ギャラリー
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パーチメントクラフトの森・冬 2020〜2021
《アンティークとともに》
2020年12月9日(水)〜2021年1月11日(月・祝)
※年末年始休館日:12月25日(金)~2021年1月5月(火) ※最終日15時終了
パーチメントクラフトが日本に紹介されて20年以上過ぎました。繊細なレース模様を紙で表現するパーチメントクラフトを愛する仲間たちの様々な作品を集めて、<パーチメントクラフトの森>ができ上がりました。会場に展示されるクリスマスツリーはパーチメントクラフトで作られたオーナメントで飾り付けられます。
2020年は何事もままならぬ年でした。年の終わりに、ここ岩崎ミュージアムで、スージ・アンティック&ギャラリー所蔵のアンティークの小とパーチメントクラフトによって醸し出される<ひとときの安らぎ>を感じていただければ幸いです。
*パーチメントクラフトとは・・・
パーチメントクラフトはパーチメントペーパーという専用紙を使い、ペンで図案をトレースし、エンボス(浮き彫り)、パーフォレイティング(専用の針で穴をあける)、カッティング(専用鋏による)の作業を経て、作品を作り上げるペーパークラフトです。1枚のパーチメントペーパーが、繊細に織り込まれたレースに変身します。
ドレス・シルエット 2021
2021年1月14日(木)〜2月7日(日)
服飾とアートのミュージアム<岩崎ミュージアム>。ご好評いただいている「ドレス体験コーナー」では、ルネサンス・ロココ・エンパイア・ロマンティック・クリノリン・バッスルなど、16〜18世紀の各時代のエッセンスをアレンジした時代衣装でご案内しています。(ドレス体験コーナーは女性専用のサービスとなります。)
今回はこれらのドレス・シルエットを中心として、当時の装いをご紹介していきます。時代とともに移り変わる服飾と、垣間見える時代の流行をお楽しみください。
■岩崎ミュージアム第450回企画展
大宇宙人展
Great Emoalien exhibition
2021年2月10日(水)〜2月28日(日) ※最終日 16:00終了
※チョコっと限定バレンタイン特典をご用意してお待ちしております!
イラストレーター・エモリハルヒコ氏のライフワーク「宇宙人」シリーズのゲーム化を記念して、大展覧会を開催する運びとなりました。
岩「このたびは大宇宙人展よろしくお願いします。」
エ「こちらこそ」
岩「このシリーズは、どのくらいから描かれているんですか」
エ「2014年ですから、6年ぐらいでしょうか」
岩「きっかけは」
エ「その当時から、宇宙人との交信が始まりまして。それがきっかけで宇宙人キャラクターを描きはじめました。」
岩「なるほど(冷や汗)」
エ「(ニコニコ)」
岩「何種類ぐらいの宇宙人がいるんですか」
エ「実際は定かではありませんが、今現在わたくしの手で書きだしたものは118体は超えております。」
岩「118体ですか!すごいですね」
エ「(ニコニコ)」
岩「今回の展示では、全部の宇宙人が飾られるんですか」
エ「ゲームに出演した宇宙人を中心にセレクトしています。」
岩「ズバリ、今回の見所は」
エ「体験できるような展示にしたいと思っております。」
岩「体験となると、宇宙人との遭遇の体験ですか」
エ「いえ、みなさんが宇宙人だということに気付くための体験です」
(この後、5時間の会話を省略)
岩「本日は有難うございました。楽しみにしています。」
エ「こちらも楽しみです」
エモリハルヒコさんの不思議なイラストレーション&グッズの世界をお楽しみ下さい。
■岩崎ミュージアム第451回企画展
内田邦太郎パート・ド・ベール ガラス展
2021年3月4日(木)~28日(日) ※最終日 16:00終了
今年1月17日(日)には、父の出身地 新潟県上越市高田との関連も有り、地元の新聞「新潟日報」に半ページを割いて私と父の仕事が紹介されました。特に父の日本のクラフト運動の草分けとしての業績について。
私に関しては第二次世界大戦を期に途絶えて幻の技法と言われていた「パート・ド・ベール技法」の再現に成功したについて詳しく紹介されました。又昨年10月に今まで皇居の北側に有った東京国立近代美術館の工芸館が金沢の兼六園の隣に引越したのを契機に、私のパート・ド・ベール作品も3点納まる事に成りました。近作やロー原型等も展示致しますので、ご興味有りましたらぜひ御覧下さい。
