ギャラリー
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2008年の催し物
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■第231回 企画展 新春カルタあらかると
2008年1月5日(土)~20日(日)
この3年程、故由木礼先生の遺作を中心に展示致しておりますが、本年はお正月と云うことで、かるた・双六を主として並べて季節の感じを出してみました。
昭和初期から中頃にかけて活躍した2人の作家、武井武雄と川上澄生の優れたものを飾ります。
「武井武雄犬ぼうかるた」は文字も絵も非常に独創的で、昭和9年の作家の最も油ののっていた時のものです。故三春嬢の是非との言葉に促されて、また戦災をくぐり抜けた数少ない優品を手に入れることができ、多くの方に観て戴く幸運に恵まれました。
又、「川上澄生とらむぷ繪」は柳宗悦が絶賛した代表的な作品の一つです。
和紙に綴じられた版画の冊子を当社で60年ぶりにカードとして復元いたしました。
当時は税法上で一般ではトランプとして作ることが禁じられておりました。
何れも大正ロマンの消えやらぬ昭和初め戦前の逸品です。
(株)奥野かるた店 取締役会長 奥野伸夫
■第232回 企画展 アジアのアートシーン・その②
出店久夫・車基律 二人展 -身体・日常の記憶-
2008年1月23日(水)~2月3日(日)
この展覧会は、アジアのアートシーンを伝えることを目的として始まりましたが、今回は日韓の定評ある二人による展覧会です。 めまぐるしく変化する現代、メディア社会・情報化社会の中で過去のことは、加速度的に遠のいて行きます。 極端ではありますが、昨日のことは今日の方法論にならない。そんな体験をお持ちの方は存外多いのではないのでしょうか。 出店久夫・車基律の仕事はこのような時代にあって、命とは、人間とはどのような存在であるかを強く、静かな訴えてきます。 出店久夫は、日常の光景を写真で撮影、コラージュやデジタル撮影を駆使し、現代のイコン像を作り出していますし、車基律は、韓国の歴史・風土などを素材に、植物性を基盤として、命の円環をいっそう際立たせて見せてくれます。 両者の作品からは確かなメッセージが伝わってきます。 今回この展覧会を開催するに当たって、岩崎ミュージアムはもとよりソウル在住の美術家、林恵理子氏ならびにチョン・ヒョンタク氏にお骨折りを戴きました。 紙面をお借りして感謝申し上げます。 皆様には、ぜひご高覧の上ご批評の程、よろしくお願い申し上げます。
(五島三子男・記)
[略歴]
◆車基律
個展
2007 循環の旅行/方柱と網目間(ギャラリーベルベット/ソウル)
2006 循環の旅行/方柱と網目間(寛勲ギャラリー/ソウル)
2003 理由の部屋(国立チャンドン美術スタジオ/ソウル)
1992 浮遊する魂(丹誠ギャラリー/ソウル)
グループ展
2007 ソーマードローイングセンター開館記念2部マックグッギ(ソーマー美術館/ソウル)
2006 光の庭園(クーベルタン財団/パリ)
2005 ベルリンからDMZまで(オリンピック美術館/ソウル)
2004 暮らしの境界(徳園ギャラリー/ソウル)など100余回
2002 オープンスタジオ(バーモントスタジオセンター/ジョンソン・USA)など100余回
居住プログラム
2006・07 クンストドック国際創作スタジオ芸術劇場 通義洞入居作家(ソウル)
2004・05 ハジ村創作スタジオ短期入居作家(披州市)
2003・04 国立倉洞美術スタジオ入居作家(国立現代美術館)
2001・02 Vermonto Studio Cennter Freeman Fellowship(Winner of Korea)
◆出店久夫
個展
2007 調布画廊/東京('02 '00 '99 '96 '93 '91)
2005 さまざまな眼14 有象無象戯画図(川崎IBM市民文化ギャラリー)ギャラリー川船/東京
2003 私の記憶・時代の記憶(ギャラリー4GATS/東京)
2000 写真と絵画の狭間(アートハウス+ノイエス朝日/前橋)
1992 愛宕山画廊/東京 など多数
グループ展・その他
2005 戦後60年企画 今日の反戦展(原爆の図丸木美術館/埼玉)
2002 ワールドカップサッカーファイナル記念 日韓「円周のない円」展
(神奈川県民ホールギャラリー、横浜市民ギャラリー/横浜)
2001 ART DOCUMENNT 福井の美術ナウ 森から町へ(金津創作の森/福井)
2000 現代日本美術展(東京都美術館・京都市美術館)
('00 準大賞 '99 '98 '97 受賞 '96~'93 '92 受賞 '91 '89 受賞 '87 '85)
1995 リュブリアナ国際版画ビエンナーレ('93 '91)/ユーゴスラビア
1990 現代の版画1990(渋谷松涛美術館/東京)
エンバ賞美術展(エンバ中国近代美術館/兵庫)('90 大賞 '88 優秀賞 '87新人賞) など多数
パブリックコレクション
和歌山県立近代美術館 滋賀県立近代美術館 埼玉県立近代美術館 神奈川県民ホールギャラリー
徳島県立近代美術館 北海道立帯広美術館 他
■第233回 企画展 詩 -utatabi- 旅
~ミュージシャンとイラストレーターのコラボ~
2008年2月6日(水)~24日(日)
― 展覧会に寄せることば ―
三人の出会いは、二年前の静岡でのイベントで、ミュージシャン「あぶぅ」の曲にイラストレーター二人のアニメーションの映像を作って発表したのがきっかけでした。
今回も三人がそれぞれの持ち味を出して、音楽とイラストと映像を融合させて表現した作品を発表いたします。
「詩旅」は三人のメッセージの「詩」と三人の人生の「旅」で構成され、そこからまた新たな一歩を踏み出します。
見て、聴いて、心に響いていただければ幸いです。
※2月17日(日)15:00~ スペシャルLIVE開催!
