ギャラリー

絵画や工芸などさまざまなジャンルの企画展を開催しています。最大壁面40m、外光を取り入れることが可能な空間となっています。アーティストの方と協力しながらも催すアートの数々をお楽しみください。貸展空間としてもご利用いただけます。 (貸スペースのご案内はこちら)

今後のスケジュール
これまでの催し

2009年の催し物
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岩崎ミュージアム第246回企画展  新春カルタあらかると

2009年1月7日(水)~1月25日(日)

主催:(株)奥野かるた店

本年は、岩崎博物館ともゆかりのある国際的版画家・故由木礼先生作のカードゲーム「あくまかるた」を偲んで展示致します。この作品は作者の思い入れも深く、当店もその販売に微力を尽くしてまいりました。残念ながら普及版は絶版となりましたがその作品の原画は残され、こうして皆様にご覧戴くことが出来ました。
又、カルタ及びかるたあそびは正月の季語にもなっており、季節感あふるる催事の一つです。そのため今年も当店の新しいオリジナルかるたを中心にして飾りたいと考えました。昭和の前期に製造された武井武雄作「幼児標準カルタ」復刻版はレトロなだけでなくそのデザインのモダンさでファンの方々からも絶賛されております。他にも水木しげるの「ゲゲゲの鬼太郎いろはかるた」、カードゲーム「反対語漢字合わせ」、芭蕉一門の江戸時代の名句を集めた「正風俳句かるた」をご紹介申し上げます。古い百人一首なども展示致します。若しかするとぎりぎりで石川啄木の短歌かるたをお目にかけることが出来るかもしれません。お楽しみ戴けましたら幸いです。

(株)奥野かるた店 取締役会長 奥野伸夫

岩崎ミュージアム第247回企画展  小川 武 展

2009年1月28日(水)~2月15日(日)

モノが朽ちていく長い時間を感じる事は自らの郷愁を思い起こしたり、記憶を遡ったりする。
そこにあらゆる人々がある共通した思いを彷彿とする事がある。
僕は遊具を作るアルバイトをしていた。小学校や幼稚園にあるでっかい木造のヤツ。
同時に古くなったものを解体していた。チェーンソーでバラバラに。
積み上がったジャンクヤードの中に生き残っているヤツがいるので救出。
僕はそれを組み上げてリサイクルです、などと言う気はない。
まだ生き残っているので大事にする。
それは朽ちていったモノが今の時代に反発して、より一層価値がある様に感じているし、その向こうにたくさんの可能性があると思う。

小川 武

プロフィール
1984年 千葉県生まれ。
2004年 廃材を扱った家具を制作。
2005年 TDW国際学生コンペ最優秀賞を受賞。
2008年 横浜 ギャラリー元町にて個展。
東京造形大学在学中。

横浜fカレッジ ファッションデザイン科
同時開催:卒業・進学作品展「グッズファミリー展」

2009年2月18日(水)~2月22日(日)

私達は、横浜西口にある専門学校、横浜fカレッジのファッションデザイン科の学生です。平成20年度私達が学んだ成果を発表いたします。
ギャラリーでの展示は、アパレル業界の展示会形式に構成されています。ブランドを設定し、それぞれのコンセプトに合わせてデザイン、製作した作品です。ディスプレイも企画し、イメージ広がる空間を創り上げました。その他には、イラストレーション、デザイン画などを展示します。期間中の2月22日(日)14時からは、学生によるファッションショーを開催します。個性的なワンピースからドレスまで、自作自演で発表します。若い感性あふれる作品『個性派』を是非ご覧下さい。

●同時開催 「グッズファミリー展」
今回で11回目の集まりになりました。
グッズファミリーのメンバーは、アトリエで作家活動しているプロから、趣味として手作りを楽しんでいる人まで、色々な人達が出展しています。手作りの暖かさと楽しさをモットーに、帽子、ビーズアクセサリー、インテリア雑貨、布小物などの作品をご紹介します。世界で1つの出会いがあるかもしれません。是非、遊びに来て下さい。お待ちしています。

横浜fカレッジ ジュエリー&アクセサリー科「平成20年度 進級・卒業 作品展」

2009年2月25日(水)~3月1日(日)

これまでに身に付けて来た知識と技術の集大成として取り組んだ最終課題作品の発表です。
また、授業で制作したジュエリーやアクセサリーの作品とデザイン画、コンテスト入賞作品なども展示いたします。

楽画5人展 県展仲間のコラボレーション

2009年3月3日(火)~3月8日(日)

ギャラリーは彩り豊かに楽画のコラボ!もう陽春です。

飯田 力也(ミクストメディア・油彩画)
垣見 久子(ミクストメディア・油彩画)
杉山 貞夫(日本画)
角田 礼子(油彩画 )
中丸 彰子(水彩画)

 「楽(たの)しく画こう」と言ったら「楽(らく)に絵がきたい」と言う。愉快なフィーリングの合 っ た仲間がいる。
 県展 ( 神奈川県美術家協会 ) で出会った、画風や ジャンルを超えた五人の グループです。お互いの人柄を認め合う仲間ですが、それぞれの人柄が絵に溢れ、絵が人柄を映しだす。そんな五人のコラボレーションの展覧会です。さてどんな雰囲気になるだろう。 初めての五人展で、ちょっぴり不安も…。
 でも、もしかして、もとの姿を変え、違ったものが生まれるも…。つまり化けるかも知れない。 大化けしたら面白い。
 ぜひ、皆さん気楽(らく)に観て頂ければ、楽しんでいただけたら、と思っています。

岩崎ミュージアム第248回企画展  内田邦太郎・松村英男 二人展

2009年3月10日(火)~3月22日(日)

