皆さん良く協力して下さいました。見ごたえある展示会になったと自尊しています。
 イタリアのレースを中心に色々なレースを思い思いの額装にしています。どうぞご笑覧下さい。

志村冨美子

志村冨美子プロフィール
始め、布花教室主宰
平成元年頃から
 ボビンレース教室主宰
 ボビンレースの本とアイリッシュの本を上梓

ギャラリー
2M会展

6月3日(火)~6月8日(日)

2M会も15回目の展覧会を迎えることになりました。
展覧会の第1回目を銀座で行い、2回目、3回目を日本橋、そして横浜で4回目から今回まで岩崎博物館で行っています。15年は長いようで、とても早かったように思います。
毎年この作品展のため質の高い作品作りに励んでまいりましたが、特に今年は15回目と言う節目にあたります。良い作品がそろいました。
是非ご高覧いただけますようにご案内申し上げます。

岩崎ミュージアム第345回企画展
紫陽花展

6月11日(水)~6月22日(日)

巡る季節に
私ども『紫陽花展』は今年で15回記念展を迎えることになりました。ここまでご支援くださった方々、ご高覧いただいた皆様に深く御礼申し上げます。
ひとくちに15回展と申しましても、月日は15年も流れたということで、その間にはいろいろなことがありました。会としては途中で展覧会場の変更があり、社会的には何といっても大震災を経験しました。メンバーも久しく15歳、年を取ったので、当初の中堅女流作家もだいぶ年季が入って、今や風格さえ漂わせているかもしれません(体重増加ゆえ)。
しかし、油絵・日本画・木版画・水彩画と多岐にわたるジャンル、様々な制作発表形態の9名が、メンバーチェンジもほとんどなく今日まで続けてこられたのは、お互い刺激し合い、研鑽を積める間柄だったからと自負しております。
また、11回展からお世話になっております岩崎ミュージアムでは、毎年、作品展示の他に何か教育的プログラムをとのリクエストにより、木版画の摺りや日本画制作のデモンストレーション、コラージュやかまぼこ板絵のワークショップなど、それぞれ担当した作家のフィールドを生かしたイベントを行ってまいりました。それは他のメンバーにとって、日頃、見聞きすることのない分野でもあるため、毎年の楽しみにもなっています。
今年は水彩画のワークショップです。更に15回記念として、9枚1組の作品のポストカードを作りました。会場にいらした方にはプレゼントいたしますので、是非、お出掛けください。
さて、ここから20回展に向け、どのようにお互いが変化し成長するのか、切磋琢磨し制作いたしますので、今後ともご支援ご高覧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

岩崎ミュージアム第346回企画展
藤原京子展 Gate -門-

6月25日(水)~7月13日(日)


2011年(fragile)、2012年(Biflöst)の続編となる3回目の個展です。「境界としての門」をコンセプトに制作したインスタレーションを展示します。

プロフィール
個展:岩崎ミュージアム(2011、2012)
グループ展:「中之条ビエンナーレ2013」旧廣盛酒造/群馬(2013)、「境界」倉庫現代美術館/群馬(2013)、「現代日本人作家展」寧波美術館/中国(2011)、BankART AIR OPEN STUDIO(2010,2011) 
東京都出身 東京造形大学デザイン科研究課程修了

岩崎ミュージアム第347回企画展
齋藤眞紀展~リンの響きと共に~

7月16日(水)~7月21日(月・祝)


 昨年から、シンギング・リンの演奏家タカさんに、アトリエでリンを奏でてもらい、その中で絵を描くことを続けています。
シンギング・リンは豊かな倍音を奏でられる楽器で、2004年に日本で発明されました。リンの音に包まれていると、不思議な感覚が得られることがあります。私の場合、最初は色でした。でもいまは光や…もっと漠然としたものを感じているようです。
 「一緒に何かできないかなぁ…」と、タカさんから誘いを受けたのがこの奇妙な共同作業の始まりでしたが、私自身、抽象的な仕事をして行く上で一番邪魔な自己を、うまく突き崩すきっかけになるような気がしています。
 もちろん、即興で絵を描いていますから、うまく行く時もいかない時もあります。ですが、見事にはまった時の絵は、自分ひとりの力では及ばない豊かさを湛えているように感じています。