[略歴]
◆あぶぅ
静岡市在住。感じた事、人との事、自然な事、自分自身を、素直に唄う男。音楽がライフワーク。過去に5枚のアルバムをリリース。'03年に、お台場、日本科学未来館の映画"ガラパゴス"映画音楽に抜擢され、話題になる。
◆まつもと俊介
1970年埼玉県生まれ92年東洋美術学校卒業後、フリーイラストレーターとして現在に至る。主な仕事としては雑誌などのカットや広告イラスト、本の表紙、CDやゲームソフトなどのパッケージイラストなど幅広く 展開中!
◆マスダサチコ
1970年宮崎県生まれ。イラスト制作会社を経てフリーイラストレーターとなる。平面イラストからFLASH制作、キャラクター制作なども手掛ける。
■横浜fカレッジ 卒業・進学作品展
10th Goods Family
2008年2月27日(水)~3月2日(日)
私達は、横浜西口にある専門学校、横浜fカレッジのファッションデザイン科の学生です。平成19年度私達が学んだ成果を発表いたします。 ギャラリーでの展示は、アパレル業界の展示形式に構成されています。ディスプレイも企画し、イメージ広がる空間を創り上げました。その他には、イラストレーション、デザイン画などを展示します。期間中の3月2日(日)14時からは、学生によるファッションショーを開催します。個性的なワンピースからドレスまで、自作自演で発表します。 若い感性あふれる作品『個性派』を是非御覧ください。
■Cotton Tail パッチワークキルト展 Patch work & Embroidery
2008年3月5日(水)~9日(日)
山手通りに春風の吹き始めるこの季節に2年に1度、開催してきました作品展が6回目になります。 10余年の間に、様々な出来事がありましたが、時折皆で集まり、針を動かせることに感謝の気持ちです。 今回はパッチワークと刺しゅうです。 お出かけくださいますよう。
栗山准子
■第234回 企画展 内田国太郎・森岡完介・中村公之 三人展
「パート・ド・ベールとシルクスクリーン版画及び陶板に依る対話と自己主張展」
2008年3月11日(火)~30日(日)
創作活動とは、いかに自然界のあるがままの状態に対して、自分の意思をどの様な角度から、又どの様な素材と手段を用いて表現するか、ということに尽きるのではないかと思います。 そこで、三人三様の表現方法における自己主張の見せ方を比べて見ることは、さらに興味深いことと思われます。 一人は砂糖ほどに砕いたガラスを型に詰めて焼く、ロー細工のような質感を持つ、吹きガラスでは絶対に出来ない不思議な色と形によって、二人目は、自然界に見られる風景の中に小屋を置くことで、見る人に作者の存在のアリバイとも言える思索と提案を、三人目は、陶のレリーフでの表現で、各々異なった素材と手段が紡ぎだす「調和と対決」をお楽しみください。
内田邦太郎
■橘会 書道展
2008年4月2日(水)~6日(日)
桜咲く候、楽しい書道展も今年で十八回となりました。 少人数ながら皆様すっかりご上達され、ご自分なりの書を楽しんで居られます。今年は過去の作品も展示して、会場一杯に楽しい思い出に浸りたいと思います。気軽にお越し下さい、お待ちしています。
小林井香(せいこう)
■第235回 企画展 由木浩子・河合祥子・上村由希 三人展
2008年4月9日(水)~27日(日)
今年も岩崎ミュージアムでの展覧会の季節がやってまいりました。ここ3~4年は、春に開催しております。港の見える丘公園、横浜外国人墓地など、春の山手は素晴らしいと、横浜を離れた今、あらためて認識する次第です。 そして、こうして毎年の展覧会のお話をいただける事に心から感謝しております。 今年も、昨年と同じメンバーで、由木浩子(油彩)、河合祥子(ガラスデザイナー)、上村由希(ガラスコラージュ)による3人展となります。 ぜひご高覧ください。
上村由希
■第236回 企画展 KATAN ISHIKAWA NEW WORKS SHOW
新しい形を求めて
2008年4月29日(火・祝)~5月11日(日)
昨年は久しぶりにネパールへ行ってまいりました。 ネパールを訪ねるのは3回目となりますが、 今回は念願だったチトワン国立公園をたずねることができました。 チトワンでは自然のまま保全されているジャングルにゾウに乗って分け入り野生の鹿やサイを見ることができました。また河ではカヌーに乗りワニも見ることが出来、大変貴重な体験をすることが出来ました。 観光業者にとって都合のよい自然保護区ではなく、広大な面積の自然をそのまま保つこと。 電気を引いたり、観光のために餌付けしたりしない本当の意味での自然を保つことの重要さを考えさせられました。 そのような世界的にみても希少な自然保護区をもってしても、ベンガル虎は絶滅の危機に瀕しているのだそうです。 チトワンの保護区に近接した村は高圧電線に守られているのですが、それでも年間何人もの人が野生動物の被害に遭っているそうです。 そのような人々の犠牲によって大事に守られている自然公園の尊さを我々は大切にしなければいけないと思います。 決して便利に行ける所ではありませんが、チトワンは便利でなくてよいのではないでしょうか。 便利にして自然が破壊されるのなら、かえって不便のままでいてほしいと思いました。 また、ポカラでのトレッキングも楽しかったのですが、カトマンズの交通ラッシュと排気ガスのひどさは相当なもので、昔訪ねたときののどかさは今は何処という感じでした。 観光客が増えるのはネパールにとって良いことなのでしょうが昔のあののどかさが大変懐かしい旅ともなりました。