『内田邦太郎(ガラス)と松村英男(街・建物スケッチ)に寄る色彩の競演展』

 片や無機的素材を用いて有機的な世界を表現しようとし、他方風景の持つ豊かな色彩をあくまで真摯に観察し、己れの感性を通して理解した事を描き出す。素材や手段は異っても色彩の調和とバランスに於て共通する。
 各々自然で有る事を目指して絶対に不自然を感じさせない様に努力する。これはその積み重ねの軌跡である。
 松村氏は、より色彩の繊細で完成度の高いものを求めて、オイルパステルに寄る名画の模写も多数試みて来られました。併せてご覧頂けると大変に興味深いものとなるでしょう。
 物事の本質を見分けるには、2つを比べる事が最も客観的に判断出来る様に思われます。誰もが知っている名画を模写する事は色彩の石膏デッサンの様なものです。

岩崎ミュージアム第249回企画展
アジアのアートシーンその2 波止場の響き 林恵理子 展  -色と線-

2009年3月25日(水)~4月5日(日)



琴線(きんせん)

林恵理子は、光、風、音といった形のないものを、ボールペン一本で描く線と色で表現しています。どこまでも飛び散る、どこまでも伸びて行く、果てのない世界が、どの作品にも感じられます。それは誰もの心にある‘求め‘の色と線ではないでしょうか。

今回の展覧会 「波止場の響き」は、彼方から運ばれてきたいくつかの‘音(おん)‘を、色と線で描いています。作品の線を指でつまびくと‘音(おん)‘が持つ響きが、静かに聞こえてくるようです。

それは波止場にある憧れや哀愁の揺らぎなのでしょうか。

ボールペンの色と線で向き合った‘音(おん)‘の揺らぎは、林恵理子の琴線に違いありません。

(戸田志香・声楽家 記)

■主要参加展覧会(2000年以後)

2008年 軽井沢のこもれび―色と線 (個展/ 長野県軽井沢、日本)
2007年 ゲント アートフェア(ベルギー)
2006年 日韓現代美術展(ソウル 韓国)、ゲント アートフェア(ベルギー)
2005年 日韓現代美術展(ソウル 韓国・ 武漢 中国)、ゲント アートフェア(ベルギー)
2004年 尼崎国際現代美術展 (尼崎 日本)
2003年 日韓現代美術展(ソウル 韓国)
2002年 韓日現代女性展(東京 日本)、日韓現代美術展(ソウル 韓国)
2001年 フロンティア21(横浜 日本)、PICAF 参加記念展(東京 日本)、韓国・日本・中国-----女性人展 (ソウル 韓国)、韓日現代女性展(光州市 韓国)
2000年 札幌国際版画ビエンナーレ(札幌市 日本)、波動 国際現代美術展(横浜市 日本)、韓国からの熱い風 (東京 日本)、PICAF (釜山国際現代美術展)(釜山 韓国)

■出版
2002年 詩集「追憶のような未来」 挿絵担当 (韓国)

■イベント(ワークショップ):「私の横浜」
昔懐かしい、横浜を綴った童謡をお聞きください。
歌に合わせてあなたの横浜を描きませんか。
横浜下町話もございます。
ボールペンをお持ちください。
3月28日(土)、3月31日(火)、4月4日(土)  各日 午後2時~3時

岩崎ミュージアム第250回企画展  由木浩子・河合祥子・上村由希 三人展

2009年4月8日(水)~4月19日(日)


桜散る頃の岩崎ミュージアムは、一番素敵だ。
 どの季節も素敵だが、私は春がいちばん合っているように思える。
 今年もまた春に展示会をやらせて頂く、そして私個人としては10年目10回目となる。2000年を初回として十年という年月はなんと早いのだろうか?2002年には故由木礼(父)との三人展もした。十回のうち五回は個展、あとの五回は三人展。今年も二〇〇七、二〇〇八年と同様、由木浩子(油彩)河合祥子(ガラスデザイナー)上村由希(ガラスコラージュ)による三人展。最近ではこの三人展が定着しつつあるようだが…?昨年あたり「この三人の展示は統一性がなくバラバラですね」との声も頂きました。確かに見方によってはそうもとれるかもしれない。しかしあえて違う組合わせとして今年もまたこのメンバーで発表してしまいます。(そこがいいというお声も多々頂きますので…)
 私個人のテーマは「郷愁」です。
 どこかノスタルジーを感じて頂けたら幸いです。由木浩子、河合祥子の新作も是非おたのしみ下さい。

上村由希

『Tully's Picture Book Award2008』お客さま賞受賞 絵本出版記念『クマヤマダ』展

2009年4月22日(水)~4月26日(日)

 『Tully's Picture Book Award2008』にてお客さま賞を受賞した、絵本『クマヤマダさんとわたし』原画展を開催いたします。原画展示と共に、動画『クマヤマダさんとわたし』の上映と、読み聴かせライブなど、ナマの「クマヤマダさん」を感じてください。
 心が温かくなって、友達や家族や周りの人たちにちょっとだけ優しくなれるはずです。

● クマヤマダさんとの出会い
 眠れない夜のために、いつも枕元に置いてもらえるような絵本を作りたいと思ったのが、絵本を作るきっかけでした。
 私は眠る前、イヤな事ばかりが頭を駆け巡ってしまいそうになると 、それを打ち消すために、心が安らぐような空想をします。そのまま夢に持込めるような空想を。
 悩み事や心配事を夜中に考え始めると、止まらなくなってしまい悪い方、悪い方に思考が行ってしまうこと、ありませんか?
 あの時ああすれば良かった、こう言えば良かったと長い時間、何も生まれない思考に支配されてしまい、翌朝寝不足で目の下にクマができてしまう。
 それならば、優しいクマさんの事を考えて、幸せ気分で眠れたらいいですよね。
 そんな空想が膨らんで、クマヤマダさんは生まれました。

●絵本「クマヤマダさんとわたし」を通して子供達に送るメッセージ
 友達を作ることを怖がらないで。時には喧嘩をしたり、嫌な思いをすることもあるでしょう。でも、喜びや苦しみを分かち合える本当の友達は一生のたからものです。外に出て、たくさんの友達を作って色んな世界を見に行こう!あなたの心にもクマヤマダさんがひっそりと隠れていて、いつもそっと応援してくれています。