2014年5月15日

齋藤 眞紀 プロフィール
1964年 川崎市に生まれる。古川小学校、塚越中学校、県立川崎高校、和光大学人文学部芸術学科卒業。
舞台美術を皮切りに、絵画、立体造形、版画やスケッチと、抽象具象を問わず様々なジャンルで制作活動を行っている。スケッチ40%を主催。
近年は、川崎市市民ミュージアム、郡山市立美術館、岩崎ミュージアム、佐藤美術館などでワークショップの講師を数多くつとめるほかに、昨年、今年と横浜市教育文化プログラムの一環で、小学校への出前造形教室を行い、美術の楽しさを広める活動にも力を入れている。

主な展覧会
1993~1995 モリスギャラリー(銀座・個展)
1996、1998 ギャラリーLE DÉCO(渋谷・個展)
1994、2004~2009、2011~2014 岩崎ミュージアム(横浜・個展)
2002~2004 ギャラリーPSY (銀座・個展)
2003 日仏会館エントランスホール(恵比寿・個展)
2000、2007、2009、2011 アトリエスズキ (銀座・個展)
2006、2008、2012、2014 ギャラリー惣 (銀座・個展)
2006~2014 スケッチ40%展 (岩崎ミュージアム・グループ展)
2007~2014 プラネット展 (アトリエスズキ・グループ展)
2011 川崎の7人展 (川崎市市民ミュージアム・グループ展)

壁画の制作
2000 青馬堂書店 (横浜市鶴見区矢向)
2004 島村商店倉庫 (江戸川区松江)
2008 季節料理平八 (江戸川区中央)

パブリックコレクション
川崎市市民ミュージアム

岩崎ミュージアム第348回企画展
Mytee Summit 2014

7月24日(木)〜8月3日(日)




 アートには逆境を乗り越える力があります。
アートは制作する作家にも、それを見る人たちにも、誇りを見つけ、生きがいを見つけ、勇希をつくりだし、人と人のつながりをつくり、命を慈しむ方法を導いてくれます。
 今年のマイティサミットは、動物、植物、昆虫など地球に生きる全ての命を考えてみましょう!!!

 Roccó

ロコ・サトシ
70年代後半、桜木町東横線高架下で不思議なシルエットの壁画を描き始め、現在では横浜のウォール・ペイントの創始者として周知されています。89年横浜博覧会では、最大級のパビリオンをペイント。本牧、みなとみらい21、ポートサイドなど、横浜のシティ・キャラクターを形成する。重要な景観に作品を提供。95年には市営バスのペイントが話題を呼びました。渋谷区同潤会アパートのイベント、表参道の大壁画を担当。一方、90年よりサンディエゴ市に拠点を構え、その活動に対し同市長より謝意宣言書が発布されています。ボブ・マーリー生誕50周年記念コンサートでは平和賞を受賞。その年のアートオブザイヤー・ベスト10に選ばれました。99年には横浜市文化賞奨励賞芸術部門受賞。11年は横浜赤レンガ倉庫の100年前のカワラに絵を描くワークショップを月1で開催している。作家活動と並行してさまざまなワークショップを行っています。特に、町と学校と家庭とのつながりを深めるため、父母、教職者、自治体などと話し合いを重ね、美術を通して子どもたちの生活や学校の環境整備に力を入れています。

●ROCCO’S  WORKSHOP

①「夏のオリジナルTシャツを作ろう!」
日時:7月24日(木)、25日(金) 各14時~
②「段ボールで作るアートジャングル!!地球のいきものをつくろう!」
日時:7月26日(土)、27日(日) 各14時~
■対象
小学生低学年(保護者同伴)~中学生
■定員
各日30名様・要予約
■参加費
各回とも1000円(税込み・材料費込み)
■ご予約・お問い合わせ 岩崎ミュージアム内「マイティ」係
 TEL.045-623-2111