内田邦太郎
パート・ド・ベールとは
パート・ド・ベールとはフランス語で「ペースト状のガラス」という意味。
細かく砕いたガラスの粉を鋳型に詰め焼成するため、自由な造形表現が可能で、色彩において
も濃淡や混色などを思いのままに調節が出来ることが大きな特徴です。
アール・ヌーヴォー期に流行を迎えますが、第二次世界大戦を境に途絶え、戦後暫くはガラス
工芸の中でも最も難しい幻の技法とされてきました。
ガラス作家・内田邦太郎はその幻の技法に挑戦し、40年余りの研究を重ね、見事によみがえら
せました。
本展ではパート・ド・ベールの魅力である、複雑な造形とそれを彩る鮮明な色彩の美しいガラ
ス表現をご紹介します。
略歴
1942年
京都に陶芸家 内田邦夫の長男として生まれる。
1967年
東京藝術大学工芸科鋳金専攻卒業。
大阪市立工業試験所ガラス研究室入所(色ガラスの調合研究)。
1968年
三友硝子工芸へ住込みで5年間吹きガラスの技術を修業、ピンブロー法を考案。
1976年
幻の技法「パート・ド・ベール」を戦後初めて再現し現在まで42年間続けている。
1978年
東京クラフトデザイン研究所にガラス科創設。
三晃硝子工業のデザイン、技術顧問を20年間し内田クラフトの量産品を発表。
1987年
ニューヨーク、ヘラギャラリーにて招待出品作をローザンヌ美術館が買上展示。
1992年
「幻想の色と形 内田邦太郎パート・ド・ベール作品集」青弓社より出版される。
1989年~2021年
ほぼ毎年、岩崎ミュージアムにて個展又は二人展開催。
■岩崎ミュージアム第452回企画展
板に彫る、板に描く ― 磯見輝夫・美知子 2人展
2021年3月31日(水)〜4月25日(日) ※最終日 16:00終了
共催:スージ・アンティーク&ギャラリー
早いもので1999年に岩崎ミュージアムで個展を開かせて頂いてから22年の歳月が経ちました。その間、油彩画、水彩画、コラージュ等の制作を続けて参りました。
今回もスージ・アンティック&ギャラリー鈴江さまの企画により、2人展を開催することができました。
夫、磯見輝夫は1973年より本格的に木版画の制作を開始し、ずっと杉板を版木として用い、和紙に刷るという作品を作り続けております。
私は数年前から使われなくなった版木を絵画の制作に転用し、油彩画の作品とするココロミを始める一方、和紙に水彩を施すという作業を重ねております。
今回、木版画とその版木、版木による油彩画、和紙による水彩画を同時に展示致します。ご高覧いただければ幸いです。
磯見輝夫
1941年、鎌倉市に生まれる。第47回日本版画協会展(東京都美術館)協会賞受賞。山口源大賞受賞。2013年、”Impact 8 Conference” Keynote Speech and Exhibition (Visual Research Centre / 英国・ダンディ)。2016年、色彩とモノクローム 嶋田しづ・磯見輝夫展(横須賀美術館)、個展ほか多数。文化庁他国内外にパブリックコレクション。
磯見美知子
横浜市に生まれる。桜ヶ丘高校、愛知県立藝術大学油画科卒業、神奈川県立総合療育センター、絵画講師。個展(みゆき画廊、スージ・アンティック&ギャラリー、岩崎ミュージアム、21+葉、Gallery Amano ほか)児童書、絵本、詩画集(私家版)など。
■岩崎ミュージアム第453回企画展
The Exhibition of KATAN ISHIKAWA
ーThe Shape Of Art To Comeー
2021年4月27日(火)〜5月9日(日) ※6日(木)、7日(金)休館
「オタヴァ -Otava-」(2020年)
人間この歳まで生きていると、思いがけないことがよくもまあ起こるものだと思います。
そして思うのは、人としての理性とは、困難に直面した時に試されるのではないかということです。物事が順調に進んでいるときは誰でもきれいごとを言えますが、ちょっとでもストレスがかかるとすぐ理性を放棄してしまう人々が多いと思わせる出来事が最近多いように思います。
人の命の大切さをもっと理解すべきではないでしょうか。