石川 珂旦
[略歴]
◆石川 珂旦
1949年 東京に生まれる
1972年 立教大学卒
1989年 東京・渋谷 ギャラリードリームコレクションにて
1995年迄毎年新作展開催1996年以降1998年迄隔年開催
1994年 東京・曙橋 ピンクゴールドにて展覧会開催 以後2000年迄毎年開催
1995年 九州・長崎 ギャラリー茱の舎にて展覧会開催 1996年迄開催
1996年 東京・銀座 ギャラリー珂旦exhibitにて新作展開催
東京・銀座 近江画廊にて展覧会開催 以後2002年迄隔年開催
東京・池袋 ギャラリーK's コレクションにて展覧会開催 以後2005年迄毎年開催
1997年 茨城・水戸 ガレリアマティスにて展覧会開催 以後毎年開催
兵庫・神戸にて展覧会開催 以後毎年2000年からはTORギャラリーにて開催
1999年 東京・神宮前 ギャラリー珂旦artworksにて新作展開催 以降2001年迄隔年開催
宮城・仙台 にて展覧会開催 以後2001年迄毎年開催
広島・三原 ギャラリーKにて展覧会開催 以後毎年開催
2000年 岩手・盛岡 かわとく壱番館工芸館にて展覧会開催 以後毎年開催
米国・サンフランシスコ Gallery Piazzaにて展覧会開催
大阪・枚方 ギャラリーアンピオにて展覧会開催 以後2006年迄毎年開催
2001年 神奈川・横浜 岩崎ミュージアムにて展覧会開催 以後毎年開催
石川・金沢 ギャラリーアルトラにて展覧会開催 以後2002年迄開催
2002年 宮城・仙台 ギャラリー一人静にて展覧会開催
2003年 東京・銀座 プランタン銀座 ギャルリィ・ドゥ・プランタンにて展覧会開催 以降2006年まで毎年開催
石川・金沢 めいてつ・エムザ 美術サロンにて展覧会開催 以降毎年開催
宮城・仙台 藤崎 美術ギャラリーにて展覧会開催 以降毎年開催
東京・新宿 新宿三越 美術画廊にて展覧会開催
2004年 福島・福島 中合 美術サロンにて展覧会開催 以降毎年開催
東京・銀座 松屋銀座本店 アートスポットにて展覧会開催
広島・広島 そごう広島店 美術画廊にて展覧会開催 以降毎年開催
2005年 東京・日本橋 日本橋三越本店 リビングステージにて展覧会開催
栃木・宇都宮 東武宇都宮百貨店 美術画廊にて展覧会開催 以降毎年開催
東京・銀座 松屋銀座本店 美術サロンにて展覧会開催 以降毎年開催
東京・二子玉川 玉川高島屋 アートサロンにて展覧会開催
2006年 東京・池袋 池袋三越店 アートギャラリーにて展覧会開催
2007年 東京・日比谷 帝国ホテル彌屋ギャラリーにて展覧会開催
東京・二子玉川 玉川高島屋 アートサロンにて展覧会開催
長野・軽井沢 画廊フェローシップ軽井沢にて展覧会開催
茨城・水戸 京成百貨店 アートギャラリーにて展覧会開催
福島・郡山 うすい百貨店にて展覧会開催
[2008年度 展覧会スケジュール]
- 2月 茨城・水戸 ガレリアマティス
- 3月 東京・日比谷 帝国ホテル 彌屋ギャラリー
- 3月 岩手・盛岡 かわとく壱番館 工藝館
- 4-5月 神奈川・横浜 岩崎ミュージアム
- 5月 兵庫・神戸 TORギャラリー
- 6月 東京・二子玉川 玉川高島屋 アートサロン
- 6月 宮城・仙台 藤崎 美術ギャラリー
- 7月 栃木・宇都宮 東武宇都宮百貨店 美術画廊
- 8-9月 長野・軽井沢 画廊 フェローシップ軽井沢
- 9月 東京・銀座 松屋銀座本店 美術サロン
- 10月 茨城・水戸 京成百貨店 アートギャラリー
- 10月 福島・福島 中合 美術サロン
- 10-11月 石川・金沢 めいてつ・エムザ 美術サロン
- 11月 東京・池袋 池袋三越 アートギャラリー
- 11月 広島・三原 ギャラリーK
- 11-12月 広島・広島 そごう広島店 美術画廊
- 12月 福島・郡山 うすい百貨店 イベントスペース
[これまでに個展が開催されているおもな美術館・百貨店美術画廊]
かわとく壱番館 工藝館、藤崎 美術工芸サロン、中合 美術サロン、うすい百貨店、 東武宇都宮百貨店 美術画廊、京成百貨店 美術サロン、松屋銀座本店 美術サロン、 プランタン銀座 ギャルリィ・ドゥ・プランタン、日本橋三越本店 リビングステージ、 池袋三越 アートギャラリー、新宿三越 美術画廊、玉川高島屋 アートサロン、 岩崎ミュージアム、めいてつ・エムザ 美術サロン、そごう広島店 美術画廊
■第237回 企画展 スケッチ40%展 -4th- colorful
2008年5月14日(水)~5月25日(日)