●『Tully's Picture Book Award』とは
 タリーズピクチャーブックアワードは、タリーズをご利用いただいたお客さまや、幼稚園児のみなさまからもたくさんのご意見やご協力をいただき、厳選なる審査の結果、受賞作品を決定します。?受賞作品は全国の図書館、各施設に寄贈し、また販売した絵本の売り上げの一部は、NGO団体「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」に寄付いたします。


■2009年4月25日  クマヤマダ出版記念・読み聴かせ&弾き語りライブ

クマヤマダさんとモリさん
『クマロモリ』ライブ


● 霜田りえこ プロフィール
 イラストレーター 多摩美術大学 グラフィックデザイン科卒業。
 デザイン事務所にてグラフィックデザイナーとして勤務後、フリーイラストレーターとなる。
 本の装幀画、挿絵を中心に活動している。
 現在、イラスト業の他に、元町『Kids' Gallery Japan』にて子供と絵を描いたり歌を唄ったりしつつ、子供の世界を勉強中。
 作品ブログ 

1992年 ターナーアワード入選。
1994年 第3回リクルート・グラフィックアート『ひとつぼ展』入選。銀座グラフィックギャリー(G.G)にて展示。
2005年8月 横浜元町カフェシャノンにて 個展『Mahina Mana』 開催。
2006年11月 南林間 La stanza にて 個展『Love Blue』 開催。
2007年1月 岩崎ミュージアム企画展 『Ring of Colors』 写真とのコラボ展開催。
2007年3月 南林間 La stanza にて 3人展『ココロのキセキ -tri-angle-』 開催。
2007年7月 岩崎ミュージアム企画展 『横濱LIFE展』 山手在住作家のグループ展開催。横濱LIFE実行委員長、主催者として作品出品の他、イラストマップ作成。
2008年7月 馬車道 カフェ・ギーニョにて 個展『ストーリー』展 開催。絵本『クマヤマダさんとわたし』朗読発表をする。
2009年4月 『Tully's Picture Book Award2008』にて、絵本「クマヤマダさんとわたし」を出品し『お客さま賞』を受賞。4月上旬より全国のタリーズコーヒーにて、絵本出版・販売。

●イツロモリ プロフィール
いいことがあるように歌うのさ!
心の雲間を吹きぬける!おセンチ・ピアノ・ロック!
ピアノ・ロック・トリオ『コカリクー4d』のフロントマン、 イツロモリ(vo&p)ソロ活動。
身魂と楽器が一丸となった奔放な弾き語りが、 時に潔く、時にセンチメンタルに、 ピアノ・ポエトリーに結晶して颯爽と駆けめぐる!

ライブ告知・4月29日(祝)四谷天窓.comfort  『My Way Vol.2』イツロモリ、青柳舞 詳細未定

岩崎ミュージアム第251回企画展 KATAN ISHIKAWA NEW WORKS SHOW

2009年4月28日(火)~5月10日(日)

 時間が経つのは速いもので、気がつけば新しいアトリエへ移ってもう3年近くになろうとしています。
 つい先日の事のように感じていた私にとって、この激流のごときこの時間の流れは、「まさに光陰矢の如し」のことわざを心の心底からかみしめさせられる、今日この頃でございます。
 新たなアトリエへ移ることによって多少とも作品制作にはよい環境となりましたが、はたしてそれが自分が思っているほど、よい結果として作品に反映されているのか、制作者の常として客観的に判断することは難しく皆様の批評を待つしかございません。
 作家にとって作品とは、自身の一部であり日記を書くように日常の営みの表現であり、内面の美意識を曝け出す作業だと思います。
 ですから、たとえその対象物がジュエリーであれ、立体物であれ、絵画であれ、私にとっては同じことでなのです。
 そしてそれは、永久に理想の形にたどり着けないのが分かっているのにたどり着こうとし、少しでも前に進みたいと願う行為です。
 永久にこれで良いとは満足出来ないのに満足を求めて仕事に精を出し、ありのまま淡々と出来る限り目標に近づくために突き進む作業なのです。
 私にとって、もし作品に満足してしまったらそこがもう自分の限界なのだというですし、作家としての死を意味していると思っております。
 ですから、創作意欲が続く限り少しでも多くの作品を生み出したいと思っております。
 そのためには、さらにもっと良い製作環境を手に入れたいと望むのです。
 岩崎ミュージアムでの展覧会も気がつけば速いもので、今回で9回目となりました。
 はたして9年分の前進がありましたかどうか、皆様のご高覧、ご批評を賜わりますれば幸いに存じ上げます。