未来を犠牲にしてでも、目先の経済的利益ばかり追求しているのではないでしょうか。
福島の原発事故の後、テレビニュースのインタビューに答えていた若い女性が、雨に当たったら頭が禿げるって本当ですか、携帯に充電できなくなったらどうしようなどと言っているのを見て愕然としてしまった記憶が最近また思い出されます。
多数の利益のためには、少数が犠牲になっても良いと考えるのは間違った考えだと思っております。
昨年より、新型コロナウィルス流行のため展覧会の開催が困難な状況が続いています。
作家として展覧会を開催出来ないということは、断腸の思いでございますが、エネルギー蓄積の時間と前向きに考えるようにして過ごしておりました
このたびの岩崎ミュージアムにおけます展覧会におきましては、新たな気持ちで蓄えた力を注ぎ込んだ作品を発表する所存でございます。
皆さまご多忙中とは存じますが、ご来駕、ご高覧いただき少しでも明るい気持ちになっていただければ幸いと存じあげます。
石川珂旦
■岩崎ミュージアム第454回企画展
松本千鶴雑草画集原画展2
並びに松本千鶴植物画教室生徒作品展
2021年5月12日(水)~23日(日) ※最終日 16:00終了
共催:スージ・アンティック&ギャラリー
私が植物画をはじめた頃から最も心ひかれて描き続けてきたのは身近な雑草達です。
昨年2月に、今までの集大成といえる『身近な植物との語らいー松本千鶴植物画集2―』を発刊しました。どこにでも生えていて人々にむしろ疎まれてきていた雑草達が、私には素晴らしく魅力的に思えます。その命の輝きとパワーと美しさを皆様に感じていただけたら幸いです。昨年は新型コロナウイルス流行により、外出もままなりませんでした。そんな中、じっくりお庭の雑草を観察したり、近くの散歩で見られる雑草に眼を向けたりされた方も多かったのではないでしょうか。世の中がこれからどのように変わっても、ごく身近にある素敵な雑草達との出会いを楽しむことを大切にしてほしいと願っています。
4年ぶりの教室生徒作品展も同時開催致します。
コロナでしばらくお休みをいただいていた私の植物画教室も、昨年9月より新仕様で再開致しました。植物と向き合い集中して描くことの楽しさは、コロナ前もコロナ後も全く変わりません。
これからも生徒さん達それぞれの持ち味を大切に楽しんで表現していってほしいと思っています。
※植物画(ボタニカルアート)とは植物学的に正しく、芸術的にも美しい絵画で「植物の肖像画」とも言われています。
※会場で画集を求めてくださった方には、画集の表紙と同じデザインのミニノートをプレゼントさせていただきます。
■2M会展
2021年5月26日(水)~30日(日) ※最終日15:30終了
おかげさまで2M会も21回目を迎えることができました。
コロナ禍の中我慢をして努力をして、それぞれ個性豊かな作品が揃いました。
どうぞ皆様お誘いのうえご高覧下さいますよう ご案内申し上げます。
■岩崎ミュージアム第455回企画展
伊東雅江展―suzie presents
2021年6月2日(水)~13日(日) ※最終日16:00終了
共催:スージ・アンティック&ギャラリー
9年ぶりの横浜岩崎ミュージアムでの作品展となります。
今回の展覧会では、SUZIE'S ANTIQUE & GALLERYプロデュースによるsuzie's catから、新作「海を飛ぶ猫」をはじめ、海の中の猫の連作などを展示。
suzie's catのポストカードやミニカードもございます。
また、オリジナルの作品としては、動物のお医者さんのシリーズの新作など、動物たちをモチーフにした作品も、新旧取り混ぜて賑やかに展示いたします。
ミュージアムの前の風景も変わり、時の経つのを感じます。ご高覧頂ければ幸いです。
<伊東雅江プロフィール>
1949年生まれ、東京都出身。
創形美術学校卒業後、1972年より鎌倉市在住。
猫・兎等の動物や、古い建物や鎌倉の風景、花や食器等の静物を中心に透明水彩やパステル、アクリルガッシュ等を使った作品を制作。
一枚一枚空気や空間を感じられる、絵それぞれの世界を描く。
鎌倉市、横浜市、東京都などで個展多数開催。
絵本や書籍、リーフレットでの挿画や、オリジナルカレンダーの制作のほか、鎌倉の景観や文化財を守るための活動にも協力しています。