初めての展覧会は3年前。あっという間に4回目を迎えます。毎年、展覧会後の夏はお休みモード。しばらく山手を離れて月1回のスケッチを楽しみ、秋には1泊で旅行にも出かけます。次の展覧会が気になりだすのは、師走になって。ちょっぴり焦りを感じ、山手に足を向け始めます。でも、時々、冬の寒さに負けちゃいます。桜の季節を迎えると、ようやくエンジン・フル回転。毎週のように山手界隈に出向きます。でも、ゴールデンウィークになってもまだ出品作に自信が持てず、あきらめムード。そして、イギリス館の庭のバラが見頃になると、やっとの思いで展覧会を迎える…そんな感じで一年が過ぎていきます。 皆さんの一年間のスケジュールにも、「Sketch 40%の展覧会」を加えていただけたら、とても嬉しいです。
略歴
2005年5月 第1回Sketch 40%展覧会開催。以降、年1回づつ開催。
■第238回 企画展 芝田しげる展 線のリズムと色彩が輝く調和宇宙
2008年5月28日(水)~2008年6月8日(日)
私は1995年からスペクトルというタイトルで発表を重ねてまいりました。「広大な宇宙の中で光だけで宇宙を見るというのは、一色だけ、例えば青だけで絵や景色を見ているようなもの、あらゆる波長帯、X線から電波までの”総天然色”でながめたときのめくるめく宇宙の姿を想像したことがあるだろうか?」(コンピュータが描く宇宙 祖父江義明著)という言葉がきっかけでした。
五角形を分割しながら色をおいて行ったとき、偶然にも万華鏡のような形が生まれ、総天然色の宇宙が始まり現在に至ります。
ここ数年は光が闇と混じり合った時の昼と夜を繰り返す宇宙の姿を想像したとき、光だけではなく闇と混じり合った色彩の調和を考えたとき、しだいに「和のかたち」と変化し神秘的な想像の世界へと進化しました。
大勢の方々に見て頂くことを希望致します。
芝田しげる
芝田しげる 略歴
90年美術文化協会展入選。新人努力賞、佳作賞。奨励賞。上野の森美術館大賞展、日韓現代美術館展、神奈川県展などにも出品し、美術文化協会展を主な発表の場とし活動。美術文化協会会員。
■第9回2M会 展
2008年6月10日(火) 午後1:00~6月15日(日)
主催 株式会社 インストアメディア社
協賛 (株)ファースト (株)プランタン 相栄フーズ(株) 第9回目の展覧会になります。
今年は日本の古い街道筋をスケッチをしてきました。
妻籠、馬籠 奈良い井宿・・・中山道を中心に良い作品が仕上がったとおもいます。
それぞれ思い思いの風景を油絵・水彩画で描きました。
20名40余点の作品を是非御覧ください。
講師 武田 茂
■山崎計二展 風と光のメッセージを息をするように描くこと
2008年6月17日(火)~2008年6月29日(日)
天才とは『1%のひらめきと99%の努力である。』と言われる。
雪国育ちの山崎計二は、真っ白いキャンバスに向かうと天からの啓示を待つ。それは長い冬の終わりに小さな新緑の芽生えを発見する喜びに近いかもしれない。
白い画面から生命の萌芽が立ち昇る。瞬間に消えてしまいそうなイメージは、画家の手によって捕捉され形を与えられる。動き出した形は色彩をともなって語り始める。
山中のアトリエからあふれだす物語りは、妙高山から吹き下ろす春の嵐や夏の川のせせらぎ、森を渡る鳥達のさえずりに包まれて四季を巡る。それは命の交響曲だ。自然界のエネルギーが、時に荒々しく時に優しく山崎のペインティングナイフの先から、表現として再生される。
時を重ね幾層にもなった油彩絵具が、山崎の努力を静かに物語っている。
萩尾紅子
略歴
1946年 新潟県直江津市に生まれる。
1970年 武蔵野美術大学造形学部建築科卒業
1995年 東京・青山、スペースユイにて絵画展
1997年 新潟県立近代美術館にて絵画展
2000年 東京・銀座、ギャラリー福山にて絵画展
2001年 横浜・岩崎ミュージアムにて絵画展
2002年 長野・ギャラリー82にて絵画展
鎌倉・スージ、カード&ギャラリーにて絵画と立体の個展
2003年 松本・高美屋文庫、蔵のギャラリーにて絵画展
2004年 東京・銀座、ギャラリー惣にて絵画展
鎌倉・スージ、アンティック&ギャラリーにて絵画展
2006年 新潟・ai ギャラリーにて絵画展
2007年 新潟・上越、画房真泉にて絵画展
■フルフル 展覧会
2008年7月2日(水)~6日(日) 最終日は16時まで
主催:フルフル
明治・大正・昭和の着物、縮緬細工(人形・小物)、洋服 展示即売“フルフル”の岩崎ミュージアムでの開催も、7年目となりました。
今回も横浜の皆様にお会い出来ることを楽しみにしております。
西野美津子(人形)、井根敏夫(人形)、清水和子(縮緬細工)、井上泰子(洋服)、諸先生の作品はもちろん、市松人形の着物も展示即売させていただきます。
また従来通り縮緬、錦紗、木綿、ハギレもご用意しておりますので、よろしくお願いいたします。
ぜひ皆様のご来館をお待ちしております。
■第239回 企画展 エモリハルヒコ「エシバイ・スーパー原画展」劇場チングルベル&エモリハルヒコ&NoB エシバイSHOW!!!