夏休み子供も大人もみんなで楽しいワークショップ!「帯からりを作ろう!」

2014年8月8日(金)、10日(日) 各日とも14:00〜16:00

今年のお題は《帯からくり》。からくりというからには。タネも仕掛けもあります。それをみんなで作っちゃいましょう!
夏休みの宿題にもバッチリ。仕掛けは絶対ばれません。
小さい子供でも大丈夫かって?
ハサミが上手に使えて、先生のお話が聞ける良い子なら、誰でも簡単に作れちゃいます!
もちろん、大人のみなさんも大歓迎。
みんなで楽しく個性的な《帯からくり》を作りましょう。

■対象
小学生低学年(保護者同伴)~大人
■定員
各日20名様・要予約
■参加費
各回とも1000円(税込み・材料費込み)
■ご予約・お問い合わせ 岩崎ミュージアム内「帯からくり」係 TEL.045-623-2111

ギャラリー
Sketch40%展  「出会い そして未来へつづく」

8月6日(水)〜8月17日(日)

「目の前のこの風景を魅力的に描けたかな?」自分自身に問いかけます。
上手くいったと思う時もあるし、自己嫌悪に陥る時もあります。
スケッチの楽しいところは“今”を切り取って自分色に染めて残せる事だと思います。同じ場所を描いても、1年前と今とでは自分も風景も変化しています。
スケッチ40%に参加して10年が過ぎました。齋藤先生から「スケッチ会があるけど来てみますか?」とお誘いを受けて「はい、学生時代以来ですけど…」と、喜んで参加したのを覚えています。
それ以来、絵を描くのが好きな沢山の仲間と知り合い、お互いに刺激しあいながら自分の世界を創り上げてきたつもりです。
毎月の定例会、年に一度のスケッチ旅行、1年おきの海外スケッチ旅行と、自分一人ではなかなか行かれない所に連れていってもらい、四季折々の風景との出会いを楽しんでいます。
まだまだ未熟で迷ってばかりですが、水彩画・パステル画・ペン画とチャレンジしながら、これからも“私の風景”を描いていきたいと思っています。

スケッチ40%・辻本 絹子

2003年5月、神田神保町にある文房堂アートスクールの、齋藤先生クラスの生徒の提案によりスケッチ会が発足。以後毎月1回の定例会で横浜・東京近郊を描く。その後、会の名称を「スケッチ40%」と命名することに。
2005年5月、岩崎ミュージアムにて第1回グループ展を開催。11月にはスケッチ旅行で、奥湯河原に1泊の合宿。
以後、展覧会と合宿が年1回ずつの定例行事となる。
2010年8月、有志による初めての海外スケッチ旅行でオランダへ。
会の発足から12年の間に会員数も増え、簡単な会則を作り、様々な活動をみなで分担し合いながら今日に至る。
今年は区切りとなる10回目のグループ展。また11月にはシチリアを訪れる予定です。

岩崎ミュージアム第349回企画展
ひろはまかずとし 言の葉墨彩画展 『創生(オリジン)』
〜私には今、命をかけてでも、守りたいものがある〜

8月20日(水)〜9月15日(月・祝)


横浜という街は「日本で最初に…」という事柄がおそらく日本一多い処だと思います。つまり、近代日本の創生紀の舞台となったと仮定して、今回の展示会のテーマとさせて頂きました。そしてまず、テーマ曲を創ってみました。
「♪昔々のその昔 なんにも無かったこの宇宙にイザナギさまとイザナミさまがおもいっきりの愛を尽し合い、委ね合い作りたもうた この国だから、命がけの愛でしか 守れるはずも無いように〜」
あとは会場にて…。

心がキラキラと輝き出すような、純粋な「愛」あふれる数多くの直筆作品や、オリジナルグッズを展示してお待ちしております。

★ひろはまかずとしお話会&ライブ
優しい音色に乗せてお届けする心あたたまるお話と朗読、即興で描く大作も必見。
日時:2014年9月7日(日)13:30〜
ゲスト:山崎箜山さん(尺八)・Mikaさん(ピアノ)・月の203号室(友情出演)