石川 珂旦


作者略歴
1949年 東京に生まれる
1972年 立教大学卒
1989年 東京・渋谷 ギャラリードリームコレクションにて1995年迄毎年新作展開催 1996年以降1998年迄隔年開催
1994年 東京・曙橋 ピンクゴールドにて展覧会開催 以後2000年迄毎年開催
1995年 九州・長崎 ギャラリー茱の舎にて展覧会開催 1996年迄開催
1996年 東京・銀座 ギャラリー珂旦exhibitにて新作展開催 東京・銀座 近江画廊にて展覧会開催 以後2002年迄隔年開催 東京・池袋 ギャラリーK's コレクションにて展覧会開催 以後2005年迄毎年開催
1997年 茨城・水戸 ガレリアマティスにて展覧会開催 以後毎年開催。兵庫・神戸にて展覧会開催 以後毎年2000年からはTORギャラリーにて2008年迄開催
1999年 東京・神宮前 ギャラリー珂旦art worksにて新作展開催 以後2001年迄隔年開催。広島・三原 ギャラリーKにて展覧会開催 以後毎年2008年迄開催
2000年 岩手・盛岡 かわとく壱番館工芸館にて展覧会開催 以後毎年開催。米国・サンフランシスコ Gallery Piazzaにて展覧会開催。大阪・枚方 ギャラリーアンピオにて展覧会開催 以後2006年迄毎年開催。
2001年 神奈川・横浜 岩崎ミュージアムにて展覧会開催 以後毎年開催。石川・金沢 ギャラリーアルトラにて展覧会開催 以後2002年迄開催
2002年 宮城・仙台 ギャラリー一人静にて展覧会開催
2003年 東京・銀座 プランタン銀座 ギャルリィ・ドゥ・プランタンにて展覧会開催 以降2006年迄毎年開催。石川・金沢 めいてつ・エムザ 美術サロンにて展覧会開催 以降毎年開催。宮城・仙台 藤崎 美術ギャラリーにて展覧会開催 以降毎年開催。東京・新宿 新宿三越 美術画廊にて展覧会開催
2004年 福島・福島 中合 美術サロンにて展覧会開催 以降毎年開催。東京・銀座 松屋銀座本店 アートスポットにて展覧会開催。広島・広島 そごう広島店 美術画廊にて展覧会開催 以降毎年開催。
2005年 東京・日本橋 日本橋三越本店 リビングステージにて展覧会開催。栃木・宇都宮 東武宇都宮百貨店 美術画廊にて展覧会開催 以降毎年開催
東京・銀座 松屋銀座本店 美術サロンにて展覧会開催 以降毎年開催。東京・二子玉川 玉川髙島屋 アートサロンにて展覧会開催
2006年 東京・池袋 池袋三越店 アートギャラリーにて展覧会開催
2007年 東京・日比谷 帝国ホテル彌屋ギャラリーにて展覧会開催 以降毎年開催。東京・二子玉川 玉川髙島屋 アートサロンにて展覧会開催 以降毎年開催
長野・軽井沢 画廊フェローシップ軽井沢にて展覧会開催 以降毎年開催。茨城・水戸 京成百貨店 アートギャラリーにて展覧会開催 以降毎年開催。福島・郡山 うすい百貨店にて展覧会開催。
2008年 大阪・梅田 阪急うめだ本店 美術画廊にて展覧会開催。東京・池袋 池袋三越店 アートギャラリーにて展覧会開催。

フルフル展

2009年5月13日(水)~5月17日(日)

今年も岩崎ミュージアムにお世話になります。10年目となりますが、その間横浜のお客様からいろいろな事をお教え頂き、当方も少しずつ成長してきた気が致します。今回も縮緬人形(西野美津子)、和風バッグ(清水和子)、洋服(井上泰子)、人形着物(嶋村トシ江)と良い作品を取り揃え、私共は幕末~現代きもの、ハギレ、小物を用意させて頂いております。
横浜の皆様をお待ちしております。ぜひ、お出掛け下さいませ。

デッサンの楽しさを探る展覧会

2009年5月20日(水)~5月24日(日)


スケッチ40%展 5th   開港150周年を記念して

2009年5月27日(水)~6月7日(日)

今年の展覧会は横浜の開港150年を記念した特別展です。
いつものスケッチの範囲を恐る恐る山手を越えて山手以外の横浜へと足を伸ばしてみました。電車を一駅か二駅手前で降り、街をキョロキョロ眺めて歩き回りました。関内や桜木町には横浜開港当時をほうふつとさせる雰囲気を持つ建物が沢山あります。洋風の、いかにも近代日本を代表するのだという意気込みがにじみ出ている石造りの重厚な建物に感動しながら、150年の過ぎ去りし日々におもいを寄せたのです。

人々がここで生まれ、出会い、どんな人生が繰り広げられてきたのでしょうか? 
150年はあっという間でしたか? それともゆっくりと時間は流れていったのでしょうか?

街の喧騒、涙、笑い、ため息、ほほえみ、建物たちはずーっと見つめてきたのですね。150年前の古い写真と目の前の街並みを見比べながら、私達は思います。今過ぎ行く時間がとても愛しい…と。
好きな風景はなんどでも描きたいから多分来年も描いていると思います。是非今年も、そしてまた来年も観に来て下さいね。


スケッチ40%略歴
2005年5月:第1回Sketch40%展覧会開催
以降、年1回づつ開催          

2M会 創立10回記念展

2009年6月9日(火)~6月14日(日)

初日(9日)は12:00より/最終日(14日)は17:00まで

今年は2M会発足10回記念展となります。銀座の画廊で一回目の産声をあげて早10年の月日が立つことになりました。岩崎ミュージアムに移って4回目となります。
10年の集大成として良い作品を創るため全員頑張りました。
是非御高覧いただけますように御案内申し上げます。
武田

2M会ホームページはこちら

孟 繁聰展 蓮池-自然の神性

2009年6月16日(火)~6月21日(日)

主催:レイ インターナショナル

私の描く作品は、そのときどきに抱いた感動がベースとなっていて、それが写実であれ抽象であれ、私は自然の創作力にはいつも驚かされるばかりなのです。
自然の生み出す創作力のほんの少しを借りることで、この驚くべき不思議な世界を私なりの感じ方と、鋭く精微な描写、清々しい色彩で表現することが、私の使命であると心から思うのです。 
この度、美しい岩崎博物館で作品が展示される機会を得て、この感動をみなさまとともに賞賛できれば幸いと思います。

孟 繁聰

孟 繁聰 プロフィール
1971年 中国浙江省に生まれる。
中国中央美術学院中国画科、東京芸術大学大学院デザイン科を修了。
水墨画を始め、書道、デザインなど幅広い芸術活動を手がける。
中国国家博物館デザイナー、中国精華大学出版社の芸術総監を経て、現在は画業に専念する。
2000年以降
個展『風の歌を聴く』『浮遊する音』など21回を開催。
2003年
第8回国際コンテンポラリーアートフェステバルにベイサイドギャラリーの作家代表として出品する。
中国中央美術学院岡松ファミリー基金賞、第一回葉浅予スケッチ賞大賞、『中国全国第6回書籍デザイン展』銅メダル賞、『中国大学出版社表紙デザイン賞』金メダル賞など受賞多数。
2009年
画集『孟繁聰 新硬筆主義』を発表する。