2008年7月9日(水)~7月21日(月・祝)
主催:古着チングルベル
協力・オトモダチ:チングル後藤&NoB
この度、石川町にある「古着チングルベル」主催によるイベントに伴い、紙芝居によるパフォーマンスをしている、エモリハルヒコの個展を開催する運びとなりました。
古着チングルベルのイベントは今年で9年目を迎えます。
店主である後藤氏とは、初期のイベント「チングルの小部屋」から親交があり、今回の個展も、後藤氏の助力により、横浜・山手という素晴らしい環境にて実現できる事になりました。
自身、個展開催は今回が初となります。展示する絵は、「エシバイ」と称した紙芝居パフォーマンスに使用している原画を展示します。
また、雑誌等で使用したイラストや、オリジナルのイラスト展示も予定しています。
多くの方々に、一枚一枚じっくりと見て頂ければ幸いです。
◆略歴
1975年生まれ。
セツ・モードセミナーで絵を学んだ後、「エシバイ」と称した紙芝居パフォーマンスを始める。
エシバイとは、「エモリハルヒコ&NoB」のユニットとして絵、話、音楽全てをオリジナルで構成し、「通学」「からあげ」「いか」等、皆様の生活に身近なものを題材にしたシュールな冗談が全編を取り巻く、現代版紙芝居です。
子供から大人まで楽しんで頂けるパフォーマンスとして、音楽/人形劇/大道芸フェス、ショッピングモール、パーティー、イベント等、幅広く活動中。
イラストレーターとしては、2006年より本格的に活動を開始し書籍、雑誌を中心に活動中。
http://www.emoesibai.com
◆関連イベント(特記以外の開演時間は全て14:00~)
7月12日(土)
「エシバイライブ」&スペシャルゲストを迎えてのトークショー」 投げ銭
7月13日(日)、19日(土)
「エシバイライブ」 投げ銭
7月20日(日)
「エシバイワークショップ・エモ&NoB と一緒にエシバイを作ろう!」
参加費500円(材料費込み) 先着20名様(要予約)
7月21日(月・祝)
「劇場チングルベル」山手ゲーテ座 19:00 START(18:00
■第240回 企画展 MyteeSummit2008
2008年7月23日(水)~8月10日(日)
7月30日(水)・31日(木)開催のワークショップ②は定員となりましたので募集を終了いたします。ありがとうございました。Hallo!お元気ですか!私はネコのマイティです。「こどもミラクル」は今年で8年目になります。岩崎ミュージアムのスタッフや、応援していただいている皆様のおかげで、長く続けることができています。
もちろん、参加してくれているこどもたちのエールがすばらしいことです。本当にありがとうございます。
さて、来年、横浜市は開港150周年を迎えます。海にかこまれた日本の代表的な港町に、私たちは暮らしています。なぜか、仲間のネコ族もいっぱい住んでいます。
今年の「こどもミラクル」は海をテーマに横浜をアートします。アートで横浜から世界中に旅をしましょう!さあ!何ができるかな?今年も岩崎ミュージアムにあつまってね!
Rocco
夏休みワークショップ ROCCO's WORKSHOP
①ヨコハマの海をARTしよう!
日時:7月25日(金)・26日(土)・27日(日) 午後2時~
平面や立体の紙パーツを組み合わせて、ポップアップアート(ペーパークラフト)を作ります。
②夏のオリジナルTシャツを作ろう!! 募集終了
日時:7月30日(水)・31日(木) 午後2時
世界に一つのオリジナルTシャツを作ります。
対 象:小学生低学年(保護者同伴)~中学生(各日30名・要予約)
参加費用:①1500円 ②1000円
ご予約・お問い合わせ
岩崎ミュージアム内「マイティ」係まで
Tel:045-623-2111
■第241回 企画展 齋藤真紀展 “明るい部屋”
2008年8月13日(水)~2008年8月24日(日)
僕はデッサンが好きだ。
たとえ…いくぶん気分屋のデッサンが、考え抜かれた思考の集積である絵画や彫刻の後塵を拝そうと、僕はデッサンを見ることも、もちろん描くことも好きだと言いたい。
「デッサンは文字が美しいように美しい」と、アランはこんな素敵な言葉を残した。
身振りが、暖かさが、迷いやためらいが、描き手や作り手の思考の過程が、人のありさまが、そこには見てとることができるから。
『明るい部屋』と題した、ワークショップと一対となったこの展覧会は、言うなれば、《紙》を使ったデッサンです。
「え?、紙に描くんでしょ?」
「違います!紙を、切ったり曲げたり捩じったりするんです。」
「???」
「ぜひ、ワークショップにご参加ください。」
齋藤真紀
プロフィール
1964年 川崎に生まれる。
1990年 和光大学を卒業。
<個展>
1994年、2004年、05年、07年 岩崎ミュージアム
2004年 日仏会館(恵比寿)
2006年 ギャラリー忽(銀座)
2007年 アトリエスズキ(銀座)
2008年 鶴見画廊、ギャラリー忽(銀座) …他多数。
<グループ展>
2005年~ スケッチ40%展
2007年~ プラネット展(アトリエスズキ) …ほか。
また、川崎市民ミュージアム、郡山市立美術館、佐藤美術館などでのワークショップを通して、様々な人達とふれあいながら、美術を広める活動をしている。
夏休みワークショップ 「はじめての抽象体験~紙で好きな形を造ろう!~」
紙による抽象的な造形をします。
紙を切ったり、曲げてみたり、ねじったりして、思い思いの形を作り出していきましょう!
日時:8月13日(水) 午前10時~午後12時
対象:小学生低学年(保護者同伴)~大人(要予約)
参加費用:1000円(材料費込み)
場所:山手ゲーテ座(岩崎ミュージアム内)
★制作風景・作品は「明るい部屋」の展覧会の一部に組み込まれます。ご希望で展覧会期間中、会場に作品を展示することができます。期間中有効の入館パスを発行いたしますので、出展者の方は自由にご自分の参加した展覧会をご覧いただくことができます。
ご予約・お問い合わせ
岩崎ミュージアム内「明るい部屋」係まで
Tel:045-623-2111