<E-mail: masae.ito.herison@gmail.com >
■岩崎ミュージアム第456回企画展
「premodernism」
岡田聡平 黒沼大泰 洋画展
2021年6月16日(水)~7月4日(日) ※最終日16:00終了
長谷川等伯の襖絵やラファエロの聖母子像がそうであったように、近代以前、洋の東西を問わず絵画の多くは芸術家の「作品」ではなく、権力者への「献上品」でした。そこには近現代の作品ほど自由さや作家性は感じられないかもしれませんが、職人技の冴えや峻厳さがあるように思えます。
前近代の絵画の持つ厳格な美しさを現代日本の作家として表現した作品群を是非ご高覧ください。
岡田聡平「Chinese quince」P6(板・アクリル絵具・油絵具・テンペラ絵具)
岡田 聡平 Okada Sohei
1986 神奈川県鎌倉市生まれ
2016 武蔵野美術大学 油絵学科 卒業
2018 武蔵野美術大学大学院 修士課程 修了
2015 個展(国立アートスペース88)
2016 グループ展「Delight & Bright Vol.2」(銀座三越)
2017 個展(コートギャラリー国立)
財団法人守谷育英会修学奨励金 奨励賞
第38回三菱商事アート・ゲート・プログラム 入選(以後5回入選)
2018 神山財団芸術支援プログラム 第4回卒業成果展優秀賞
2019 個展(Le Petit Parisien)
2020 個展(コートギャラリー国立)
他多数
伝統的なデッサン技法を踏襲しつつ、金属色のアクリル絵具を下地に用いて独自の絵肌を追求しています。CGや印刷技術が発達した時代ですが、絵の具の物質的な魅力も感じて頂きたいと思います。
黒沼大泰「premodernism」S50 (板・アクリル絵具・箔)
黒沼 大泰 Kuronuma Hiroyasu
1993 神奈川県 横浜市 生まれ
2018 多摩美術大学油画専攻卒業
2016 グループ展(松屋銀座/東京)
2人展(藤崎百貨店/宮城)
2017 個展(伊勢丹浦和店/埼玉)
2人展(東急たまプラーザ店/神奈川)
2018 グループ展(阪神梅田本店/大阪)
2019 個展(伊勢丹新宿店/東京)
2人展(大丸京都店/京都)
2020 グループ展(伊勢丹新宿店/東京)
2021 2人展(大丸京都店/京都)
他多数
中世ヨーロッパで用いられた黄金背景技法を独自にアレンジした技法を用い、日本の伝統的な花鳥風月のモチーフを描いています。懐かしくも新しい作品群を是非ご高覧ください。
■スケッチ40%展 16th
-特別篇。あ、これも出そう!-
2021年7月7日(水)~7月18日(日) ※最終日15:30終了
「私の小さな世界」吉野浩美
新型コロナウィルス感染拡大によりスケッチ40%の交流も厳しい状況です。
こんな時期は「お散歩スケッチ」いかがでしょうか。運動をかねて、いつもの散歩コースで。
ふだん見慣れた風景も改めて見るとこんな景色がと気付かされるものです。立ち止まり、光や風を感じながら好きなスタイルでスケッチしましょう。案外肩の力の抜けたカッコイイ絵が描けるかもしれません。コロナ禍の憂うつも少しの間忘れられそうです。
16回展は横浜風景をはじめアートスクールや海外スケッチの力作も展示する予定です。どうぞお楽しみに。
内田 美智代
スケッチ40% プロフィール
2003年5月、文房堂(神田神保町)アートスクールの有志により「スケッチ40%」が誕生。会名の由来は、降水確率40%未満であればスケッチ会を開催するという趣旨からです。
岩崎ミュージアムでのグループ展は16回目を迎えます。月に1回の定例スケッチ会他、国内、海外のスケッチ旅行と様々な活動もしています。
■岩崎ミュージアム第457回企画展
MyteeSummit2021
Go to ART
みんなのパワーをつなげよう‼
2021年7月21日(水)~8月9日(月・振休) ※最終日16:00終了
コロナの影響で長期にわたり、様々なイベントがやむなく、中止、延期になっています。人と人とのつながりが稀薄になり、心までも閉ざされてきています。こどもたちのミラクルなパワーを育む「時間」や「場」が少なくなっています。
横浜、岩崎ミュージアムでは、今年の夏も、ネットを使って、みんなとつながるARTを開催します。世界のどこからでも、いっしょに制作しましょう!!