多面体アート&水彩画  丸木慎一郎・幸子作品展

2009年6月23日(火)~6月28日(日)

飲料缶の仕事に携わる丸木は、虹色に光る缶の美しさに魅せられ、缶で好きな蝶・トンボを創った。
休みの日、たくさんの紙片を一つの多面体にする楽しさを見つけた。様々の素材を試し工夫を重ねた。
やがて光る蝶を多面体に入れ込み、周りには草木花を描くようになった。それは自然を身にまとった「多面体アート」になった。
水彩画に親しんできた妻幸子は、旅の印象をスケッチする。昨年夫婦で訪れたトルコは、エキゾチックな魅力にあふれていた。
また彼女は新聞紙の落ち着いた色や質感が好きで、切って組み合わせ、貼り付ける。それはあたかも自身の心をスケッチしているかのようだ。
日々の生活の中で、もの創りを楽しむ夫婦の作品は家を飛び出し、ここ横浜へ。みなさまに楽しんでいただけると幸せです。

岩崎ミュージアム第252回企画展  ハコイヌ展 in YOKOHAMA

2009年7月1日(水)~7月20日(月・祝)


ハコイヌとは?

 犬を飼えない少年が、心を込めて作り出した段ボールの仔犬です。少年とハコイヌはいつも一緒。いつしか、ハコイヌの頭の中は少年との宝物で一杯になりました。
 ところがある日少年は郊外に引っ越すことに。ちょっとした手違いで、ハコイヌだけおいてきぼりになってしまいます。
 頭につまったふたりの宝物を届ける為に、ハコイヌの少年を探す旅が始まりました。
 そして…ハコイヌは、開港150周年にわく横浜の町にやってきます。
 展覧会では、絵本「ぼくとハコイヌ」の原画、横浜を舞台にしたハコイヌの新しいフォトストーリーとジオラマ展示。DVDの上映を致します。
 かわいくてちょっぴりせつないハコイヌの世界にどうぞふれてみてください。

■ワークショップ
○ハコイヌをネンドで作ろう!
乾くと軽い特殊なネンドを使ってミニチュアハコイヌを作っちゃおう
◇日時
7月4日(土)、12日(日)、19日(日) 各日 ①10:30~12:00 ②14:00~15:30
◇定員
各回9名様まで(要予約※空きがあれば当日参加も可能です。)
◇参加費
1500円(税込み・材料費込み)

●竜田あきひろ
1967年生れ。カラークレイ作品を中心に雑誌、広告等で活動中。最近はキャラクター商品やスポーツ選手のフィギュアの原型制作も手掛ける。主な作品 CLUB JCBの入会案内の表紙、千趣会「手づくり特集」フジテレビクラブ会員カード等のビジュアル制作。

○ハコイヌ撮影会
組み立てハコイヌキットを作ったら、その場で出力のできるデジカメ「Xiao」(タカラトミー)を持って、港の見える丘公園で撮影会!!
◇日時
7月5日(日)、11日(土)、18日(土) 各日 ①10:30~12:00 ②14:00~15:30
◇定員
各回10名様まで(要予約 ※空きがあれば当日参加も可能です。)
◇参加費
2000円(税込み・材料費込み)
◇お問い合わせ・ご予約
岩崎ミュージアム  Tel.045-623-2111  E-mail:museum@iwasaki.ac.jp

岩崎ミュージアム第253回企画展  Mytee Summit 2009

2009年7月22日(水)~8月9日(日)

マイティサミットでは、多くの人たちのご協力をいただき「子どもたちに豊かな未来と感性を!」をテーマにしたワークショップを、10年にわたって続けることが出来ています。
 岩崎ミュージアムはもとより、様々な学校や地方都市、海外でもワークショップを重ねてきました。
 その中で最も感じたことは、子どもたちの心の中には、いつでも豊かな未来と感性が、すでにいっぱいだということです。はじめはモジモジしていたこどもでも、30分もすれば体中からほとばしる形や色彩があふれでてきます。
 それは、まるで宇宙の中で、銀河系ができていく様子を体験するようなもので、オドロキに満ちあふれています。
 そのオドロキを抑制させてしまっているのは、我々、大人ではないでしょうか!大人がつくり上げた社会常識や、日常生活で、一定の枠からはみ出してはいけないという考え方が、いつの間にか、子どもたちに影響を与え、子どもたちの感性にフタをしているのではないでしょうか?
 まだ、実社会に参加していない子どもたちは、ビッグバンから150億年の宇宙の記憶が、すなおに、あっという間に表現できるのです。ぜひマイティサミットに、大人も参加して、子どもたちから「豊かな未来と感性」を学び、その重要性と、そしてそれを育む環境をつくることは大人のシゴトだと感じてほしいのです。

ロコ・サトシ

■ROCCO's WORKSHOP
①「ハートに夢をARTしよう!!」
日時:7月28日(火)、29日(水) 各日14:00~
②「夏のオリジナルTシャツをつくろう!!」
日時:7月30日(木)、31日(金) 各日14:00~
対 象:小学生低学年(保護者同伴)~中学生
定 員:各日30名様・要予約
参加費:①1500円、②1000円
※ 7月30日ワークショップは定員となり募集を締め切らせていただきました。たくさんのご応募、ありがとうございました。

ご予約・お問い合わせ
岩崎ミュージアム内「マイティ」係まで
Tel.045-623-2111

岩崎ミュージアム第254回企画展  齋藤真紀 展
~芥川龍之介「ピアノ」、谷崎潤一郎「港の人々」(など)を読んで描く。~

2009年8月12日(水)~8月23日(日)