ひろはま かずとし 略歴
1949 愛知県蒲郡市生まれ
1987 交通事故で長期入院中に作品を書き始める
1988 蒲郡市にギャラリー「カジェルの森」オープン
1994 河出書房新社「おもいのまんま」全国出版。以後、小学館やPHP研究所などから40冊以上出版
1996 小学館「小学一年生」・「お母さん塾」連載
1997 日本能率協会「年間カレンダー」出版(以降継続)
2000 三重県公立高校入試問題に作品出題
2001 「月刊PHP」連載
2006 命を大切にする教育「賢人フォーラム」出演
2007 コカ・コーラのホットドリンク「はちみつゆず」作品掲載(以降継続)
2011 東日本大震災の被災地、南三陸町を中心に支援活動を続ける。
    自殺対策や養育をテーマに、全国で個展や講演会を開催中
URL:http://www.kajel.com カジェルの森

岩崎ミュージアム第350回企画展
高瀬哉沖展

2014年9月17日(水)~9月28日(日)


「哀愁のバーミアン」

 人生は後半が面白いと誰かが言っていました。私も後半になって来ので、もっと面白くしたいと思います。それで前半にやった仕事を点検して見たいと思い、自選展をひらきたいと思います。

高瀬哉沖

高瀬哉沖(やすおき)プロフィール

1932年生まれ
1952年 第38回、二科展入選、以後、53,54年入選
1954年 武蔵野美術大学卒業
第6回、モダンアート入選、以後55年入選
市制施行記念相模原市民文化祭市長賞受賞
1955年 第32回春陽展入選、以後56〜59年、62〜67年入選
新学制施行十周年記念相模原市民文化祭市長賞受賞
第34回国画会展入選、以後61年入選
第20回ハマ展協会賞受賞
第15回相模原市民文化祭文化祭賞受賞
1965年 横浜美術協会(ハマ展)会員
1966年 第1回神奈川県展入選
1971年 第6回神奈川県展特選、72年入選
神奈川県民ホール開館記念展(神奈川県展)招待出品、以後連続招待出品
1991年 美術団体等迦会入会、委員 

岩崎ミュージアム第351回企画展(横浜画廊連携展)
吉田 直 展「禁区との対峙」

2014年10月1日(水)~11月3日(月・祝) ※17日(金)より入れ替え有

[■横浜画廊 元町店 2014年10月18日(土)~11月3日(月・祝)]


日々是(これ)奇跡
 数年に一度は制作を中断せざるを得ないような怪我をする。ドジといえば可愛げがあるものの要はたるんでいるのだ、とその都度自戒する。
チェンソーに指を引っ掛けたり、彫刻刀を滑らせ左手を刺したり...。今回はデッサンをとめているベニヤ板を不安定な形で立てかけていた事を忘れ、
それを移動させようとしたらつま先に直撃落下させた。
 激痛と出血。直後は血の気が引いたものの、幸いにも数日間安静の打撲との診断。
包帯を巻かれた足元を見つめながら大袈裟にも志賀直哉の「城の崎にて」を思い浮かべた。

_たまたま自分(志賀直哉自身)の投げた石がいもりに当たる/
つい先刻まで死とかけ離れていたいもりに突然の死が訪れる/
生と死は両極ではなく紙一重の奇跡_。

 今回の怪我にしても、もう少し当たり所が悪かったら骨折に至っていたかもしれない。
また外傷以外にもある日突然、病魔が我が身に降りかからないとも限らない。
更に言えば普通に歩いていて、そこに車が突っ込んで来る可能性も0とは言えまい。
まさに石を当てられたいもりのケースである。

99年の初個展から15年目。
相変わらずの日々が続く。進歩の無い奴だとつくづく己を恥じ入る。
だが健康ではある。健康と共に素晴らしい方々との出会い、懐かしい方々との再会...。15年間の奇跡の日々を深く感謝する敬虔な自分もいる。
 次の15年目は還暦かと思うと今までの歩みの遅さを省みてめまいもする。だが歩みを止めなければ案外距離も伸びるだろう。
前を見据えて歩いていきたい。これからの奇跡の日々に想いを馳せながら。