■すずきゆきお展 夢と色彩のハーモニー
2008年8月27日(水)~9月7日(日)
私の絵に描かれている風景は、特定のモデルがあるのではない。
実際の場所に行ってスケッチしてきたものを画面の構成として使っていない。すべてイメージとしての風景である。少し神秘的に言えば、イメージが降りてくる。作品に描かれている山や岬が特定された場所でないので、観る人それぞれの懐かしい故郷の思い出の風景になり、その人には紛れもない一枚の心象風景となる。観る人たちには、自分のために描かれた一枚の絵として感じるようです。
そして、私は幸せを感動を生み出すために絵を描いている。何故なら、人として、この世に生を授けられたのは、感動するために生まれてきた。光もあれば影もある、悲喜こもごもの人生で、生まれてきてよかったと感動することが、誰でも一生のうちに幾度となくあるに違いない。そんな感動を体験するために、私たちはうまれてきているのだから。
すずきゆきお
プロフィール
1946年 東京生まれ
1965~67年 太平洋美術学校に学ぶ
1980~95年 蒼樹展および選抜展
1989年 金賞(蒼樹展)
1991年 会員努力賞(蒼樹展)
1992年 光展(韓国長安美術館企画)、国際交感芸術展に招待(韓国・水原市)
1993,97年 日本画廊協会展(セントラル美術館)
1995年 東京都教育委員会賞(蒼樹展)、アジアの新しい跳躍展に招待(韓国・ソウル)
1990~2000年 岩崎ミュージアム他、個展10回
2002年 上野松坂屋・個展、鹿児島三越・個展
2003年 さいか屋川崎店・個展
2004年 沖縄三越・個展、さいか屋川崎店・個展
2005年 さいか屋川崎店・個展
2006年 スペース三鷹・個展
2007年 ギャラリー銀座・個展、さくら野百貨店仙台店(さくら野画廊)・個展
現在、(社)日本美術家連盟会員
■Thomas J.Hojnacki 展 父に感謝をこめて
2008年9月10日(水)~9月21日(日)
東洋的なものに心をひかれ1980年に来日。以来、日本全国で展覧会を開催、旺盛な制作活動を行っている。 今回の個展では、抽象画を中心に展示を行う予定だが、抽象画といっても、難解ではなく、色彩の美しさ、 イメージの構築力に目を奪われる。
「周りの自然や音楽・言葉に刺激を受け、自分の内部から湧き出てきた」作品ばかりである。彼が感じた音 楽や言葉を心ゆくまでご堪能ください。略歴
アメリカ インディアナ州出身。インディアナ大学卒業。同大学在学中から美術アシスタント インストラクターを務め、卒業後はノートルダムプレスにてアシスタント制作マネージャー及 びデザイナーとして働く。又、パーカッショニストとしても演奏活動をしており、その間には、 本人のTVドキュメンタリーが制作される等、充実した生活を送る。1980年来日。日本各地で個 展・グループ展を開催。海外では、ベルギーのラインアートGENT EXPO'03に作品を出品する。
主な作品展
1989年 グループ展(上野都美術館 東京都)
1990年 個展(スペースAD2000 東京都)
1991年 個展(フリースペース"える" 富山県)、個展(ギャラリー麻クロス 東京都)
1992年 グループ展(ギャラリーアルファルファ 東京都)
1993年 個展(ギャラリーザーム 東京都)
1995年 個展(ABCギャラリー 大阪市)大阪府主催国際友好際 ポスター作成(大阪府)、グループ展(港区国際センター 東京都)
1999年 個展(ギャラリーPromo-Arte 東京都)
2000年 個展(ギャラリーしみず 神奈川県)
2003年 グループ展(ラインアートEXPO'03 ベルギー)
2006年 個展(ミューザ川崎 神奈川県)
2008年 グループ展(ギャルリーパリ 神奈川県)
■岩崎ミュージアム第242回企画展 棘皮者 Part2
2008年9月23日(火)~10月5日(日)
2001年に、第1回「棘皮者」の展示を岩崎ミュージア ムで行った。現代美術は多様性に富み、様々なムーブメントがあら ゆる方向へと向かっている。このことはある意味必然的なことで、 個の主張はそのまま、現代美術の存在そのものを意味している。
「棘皮」とはトゲのことで現代社会の周りに美術がその触覚を張 り巡らしていることを形容している。この状況を俯瞰し、現代アー トのワンシーンではあるが、そこから何かが見えてくればと思い、 この展示が企画された。今回は現代美術の大きな対立概念として 「理知」と「感情」を企画のコンセプトとし、知人友人に声をかけ た。そのどちらにも属さない作家もいるかもしれない。いずれにし ても、現代美術の一端を呈示していることと思う。そして今回は会 場を飛び出して、博物館の外にも展示を試みた。
望月 厚介
◆参加作家 田中 幹(立体)、小出英夫(立体)、山上真智子(人形)、原田 丕(平面)、望月 厚介(平面)
◆略歴
小出秀夫
1995年 熊本県出身
1980年 東京藝術大学絵画科油画専攻卒業
1982年 ブラジルサンパウロの美術大学FAPP留学、個展 ギャラリーなつか・スペースMAP・こばやし画廊・画廊荘グループ展
1993年 TAC企画展(1992~2008年)
1994年 福生環境彫刻展 優秀賞(福生市)
1995年 CAPPING(中国、韓国、日本)
1996年 現代美術韓日交流展(ソウル国立中央図書館展示室)
1999年~'03年「朝日アートギャラリー企画展」
2001年 「野外アートin羽村展」(羽村郷土資料館)
2002年 「眼差し東洋・手の記憶展」(田川市美術館)
2003年 CAT展(グリーンホール相模大野多目的ホール)
望月厚介
主な個展、グループ展
1992年 TAMA大賞美術展('92年審査員奨励賞~95年大賞受賞)多摩市、URBART#1(渋谷パルコパート3)全国パルコ巡回展、国際ミニプリント展('92~'95年受賞)ナパアートセンター USA
1993年 TAEJON 万国博’93招待出品 国際版画・素描展(韓国・テジョン)、「望月厚介」展 福島県矢吹町ふるさとの森芸術村・企画展示室(福島)