※ 開始日が8月12日(水)に変更となりました。
近頃、山手を歩くとわりと大きな敷地が更地となっていて、相続の関係か、それとも、ここにも不況の風が吹いているのかしらと、心配に思うことがある。
芥川の「ピアノ」は時代が震災の後のこととあるので、今よりもずいぶん山手も淋しかったのだろう。
あかざの繁るこんな空地の片隅に、壊れたピアノがポッネンと捨て置かれていたのかと、ふと足を止めて、思いを巡らしてみるのだ。
古い小説を読んでいて、ゲィティー座やグランドホテルなどと僕らに馴染みの場所が出てくると、それだけでその小説の世界が身近に感じられたりするもの。
「谷戸坂を降りて…」という下りのある谷崎の「港の人々」も、昔の山手を知る縁<よすが>となって僕はうれしい。

齋藤眞紀


■プロフィール
1964年 川崎に生まれる。
1990年 和光大学を卒業。

<個展>
1994、2004、2005、2007、2008年 岩崎ミュージアム
2004年 日仏会館(恵比寿)
2006、2008年 ギャラリー惣(銀座)
2007、2009年 アトリエ鈴木(銀座)
2008年 鶴見画廊(鶴見)…他多数。

<グループ展>
2005年~ スケッチ40%展(岩崎ミュージアム)
2007年~
プラネット展(アトリエ鈴木)…ほか。
また、川崎市市民ミュージアム、郡山市立美術館、佐藤美術館などでのワークショップを通して、様々な人達とふれあいながら、美術の楽しみを広める活動をしている。


■ワークショップ
○読めない絵本を作る

何色もの色紙を使って絵本を作ります。

◇日時
8月21日(金) 13:00~15:00
◇定員
20名様まで(要予約※空きがあれば当日参加も可能です。)
◇対象  5歳くらいから大人まで(小さなお子様は保護者同伴)
◇参加費
1000円(税込み・材料費込み)

岩崎ミュージアム第255回企画展  メモ展

2009年8月25日(火)~30日(日)

主催:アイラヴ実行委員会

忘れないため、伝えるため
私たちは日常に メモ を使います。
大抵の メモ  はその目的を果たすと、記憶のゴミ箱の中へ…
そんな、あなたのメモを大公開!!

意識無意識に係わらず、メモという媒体に描かれる文字・図といった情報たち。仕事で使う人もあれば、創造のためのアイディアを、はたまたパラパラ漫画を作る人も…。
このメモ展では、さまざまな生活の人たちが、さまざまな状況下で使用した、種々雑多な情報の集積または残滓を展示し、人の思考(方法)の違いのおもしろさを再確認していただきます。
開港150周年にちなんで150人分のメモを展示します。

■メモ展の主な構成物

①この約束… 自分の字だが 記憶がない…。
②後から見ても思い出せない いったい誰の電話番号?
③電話をしている時などに 無意識で描いてしまう いたずら描き。
④なんて素晴らしいアイディア!3年前ならば! あ 3年前だ。
⑤このメモだけは絶対に人に見せられないメモ…。           & etc....


■ワークショップ
「マイ・フリーペーパーを作ろう」

おてがみカフェのおいしいスープセットのランチつき!!

8月26日(水)10:00~

◇講 師:こじまさとみ(絵本作家)
◇対 象:小学校4年生ぐらい~大人
◇参加費:2000円(お昼つき)

◇こじまさとみプロフィール
絵描き・絵本作家
横浜生まれ。日本ジャーナリスト専門学校編集デザイン科卒業。
書店勤務、絵本児童書担当を経て渡米。半年間サンディエゴ(米)で水彩画を学び、滞在先の町の小さな図書館で初個展。帰国後、セツ・モードセミナー夜間部終了。
1997年から個展活動を始める。2001年より個展に来てくれた方へのお礼の気持ちで絵と活動スケジュールを載せたFreePaper「AppleClover」の発行を始める。
現在は捨てられない一枚、手に取ってほっとしてもらえるような一枚を目指し、不定期発行でカフェやギャラリーや書店、横浜では古着屋チングルベルに配布している。
2004年に映画「いま、会いに行きます」にて劇中絵本、舞台セットイラストを担当。
絵本では「おぼえていてね アーカイブ星ものがたり」市川拓司/作 小学館/発行
最新作は、ピアニスト重松壮一郎との展覧会から生まれた「いるよ いるよ」CD付き絵本
ブログ http://ameblo.jp/appleclover/

岩崎ミュージアム第256回企画展  Thomas J. Hojnacki展

2009年9月2日(水)~9月13日(日)

私が来日して、今年で丁度30年になります。昨年に引き続き、今年も岩崎博物館で2回目の個展を開催できることは、本当にうれしいことです。
横浜開港一五〇年という記念すべき年に、多くの方々にご来場いただき、私が常に刺激を受けている横浜の音、食物、人情そして独特の町の雰囲気の中で、この展覧会をお楽しみ下さい。
そして皆様の貴重なお話をいただければ幸いです。

■略歴
アメリカ インディアナ州出身。インディアナ大学卒業。同大学在学中から美術アシスタントインストラクターを務め、卒業後はノートルダムプレスにてアシスタント制作マネージャー及 びデザイナーとして働く。
また、パーカッショニストとしても演奏活動をしており、その間には、 本人のTVドキュメンタリーが制作される等、充実した生活を送る。
1980年来日。日本各地で個 展・グループ展を開催。海外では、ベルギーのラインアートGENT EXPO'03に作品を出品する。

■主な作品展
1989年


グループ展(上野都美術館 東京都)
1990年


個展(スペースAD2000 東京都)
1991年


個展(フリースペース"える" 富山県 )
個展(ギャラリー麻クロス 東京都)
1992年


グループ展(ギャラリーアルファルファ 東京都)
1993年


個展(ギャラリーザーム 東京都)
1995年


個展(ABCギャラリー 大阪市)
大阪府主催国際友好際 ポスター作成(大阪府)
グループ展(港区国際センター 東京都)
1999年


個展(ギャラリーPromo-Arte 東京都)
2000年


個展(ギャラリーしみず 神奈川県)
2003年


グループ展(ラインアートEXPO'03 ベルギー)
2006年


個展(ミューザ川崎 神奈川県)
2008年


グループ展(ギャルリーパリ 神奈川県)