なんでもかまいません。紙と描く物(エンピツでもクレヨンでもマジックでも!)、絵具等を準備して下さい。
早くコロナに打ち勝ち、皆様と直接お会いしていっしょにARTを制作することを目標にします!!
Go To ARTーMytee Summit2021にぜひ!ご参加下さい!!
こどもも大人も家族で!(リモート)ワークショップ!!「みんなでつながる絵を描こう!!」
壁一面に、みんなでつながるタイルのような絵を作ります!
https://twitter.com/gagyoo40
https://www.instagram.com/gagyoo40/
Rocco's Official website
オンラインワークショップライブ配信は7月24日(土)、7月25日(日)に行われました。
その模様は岩崎博物館Youtubeチャンネルにてご覧ください。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました!
参加方法(※無料)
おうちで描いた絵、それを写した写真、データを岩崎ミュージアムに送ってください。事前にEメールでお申込みください。URLをお知らせ致します。
①紙に描いて送る方
A4サイズ(21.0cm×29.7cm)の紙を使って下さい。
※お送りいただいた作品は返却できません。
送付先 〒231-0862 横浜市中区山手町254 岩崎ミュージアム・マイティ係
②データで送る方
送付先 mytee@rocco-zoo.com
画像のサイズ(比率)A3横相当(29.7cm×42.0cm)推奨画素数300dpi 2970×4200(1400万画素以上)
展示期間 2021年7月27日(火)~8月9日(月・振休)
展示場所 岩崎ミュージアム・ギャラリー
公開 ネット上での公開予定
※都度の状況に応じて会場が公開される場合も考えています。
費用 無料 ※材料費・送付料金・通信料等はご負担ください。
みんなでつながるために
●紙に描いて参加する場合はA4サイズまたはその比率の用紙に絵を描いて下さい。
素材はあまり厚みのない紙ならなんでも大丈夫です。作品を写真で撮ってもご参加いただけます。
●ご家族で参加される場合は優先的にそのつながりで展示する予定です。
主催・問い合わせ・作品の応募先は 「マイティサミット実行委員会」まで
岩崎ミュージアム内 マイティ係
電話 045-623-2111(10時~17時・月曜休)
Mail museum@iwasaki.ac.jp
ロコサトシ(Rocco)
1970年代後半、桜木町東横線高架下で不思議なシルエットの壁画を描き始め、現在ではウォールペイントの創始者として周知されています。 ‘89年横浜博覧会で最大級のパビリオンをペイント。新本牧地区、みなとみらい21地区、横浜ポートサイド地区など、横浜のシティ・キャラクターを形成する重要な景観に作品を提供。’95年には市営バスのペイントが話題を呼びました。民間からも数多くの壁画などの依頼を受けています。’95年より彫刻の森美術館に作品を常設。渋谷同潤会アパートのイベント、表参道の大壁画を担当。一方、’90年よりカリフォルニア州・サンディエゴ市に拠点を構え、その活動に対し、同市長より謝意宣言書が発布されました。ボブ・マレー生誕50周年記念コンサートでは平和賞受賞。その年のアートオブザイヤー・ベスト10に選ばれました。そして、’99年に横浜市文化賞奨励賞芸術部門賞受賞。11年は横浜赤レンガ倉庫の100年前のカワラに絵を描くワークショップを月1で開催している。作家活動と並行してさまざまなワークショップを行っています。特に、街と学校と家庭とのつながりを深めるため、父兄、教職者、自治体などと話し合いを重ね、美術を通して子供たちの生活や学校の環境の改革に力を入れています。2018年には画業40周年を迎え、戸塚さくらプラザギャラリーでの大規模な個展を皮切りに横浜各地で展覧会・イベントを開催しました。また、80年代後半に活動していた横浜の姉妹都市サンディエゴで、20年ぶりに発見された当時の作品が縁で、現地からの招聘により展覧会・講演会・ワークショップを開催しました。