1995年 NICAF'95国際コンテンポラリーアートフェスティバル(パシフィコ横浜)
1996年 「版」展 養清堂リフレクションギャラリー(東京・銀座)、さっぽろ国際版画ビエンナーレ(北海道立近代美術館)札幌
1998年 個展「残された領域」六花亭ギャラリー(北海道・帯広)他、バルナ国際版画ビエンナーレ(ブルガリア美術館)ブルガリア
1999年 トロワリビエール国際版画ビエンナーレ(ケベック)カナダ、エジプト国際版画トリエンナーレ(~'02)(カイロ美術館)エジプト
2000年 「日本ー現代のヴィジョン」展招待出品(スルメールミュゼ・南フランス)、「アジアン・アートナウ」ラスベガスアートミュージアム(USA)
2002年 高知国際版画トリエンナーレ(井野町紙の博物館・高知)
2003~05年 「温度差7℃」SAKURA FACTORY/BOX・KIOKU/ギャラリー繭蔵、ハンガリー国際版画ビエンナーレ招待出品(ハンガリー美術館巡回展)、ソウル国際版画ビエンナーレ(スペースソウル)韓国
2004~05年 CIGE 中国國際画廊博覧会(北京・中国)
2005~07年 SIPソウル国際版画アートフェアー(ソウルハンガラム美術館・韓国)
主な収蔵先/
町田国際版画美術館、エジプトカイロ美術館、東京多市役所、川越美術館、福島県矢吹町芸術の村、六花亭製菓株式会社、東京羽村市松林小学校、韓国版画協会 他
原田丕
1968年 東京学芸大学卒業
1989年 エンバ賞展
1990年~91,93,99年 毎日現代日本美術展(東京都美術館~京都美術館)
1992年 現代美術選抜展(文化庁)
1993年95年 安井賞展(95年賞候補)
1996年 文化庁芸術家在外研修(ドイツ)
1998年 羽村市芸術家作品展(原田丕展)
1999年 毎日現代日本美術展佳作賞(東京都美術館~京都美術館)
2002年 「DOMANI・明日」展(文化庁)
2003~07年 アートプログラム青梅
他 個展グループ展多数、現在アートプログラム青梅実行委員会代表、独立美術協会会員
田中 幹
多摩美術大学工芸学科金属専攻卒業(2006年)
2005年 第41回神奈川県美術展「LOVE THE METERIAL Ⅵ」 Pepper's Gallery
2006年 「第26回 史水展」 Galleria BRERA、第42回神奈川県美術展 大賞受賞
2007年 「彼らは金属で何をしたのか?」 Gallery LE DECO、「田中幹 鉄の花器 展」スペース司
山上 真智子
東京都武蔵野市出身
1988年 女子美術大学絵画科(洋画専攻)卒業
1989年 人形作家 天野可淡氏に師事 人形制作を始める
1992年 人形2人展 銀座(ギャラリー古川)
1993年 人形2人展 国立(ギャラリー悠)
1994~2002年 人形作家Bee KANNOと人形教室"アトリエ・リデル"を設立 講師を務める
1996年 人形2人展 原宿(ピガ原宿画廊)
1999年 個展 新宿(アユミギャラリー)、アトリエ・リデル展 中野(ギャラリー無寸草)
2000年 アトリエ・リデル展 銀座(マキイマサル ファインアーツ)、Monthly K1-doll Exhibition 京都(昔人形青山 K1-ドヲル)
2001年 個展「COSMOS~宇宙~」 南青山(PIGA2)
2005年 接近展Ⅱ 府中(府中市生涯学習センターアトリウム)
2006年 接近展Ⅲ 国立(国立市民芸術小ギャラリー)、Monthly K1-doll Exhibition 京都(昔人形青山 k1-ドヲル)、個展「Light and darkness」 新宿(アユミギャラリー)
2007年 接近展Ⅳ 府中(府中市美術館市民ギャラリー、府中市郷土の森博物館)、アート in はむら展 羽村(羽村市生涯学習センターゆとろぎ)
■岩崎ミュージアム第243回企画展 版画集団『van』展
2008年10月8日(水)~10月19日(日)
港の見える丘公園の樹木が紅や黄色に色づき美しさが映えるこの秋に、太平洋美術会版画部の有志14人が、 版画集団『van』として岩崎ミュージアムのご厚意により、作品を展示できることを喜んでいます。
洋の東西を問わず、昔から多くの画家が絵画の平面表現の一環として、フリーハンドによる描画と異なる 「版」という媒体を使って表現した多くの作品を発表しています。
現在の版画の世界は、その表現内容が多種多様であり版画の特性を生かした創作の世界が拡がっております。
ここに展示する出品作は銅板、孔版、リトグラフ、木版、木口木版、そしてデジタルプリント(CG)と多岐 にわたっております。まさに、現在の版画技法を網羅した展覧会になると自負している次第です。一部にはそ の作品の原版展示もいたします。
作品は各々個性と特色があります。ぜひご高覧のうえご高評戴ければ幸いです。
馬渕 晃
◆出品作家
上野芙美江、大井 浄、岡野幹雄、熊本くにみ、久保田章蔵、迫平陽子、蘇馬外二良、戸田喜守、中村 康、 萩原和子、藤塚恭子、馬渕 晃、皆川 滋、八釼照康 (五十音順)
■HIDEMI. TAKAI展2008 〈自然・人〉
2008年10月22日(水)~2008年11月3日(月・祝)
この時代がどのように向かって行こうとしても、絵や音楽、演劇など・・・芸術がいつまでも愛される世界であり続けて欲しいと願っています。
自然が人間に必要なように。
高井秀美
略歴
2児の母。神奈川県在住。田舎の風に吹かれながら作品制作の日々。
東京、名古屋、大阪、神戸にて個展グループ展開催。
横浜(岩崎ミュージアム)2006年以降毎年個展。
■第28回てんらんかい アトンメントセンター子供絵画教室
2008年11月6日(木)~11月9日(日)
港の見える丘公園の木々が色づき美しい11月に、今年も第28回目の「てんらんかい」を開くことになりました。
子供の持つ豊かな発想や感情を教えるつもりが教えられ、この教室も28年目を迎えました。
近年、子供を取り巻く環境は激変し、心を痛める事件、事故が多発していますが、子供たちには自由にのびのびと絵を描いたり、ものを創る喜びをたくさん感じ取って欲しいと思います。そして子供の作品はいかに楽しく表現したかを観て頂きたいと思います。会期中のワークショップ今年もお楽しみに…。