岩崎ミュージアム第257回企画展  横浜開港150周年記念事業 横浜芝山漆器展

2009年9月16日(水)~9月27日(日)

主催: 横浜芝山漆器研究会、岩崎ミュージアム
後援:横浜市、近代日本開国・横浜開港150周年事業推進協議会
漆黒の中、貝類を中心とした文様が奇しく光る漆器に外国人バイヤーは魅了されました。時に横浜開港(1859年)で賑わう当時の様子が事細かに、横浜市史等に記述されています。
芝山漆器は、安永年間(1775年)の頃、下総の国(現在の千葉県)、芝山村(成田空港近く)の大野木専蔵(大山専蔵)によって始められたと云われています。
大野木は、江戸に出て芝山象嵌を広め、優秀な弟子を育てました。開港と共に、全国の漆器商は横浜に店を構え、バイヤーに芝山漆器を売りこみ、江戸を中心に受け継がれてきた芝山象嵌は、輸出に移行していきました。
商人は全国から、木地師、塗師、蒔絵師、芝山師を集め、一時期は500人くらいの大きな産地として発展しました。しかし明治、大正時代と隆盛を誇った芝山漆器も関東大震災等によって大きな被害を受け、地方の職人も離散してしまいました。
戦後は外国人相手のスーベニア製品で生計を立てていましたが、それも駐留軍が引き上げた後は、芝山師もわずかになりました。
横浜市も後継者育成事業を進めてきましたが、現在では横浜芝山漆器研究会が受け継ぎ、実技研修や啓発を行っております。
今回は開港150周年の年にふさわしく、開港資料館からお借りした往事の作品の展示に併せ、新たな創造意欲にあふれた現代の作品の数々を展示販売いたします。
研究会の実技指導をしております横浜マイスター称号の宮崎輝生氏や、会をまとめ、また横浜文化賞受賞の赤堀郁彦氏の作品やその他役員の作品も展示しております。

岩崎ミュージアム第258回企画展  版17展

2009年9月30日(水)~10月12日(月・祝)

主催:版17
協賛:版画アートラリーかながわ実行員会

■版17とは…
版画家故由木礼を中心として主に神奈川ゆかりの作家達によって12年ほど前に結成されました。
その後参加する作家達の幅もひろがり、版画だけでなく各分野で活躍し、高い評価を受けている作家達により受け継がれてきました。
また、国内のみならずトロント(カナダ)、リュブリアナ(スロベニア)、パリ(フランス)、プラハ(チェコ)と、ほぼ1年おきに海外展も行い、特に昨年プラハで開かれた国立チェコセンターギャラリーでの展示は現地で高い評価を得、出品された全作品が、国立ナショナルギャラリーに収蔵されるという快挙を成し遂げました。
今回の岩崎ミュージアムでの展示は“版画であそぼ。”というタイトルで荻原季満野による観客参加型のデモンストレーションを行ないます。
版画あり、立体ありといったメンバーのバラエティーに富んだ作品と共に楽しい展示になると思います。
どうぞ“来て”“見て”“遊んで”下さい。

■版画ワークショップ
10月4日(日)14:00~
版17の一員であり、版画アートラリー’07の賞品版画を担当した萩原季満野氏による木版版画のワークショプを開催いたします。

岩崎ミュージアム第259回企画展  松野登美子版画展

2009年10月15日(木)~10月25日(日)

■展覧会に寄せる言葉
ヨーロッパ取材にて、各国を巡り、スケッチし、トルコに行き、ギョレメ国立公園、カッパドキア(世界遺産)に足を踏み入れた時の、迫ってくる様な、岩の峰々に、出会った時の不思議な感覚、円錐形や、キノコ型の岩、穴の空いた峡谷の壮観さに圧倒され、銅版画にて表現した時に、どの様にできるか、又、スペインで、歴史あるトレドの町を辿り、セピア色の建物と教会に感激し、夢中で、スケッチした時の事、など脳裏をよぎる。今回はトルコの情景の他、ギリシャ、イタリア、パリ、スペイン、等にての、スケッチ版画、油彩、等の、違った画材にての表現を回想場面としたいと思ってます。

■松野登美子略歴

神奈川県横浜市生まれ。武蔵野美術短期大学卒業。武蔵野美術学園版画研究科終了。
1970年


県展新作家賞受賞(油彩)。
1980年


ヨーロッパ美術研修ギリシャ他。
1982~95年


神奈川県美術展版画部門。
1983~2009年


春陽展。1988年新人賞。1994、2001年奨励賞受賞。
1987~2009年


カダケスミニチュア版画展(スペイン)。
1989~2009年


横浜美術協会(神奈川県教育委員会賞受賞)
1999、2008年


山本鼎版画大賞展。2000年 国際平和(交流)展。トルコ取材。
2008年


第7高知国際版画トリエンナーレ。
2005、2006年


岩崎ミュージアム個展。
現在 春陽会会員 横浜美術協会会員、横須賀美術協会会員 個展23回。

第29回 てんらんかい アトンメントセンター子供絵画教室

2009年10月28日(水)~11月1日(日)

港の見える丘公園の木々が色づく美しいこの季節に今年も第29回目の「てんらんかい」を開くことになりました。
子供たちのまわりでは心を痛めるニュースが多く悲しい出来事も耳にしますが、子供たちには作品づくりを通して豊かな感情や優しい心を持った人になって欲しいと思います。
子供の作品は上手、下手として見るのではなく、与えられたテーマをもとにいかに楽しく制作し、表現したかを感じて頂けたらと思います。期間中、ミニ鉛筆立てを作るワークショップをおこないます。ぜひ御参加下さい。

岩崎ミュージアム第260回企画展  太平洋美術会 版画部 第2回展

2009年11月3日(水・祝)~11月15日(日)