■岩崎ミュージアム第458回企画展
山口小夜子さんの散歩道
2021年8月13日(金)~9月5日(日) ※最終日16:00終了
世界を舞台に活躍した日本人モデル山口小夜子さん。その活動はモデルのみならず女優、パフォーマー、デザイナー等々多岐にわたります。
実は小夜子さんは横浜市中区生まれ。思い出の言葉の端々から、山手公園や外国人墓地、元町、横浜・山手をお散歩していた姿が思い起こされます。
没後14年、今なお信奉者を増やしている小夜子さんの魅力の一端を、思い出の地・山手にて偲ぶ展覧会です。
協力:株式会社 オフィスマイティー
■岩崎ミュージアム第459回企画展
横浜芝山漆器展
2021年9月8日(水)~9月20日(月・祝) ※最終日16:00終了
芝山牡丹之図 宮崎輝生 氏 作
2年に一度開催される横浜芝山漆器研究会の展示会です。今回は長方盆を課題として会員一同、精力的に製作しました。その他に額絵、インテリア小物等、数々の作品を展示販売いたします。
安永年間(1775年頃)上総の国(千葉県)、現在の成田空港近くの芝山村に住んでいた大野木仙蔵という人が芝山象嵌の創始者と言われています。その後、同氏は芝山仙蔵と改名し、江戸に出て芝山象嵌を広めました。江戸を中心に受け継がれてきたこの芝山象嵌は、1859年の横浜開港によって大きな転換期を迎えました。新しく開かれた港町を行き交う外国貿易商たちは、芝山象嵌の繊細美あふれる独自の技法を高く評価し自国に持ち帰りました。そして政府の殖産興業策と相まって海外から多くの注文が来るようになりました。そのため、多くの職人が横浜に移住するようになり、芝山象嵌生産が本格的に始まりました。特に1893年シカゴ万国博覧会に出品された「真珠貝花紋小箱」が入賞を果たすと、その技法は芝山象嵌に携わる職人たちに大きな影響を与え、次第に芝山象嵌から異なる道を歩み始め横浜独特の芝山象嵌が形成されるようになりました。しかし、明治、大正と隆盛を誇った芝山漆器も、関東大震災や横浜大空襲による町の崩壊、それに伴う職人たちの離散などの理由から、残念ながら現在ではこの伝統技法の継承者も少なくなってしまいました。今回の芝山漆器展におきましては、横浜開港と共に歩んできた芝山漆器のすばらしさを、改めてみなさまに広くご紹介できれば喜ばしく思います。
主催:横浜芝山研究会・岩崎ミュージアム
後援:横浜市経済局
■岩崎ミュージアム第460回企画展
吉田 直 展
2021年9月23日(木・祝)~10月10日(日)
・新型コロナウィルスの感染拡大する現況を鑑み、話し合いの結果、「− 今宵きりの光景 −」は2022年春に延期致します。
ご来場を予定してくださっていた皆様には、誠に申し訳ございませんが、何卒ご容赦いただけますようお願い申し上げます。
今回は、<白に黒と赤><甘い調べ><まどろみの中で>3体と作家によるビデオ解説を展示しております。
吉田直、自作を語る(1)
■岩崎ミュージアム第461回企画展
なべやかん・チングルベルのハロウィン大作戦~ぼくらを夢中にさせたモノ~
グッズ・レコード・ファッション・オカルト
2021年10月14日(木)~10月31日(日) ※最終日16:00終了
※【期間中特別入館料】一般500円 小人(中学生以下)200円。PG12。
前回の4人のコレクション展「春休み大作戦」は残念ながら会期途中に中止となってしまいました。今回は対策を強化し、よりいっそう展示品を偏らせ、ハロウィンにふさわしいよう、ちょっと怖いからもっと怖いまで、昭和平成のグッズを中心に展示します。ぜひ、見に来てください!