2014年 吉田 直

●ギャラリートーク
ゲスト:中村隆夫(多摩美術大学教授)
10月11日(土) 14:00~ 於:岩崎ミュージアム
HP
吉田直の世界
横浜画廊

岩崎ミュージアム第352回企画展
VAN展

2014年11月6日(木)~11月16日(日)



「皆川滋水」




「山坂弘子」




「門間いつ子」





芸術の秋に『版』との対話をぜひ!!
隔年で開催されてきた太平洋美術会版画部有志による『van』展も早いもので第4回目を迎えました。これも岩崎ミュージアムのご厚意によるものと大変感謝致しております。
版画は『版』を媒体として表現する平面芸術ですが、展覧会名の『van』とはこの『版』なのです。版に使用するものとしては主に木、紙、銅、亜鉛、シルク、プラスチック、石膏、鉛等がありそれに手彩を加えたり、近年ではCG等もあります。さまざまな媒体の組み合わせによる表現の可能性は無限で、近年の版画の多様な表現には目を見張るものがあります。21世紀はまさに版画の時代と言ってよいでしょう。
作家達の『版』に込めた思いや『版』に注ぎこまれたエネルギーを感じながら、作品との対話を楽しみ、芸術の秋の一時を過ごして頂ければ幸いです。
是非岩崎ミュージアムにお立ちより下さい。一同お待ちしております。


                     太平洋美術会版画部
                          皆川 滋水

■楢山君代 中村厚子 二人展

2014年11月19日(水)~11月24日(月・祝)

私たち二人は、飯島敦彦先生のアトリエで10年来、油彩画を学ばせて頂いて居ります。此の度、この10年を一区切りとして、二人展を催す事に致しました。

〈中村 厚美〉

〈楢山 君代〉

■アトンメントセンター展

2014年11月27日(木)~11月30日(日)


山手通りがクリスマスカラーに染まる12月に、今年も「第34回てんらんかい」を開きます。じっくりていねいに取り組んだ水彩組、新しい仲間が入った油絵組と、今年も楽しい作品ができました。子供たちのまわりでは、悲しい出来事が多く聞かれる今日この頃ですが、作品づくりを通して、優しい心や人を大切にする心を持った人になってほしいと思います。子供たちの作品は上手下手として見るのではなく、いかにがんばって造ったという、その過程を大切にして見てあげて頂きたいと思います。今年のワークショップはクリスマスグッズを造ります。そちらもお楽しみに…。

岩崎ミュージアム第353回企画展
小林千枝の小さな歩み展

2014年12月3日(水)~12月25日(木)



〈梅雨の晴れ間〉

何故絵を描くのか?かの高山辰雄画伯は氏の画業をドキュメントしたテレビ番組のインタビューに答えておられる“よくわからないのです”と。私など当然と意を強くした。絵を描くことは癒しでもある。窓辺から強い光がさすと卓上のモノ達が輝いて光と影のドラマが生まれ見ているだけで幸せな気分になるが描かなくてはならない。見えない想念を見える形にする作業は捉めたと思うのも束の間、“これではない”のくり返し。果てしがない。今度こそ…と思って今日迄きてしまった。この度岩崎ミュージアムで私の歩み展を開催して頂くことになり感謝して新たな世界への出発にしたいと思います。

小林千枝

略歴

1937 名古屋出身

1958 愛知学芸大学(現教育大)短期美術科卒

1961 武蔵野美術学校卒

1965 二紀展初出品

2004 会員推挙

日本美術家連盟会員

東京・名古屋・藤沢・鎌倉にて個展多数


小林千枝先生の油絵を中心に、近年の二紀会展の大作も含め、今まで見る機会がなかった展覧会となります。50年にわたって描き続けてこられたその流れをゆっくりと観賞したいと感慨深い展示となりますので、是非ご高覧下さいませ。

スージ・アンティック&ギャラリー鈴江花也乃

■貸スペースによるイベント※お問合せ先は各主催団体になります。
■当館主催または共催・協力イベント