秋色美しい岩崎ミュージアムでの版画部第2回展を開くことになりました。
 太平洋の版画部は、馬渕晃氏の木版を初め木口木版、銅版、ステンシル、孔版、CG(コンピュータ・グラフィックス)等々、各々が主張したい手法で、伸々と作品にしています。
 作家にとって自由が一番の財産だと思い乍ら、いつも仲間達との家族ムードも大切に、部員一同充実した制作活動を続けています。また、版画部展のすぐ後には、太平洋染色部・部会展が続いております。秋にふさわしい作品展、行く秋の一日、港の見える丘、岩崎ミュージアムへ散策方々、お立ち寄り下さい。


社団法人 太平洋美術会
〒116-0013 東京都荒川区西日暮里3-7-29
Tel 03-3821-4100
Fax 03-3821-7319
URL http://www.taiheiyobijutu.or.jp/

岩崎ミュージアム第261回企画展  太平洋美術会 染織部 部会展

2009年11月18日(水)~11月23日(月・祝)

 このたび、岩崎博物館さんのご好意で染織部・部会展の開催の運びとなりました。
 (社)太平洋美術会は、明治22年に明治美術会創立、明治35年に太平洋画会に、昭和32年に画会から太平洋美術会に改称。今年で107年と歴史ある美術会です。
 昭和25(1950)年当時の太平洋画会・会長布施信太郎氏から野口道方氏に染織部設立の要請があり、野口・満留・河合・野田4氏で設立の運びとなりました。
 昭和30(1955)年太平洋画会第51回展に染織部第1回展の開催、昭和31年第2回展から草木染の二科十朗氏が参加し、部として基盤が確立し、現在に至って居ります。
 第81回太平洋展には、染織部30周年、第96回太平洋美術展では染織部45周年を銀座画廊にて開催いたしました。染織部50周年記念展は故人となられました野口道方先生、二科十朗先生の作品と共に、NY.FLUSSO・GALLERYにて開催となりました。
 太平洋美術会染織部は、伝統工芸・現代工芸と幅の広い作風の作家達に依って、太平洋美術会の一部として発表して参りました。今回も多くの方々にご鑑賞頂ければ大変喜ばしいことです。この度開催に当たり関係者の方々に厚く御礼申し上げます。

岩崎ミュージアム第262回企画展  SUZIE PRESENT 伊東雅江展

2009年11月25日(水)~12月6日(日)

SUZIEオリジナルグリーティングカードのイラストレーター・伊東雅江さんの作品をご紹介する企画展。
 手のひらに入りそうな小さな動物や草花を描いたアンティークの器のような魅力を持つ、やさしく楽しい作品たちです。
 どこか懐かしく温かい世界観で描かれた作品は、それぞれの記念日に、クリスマスに、きっとステキなプレゼントとなることでしょう。
 横浜開港150周年を記念する年のしめくくりとして、山手のこの場所へぜひ、お出かけ下さい。

スージ・アンティック&ギャラリー   鈴江花也乃


●SUZIE プロフィール
イギリスアンティークとアーティストの作品を扱う、アンティークショップ&ギャラリー。
現在は銀座プランタン・軽井沢のアンティークフェアへの出品や、ギャラリー展示の企画等を行っている。

●伊東雅江
1949年東京生まれ。美術学校造形科卒業後1972年より鎌倉在住。
水彩やパステル等のやさしい色づかいの絵を使った、鎌倉の古い洋館や歳時記のカレンダー・オリジナルカードを制作。絵本「鎌倉まちのいろは」の挿画を担当。
鎌倉スージ・アンティック&ギャラリー等での個展数回。

岩崎ミュージアム第263回企画展  Merry Christmas & Happy New Year 展

2009年12月9日(水)~25日(金)

主催:(株)シュガー
協力:日本あみぐるみ協会・カメヤマデザイン


 雑誌の広告、書籍の表紙、駅のポスター、ゲーム、インターネット、CM など毎日作り出されるたくさんのクリエイトを支えるプロのクリエイター10人が、クリスマスとニューイヤーをテーマに作品を販売!!
 手作りの一点ものや新作イラスト、年賀状から2010年カレンダーまで、パワー溢れるクリエイターの作品達に心がわくわく踊ります。
 ここでしか見られない、ここでしか買えない、世界で一つのアートフェスティバル! 是非ご覧ください。



◆ワークショップ
①「毛糸でつくる手作りオーナメント」

あみぐるみ作家ナガイマサミさんと、簡単にかわいく作れる毛糸のオーナメントを作ります。
パターンを覚えればアレンジも簡単!お気軽にご参加ください。

12月12日(土)/19日(土) 10:30~12:00
参加費 お一人2,000 円(材料費込/税込)
定 員 5 名まで(要予約)
講 師 あみぐるみ作家 ナガイマサミ

②「本物そっくり!クリスマスケーキねんど」

ホイップをしぼって飾りをのせて、まるで本物のケーキを作るようにストラップキーホルダーを作ります。手作りのスイーツねんど教室です!

12月23日(水) ①10:30~12:00 ②14:00~15:30③16:00~17:30

参加費 お一人1,500 円(材料費込/税込)
※オプションパーツは希望者のみ別途有料となります
定  員 各回6名まで(要予約)
講  師 立体イラストレーター 倉谷 奈己

◆イベント
似顔絵ねんどコーナー

あなたそっくりのお人形を立体造形作家がその場で作ります!リクエストは自由☆動物やクリスマスモチーフ、来年の干支など自由にオーダーできます。
12月13日(日)①10:30~13:00  ②14:00~16:30
12月20日(日)①10:30~13:00  ②14:00~16:30
制作費 一体1,000 円(税込)
受付随時 ※一体30 分程の制作時間を頂きます。
作  家 立体造形アーティスト 竜田 あきひろ

貸スペースによるイベント※お問合せ先は各主催団体になります。
当館主催または共催・協力イベント