なべやかん (特撮グッズ)
お笑い芸人にして世界に名高い特撮グッズコレクター。毎月恒例のお笑いライブ「嗚呼お笑い東洋・太平洋 秘宝館タイトルマッチ」は必見!
https://www.instagram.com/yakan_nabe/?hl=ja
チングルベル後藤 (ファッション) 今年で 21周年を迎えた横浜石川町 古着屋 チングルベル。昭和レトロ、アメリカ古着 ヨーロッパ古着をセレクトして、店主自ら買い付けている「キラキラと、ときめく」アイテムを展示します!! マリンFMのパーソナリティーを務めています。
革パン刑事(レコード、書籍、ポスター等) 職業 特殊DJ、昭和な映像収集家、フリー(ライ)ター。 実家いわき市の良好な電波環境に育まれ、キー局、地方局を問わず多地域の電波という電波を受信する。上京後、映画&音楽関係者と知り合う中、DJしたりトークショーに出たりと自称''最も恵まれた位置にいるミーハー”。レコード、書籍、ビデオテープ、CD、LD、DVD等々の大量のコレクションに囲まれ、またそのせいで選曲に絞れない和モノDJとしてものらりくらりな活動をしている。
エモリハルヒコ(宇宙人イラスト)
イラストレーター、自作の絵と話で構成した紙芝居を用いてのパフォーマンス、宇宙人のキャラクター制作、YouTubeチャンネル「レッツ剣道」さんに出演等、偏った感覚で活動中。
■岩崎ミュージアム第462回企画展
一般社団法人 太平洋美術会版画部「版画展」
版式の多彩さで新しい潮流を目指しています。
2021年11月3日(水・祝)〜11月14日(日) ※最終日16:00終了(入館15:00迄)
毎年この季節にこの会場で、ずっと岩崎ミュージアム企画展として、私たちの作品を披露する機会を戴いてきました。太平洋展に版画を出品したすべての出品者を対象にした「版画部展」と、有志による「Van展」を交互に開催してきました。今年は「版画部展」の年にあたります。我が版画部は太平洋美術会の絵画部から独立して、来年で50年になります。つまり今回の「版画部展」は、まさに50年記念の先駆けの展覧会というわけです。
諮らずも2年続きで国立新美術館での太平洋展が開催できず(今年は非公開で展示し巡回展も開催しましたが)版画部としては今年初の公開展です。それだけに武者震いのする昨今です。
昨今は木版、銅版などの伝統的な版画手法に加え、ジクレー(デジタルプリント)も増えています。この版画展では、版式の多彩さもご覧戴けます。まさに版画の新しい潮流です。
一般社団法人 太平洋美術会版画部一同
「いきる」佐野晋一(ジクレー)
■岩崎ミュージアム第463回企画展
齋藤眞紀展 −雨の晴れ間に−
2021年11月17日(水)〜11月28日(日)※最終日16:00終了
この夏の、梅雨前線が日本列島に居座り一週間ほど雨に降り込められた旧盆の頃、ポルトガル語のオンライン授業で、生徒たちは一様に覇気がなく押し黙りがちになり、マカオからの教師は匙を投げた様に肩をすくめた。ボソッと「Recentemente tenho ficado deprimido devido à chuva, talvez. 雨が続いて…、気分が落ち込んでいる…」と訴えるも、ポルトガルだって今時分雨ばかりよとにべもない。
サマセット・モースの『雨』という小説をご存知だろうか?だらだらと降り続く雨は人を狂わす。コロナも同様だ。
我々には、束の間でも良い、「雨の晴れ間」が必要だ。
<齋藤 眞紀 プロフィール>
1964年 川崎市に生まれる。
1990年 和光大学を卒業。
1989年ごろから創作活動を始める。