■岩崎ミュージアム第244回企画展 赤岩保元展-庵-(IORI)
2008年11月12日(水)~11月24日(月・祝)
岩崎博物館での個展、今回はキーワードに「庵(IORI)」を選びました。晩秋、鄙びた山里にある庵。
その庵をめぐる人、動物、草木。それらが織りなす風景を、様々な素材、技法で創り出せたらと思います。
特に、今回はゲストにラファエルを迎え、彼の描く繊細なタブローとのコラボレーションで、静謐な空間を楽しんでいただけたらと思っています。
出展作品:書 絵画 立体
テキスト:「東方奇譚」マルグリット・ユルスナール著「NOUVELLES ORIENTALES」Marguerite Yourcenar
赤岩保元 Akaiwa Yasumoto
1946年生まれ。 書家・美術家。 東京生まれ、神奈川県茅ヶ崎在住。
伝統美を現在に復活させる仮名書から、自由で枯淡な現代書まで、幅広い作風をもつ書家。書の他に、版画・洋画・コラージュ・立体などの作品も製作・発表している。松屋銀座、岩崎博物館、兜屋画廊(銀座・名古屋)等にて個展歴は30回をこえる。展覧会以外の活動にも、愛媛県内子町『和紙と書の町並みアート』2004年、絵本(金の星社他)、高校英語教科書表紙(筑摩書房)、株式会社籠清・株式会社虎屋他の企業・商品のロゴマーク題字作成など幅広く活動している。
著書に「my made表装」(文化出版社刊)、写真集『内子三十六景』(A&O ART FACTORY刊)、「和の美を贈る毛筆の年賀状」(木耳社刊)、「えんぴつで書いて味わう漢詩」(徳間書店)他がある。2003年3月放映『芸術に恋して』、2005年9月15日放映NHK教育TV『おしゃれ工房』他出演。
ラファエル Rafael
1984年ブラジル出身。「MEN'S NON-NO」、「FUDGE」、「smart」、「POPEYE」等、LAD MUSICIAN、N.HOOLYWOOD、ILIAD、HERMES、TAKEO KIKUCHI、等のショーなどでもモデルとして活躍中。趣味は絵、楽器、パフォーマンス、自然観察。特技はポルトガル語。2008年1月/兜屋画廊(銀座)にて初個展。
■岩崎ミュージアム第245回企画展 元町・山手 ギャラリー・ショーケース展
2008年11月27日(木)~12月7日(日)
JR「石川町駅」とみなとみらい線「元町・中華街駅」を擁する元町・山手地域は、点在する多くの公園とも相まって、たいへん緑豊かなところです。散歩やスケッチ、写真撮影など、休日ともなると、たくさんの方々に訪れていただいています。
散策のランドマーク(目印)のご参考に、と昨年開催した「ギャラリーショーケース展」。おかげさまで好評をいただき、2回目の開催となります。
元町・山手のここかしこのギャラリーを紹介させていただき、あわせて各ギャラリーによるミニ展覧会を開催致します。
周辺情報も掲載したオリジナルマップも発行致しますので、寒い時期ではありますが、ぜひお出かけいただければと存じます。
■イラストレーターズ クリスマスカードショウ 2008
大切な人に世界に一つしかないクリスマスカード
2008年12月10日(水)~12月25日(木)
ポスター、CM、商品パッケージ等、町中に溢れるイラストレーション。身近な存在でありながら、その作品とじっくり向き合えるチャンスはあまりないとは思いませんか?
プロのイラストレーター、立体オブジェ作家が作る、500点以上のオリジナル作品がクリスマスを彩ります。
ポストカード、グリーティングカード、豆本、オーナメント、キャンドルポット。5つのカテゴリーで制作された作品は、手描きの一点物まで展示販売されます。
ここでしか見れない、ここでしが買えない、世界に一つのアートクリスマスショウ。
心に響く作品との出合いを楽しみに是非お越し下さい。
イベント情報
●ワークショップ「パステルで描くクリスマスカード」
2008年12月14日(日)・17日(水) 10:00~12:00
開催内容:パステルを使ってクリスマスカードを描こう。
パステルを使った様々な表現方法をプロのイラストレーターが丁寧に指導します。
今年のクリスマスカードは手描きイラストを添えてみませんか。
終了後は作品とパステルセットをお持ち帰り。
お子様から大人まで楽しんでご参加頂けます。
(未就学児童のご参加は付き添いの方のご同伴願います)
参加費:お一人 1,500円(税込、材料費込)
定員:10名位(要予約)
講師:イラストレーター あべのぶこ
●立体造形アーティストの似顔絵ねんどコーナー
2008年12月20日(土)・21日(日)・23日(火・祝) 13:00~17:00
乾くと軽いカラフルなねんどを使って、あなたそっくりのお人形を作ります。
リクエストは自由!動物やクリスマスモチーフもオーダーできます。
費用:一体 1000円(税込み)
受付:随時
作者:立体造形アーティスト 滝田あきひろ
【主 催】株式会社 シュガー
【協 賛】株式会社小林とじ郎倶楽部・カメヤマローソク・ぺんてる株式会社
【チケットお問い合わせ】 岩崎ミュージアム tel:045-623-2111(10:00-18:00/月曜休館)
E-mail:museum@iwasaki.ac.jp
株式会社シュガーは、広告や出版、商品化業界など、ビジュアルを表現する、あらゆる媒体へビジネスをつなぐ、実績あるクリエイター&イラストエージェンシーです。
1000名以上のクリエイターやイラストレーション、アート、デザイン等を制作しています。1992年より、登録作家を中心としたクリエイター参加イベントを主催し、アーティストには発表の場を、
クライアントには発見の場を提供し、好評を博しております。
〈主なイベント実績〉
海外在住作家企画展開催(加・米・伊・仏 作品100点)
東京イラストフェスタatパルコ企画(作品3,000点)
東京イラストT-shirt展企画(Tシャツ100種)
ザ・スペースシュガーにて企画展
■貸スペースによるイベント※お問合せ先は各主催団体になります。 |