目下、Yamate254にて山手スケッチ月記を連載中。制作は平面、立体、具象、抽象を問わず幅が広い…その為、「専門は?」と問われるのが一番の弱み。
【秋のワークショップ2021】
“コラグラフ”(紙版画)~手軽にできる本格派!~
版画を作ろうなんて、敷居が高そうな気がしますが、“コラグラフ”なら、お家にあるもので出来ちゃいます。使うものは、厚紙、紙、のり、ハサミ、黒の絵具にバレン…えっ、自分の家には何もないっですって⁈そういう場合は近くの100円ショップに走りましょう!結構なんとかなるものですよ。
版画を刷るバレンだって瓶の蓋かなんかで代用しちゃいます。
※注・岩﨑ミュージアムのワークショップでは本格的な道具を使いますけどね!
■日時:2021年11月21日(日)13時〜15時
■対象:子ども(5才くらい)〜大人まで(小さなお子さまは保護者同伴で)
■定員:10名様・要予約
■参加費:¥1,000(税込み・材料費込み)
■ご予約・お問い合わせ:岩崎博物館「版画」係/TEL.045-623-2111
■第41回 アトンメントセンター こどもたちのてんらんかい
2021年12月1日(水)〜12月5日(日)
山手通りに、クリスマスの訪れを感じる12月に、今年も41回目のさくひんてんを開催できることを、とてもうれしく思います。コロナが収まらず、多くの制約を受けながらも、今年は4名の男子が油絵デビューし、6年生はスケールの大きな油絵にチャレンジしました。
低学年組も、いろいろな作品造りをすることができました。暑い中、マスクをはずす事なく、制作にはげんで来た生徒達にエールを送って頂けたらと思います。
会場でのワークショップもお楽しみに。すてきな作品を創って下さい。
■岩崎ミュージアム第464回企画展
<生誕90周年>柳原良平・絵本原画展
【1期】2021年11月23日(火・祝)〜12月2日(木)
【2期】2021年12月8日(水)〜12月12日(日)
※一部配布物に月曜無休とありましたが、月曜休の誤りです。
柳原良平さんは船を描く画家として有名ですが、グラフィックデザイナー、イラストレーター、装丁家、絵本作家、アニメーター、文筆家などどれもが一流で、多彩な才能を展開して来ました。
特に国民的キャラクター「アンクルトリス」の生みの親でもあります。
2021年は生誕90年になります。そこで半世紀に亘って活躍された柳原良平さんの仕事の中から油彩画、切り絵、水彩画と絵本の原画を岩崎ミュージアムと画廊AKIRA-ISAOの2会場で展示いたします。特に岩崎ミュージアムに展示される絵本の原画(切り絵)は貴重な作品ばかりです。この機会にお楽しみください。
柳原良平・略歴
1931年生まれる。1954年京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)卒業後、
寿屋(現・サントリー)に入社。キャラクター「アンクルトリス」を生み出し広告、出版の世界で活躍。電通賞、毎日産業デザイン賞など受賞多数。船好きとしても大変に有名で内外の船や港をテーマにした展覧会も多数開催。2015年8月17日84歳で逝去。
2018年3月27日横浜市の「横浜みなと博物館」の中に「柳原良平アートミュージアム」が開館されました。
■同時開催
「柳原良平の仕事展」
2021年11月30日(火)〜12月12日(日) 11時〜18時 ※会期中無休
会場:画廊AKIRA-ISAO http://www.art-copylight.jp/gallery.html
交通アクセス:みなとみらい線「日本大通り駅」<③情文センター口>より徒歩7分
■貸スペースによるイベント※お問合せ先は各主催団体になります。 |